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Channel: まちかど逍遥
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下市のまちなみ

続き。 素敵な面格子を見た後下市へ移動。ここもいい建物があると前々から勧められていた。 下市口はうろついたことがあるけど、川を渡った下市のまちは歩いたことがなかった。 山間の田舎町とあなどるなかれ。吉野川の支流、秋野川沿いの川港下市は、古代から人々が住み、格の高い神社が鎮座。 吉野の豊かな森林資源の集散地として長きにわたり栄えてきた、吉野地方の政治・経済・文化の中心地である。...

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つるべすし弥助

下市の続き。 下市で一番惹かれたのはこの建物。つるべすし弥助。SNSでもちょうど同じ頃に見かけていた。 うわぁ~すごい!外観だけでもこのインパクト! なんと言ってもこの赤い壁!角地に建っているので視界に入る赤の面積が大きい!華やかでまるで花街建築のよう。 窓の桟も凝っている。 後ろの山の斜面にも別棟が建っていた。...

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下市の青石

下市の続き。 つるべすし弥助では予約がないため食べることができなかったので、寺坂という食堂でランチ。 こちらも文久3年(1863)創業という、150年以上もの歴史を誇る老舗なのだ。あまごのあぶり寿司が 香ばしくておいしい!!しかも、うどんなどはまるでタイムスリップしたようなお値段で(笑)充実のランチだった。 その向かいにあるこのお寺、石垣がすごい!全部青石だ。...

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旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)

北九州にある旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)の春の特別公開に合わせて北九州へ行ってきた。 ここは前々から見たいと思っていたのだが、ブライダル会場などに使われているため普段は見られず(食事をすれば見られる ようだが、高い・・・)、たとえ現地へ乗り込んで頼んでも、「春と秋の特別公開の日に申し込んで来て下さい」 と丁重に断られる。実際2回ほど様子を見に行ったことがあるがダメだった(苦笑)。...

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旧松本家住宅(西日本工業倶楽部) 2

GWの旧松本家住宅の続き。 貴賓室から食堂を見やると、正面の壁に施された円弧と直線からなるこんな装飾が、強烈なインパクトで 目に飛び込んでくる。すごい!作り付けの棚を含めた壁一面のコンポジション。 どこからともなく音楽が流れてきそうな、デザインだな! 棚の両脇の柱は天井まで達せず途中で終わっている。...

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旧松本家住宅(西日本工業倶楽部) 3

GWの旧松本家住宅の続き。 大階段を上って2階へやってきた。 建物の北東角に張り出した夫婦寝室。この部屋には昭和天皇皇后両陛下が泊まられたことがあるという。 装飾は比較的落ち着いたもので、部屋の個性は暖炉と天井のデザインがメイン。 マントルピースの華麗な浮き彫り。 部屋の隅に置かれた扇形のコーナーシェルフ。素敵だなぁ~ 窓からは日本館が目の前に見えた。 こちらは夫婦寝室の控え室だが十分広い。...

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旧松本家住宅(西日本工業倶楽部) 4

GWの旧松本家住宅の続き。 洋館の2階には和室があった。 ここは立入禁止だったためあまりよく見れていないが、3室あり、夫人の居室として使われていたらしい。 南向きのいちばん広い和室の折上げ格天井が衝立の向こうにちらっと見えた。窓辺は広縁になっているようだ。 裏階段を下りて再び1階へ。 コンサートが終わっていたのでホールの写真を撮り、そして、、、おや、階段の下にドアが。...

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旧松本家住宅(西日本工業倶楽部) 5

GWの旧松本家住宅の続き。 日本館も見ることができた。ここは中央書院。 茶室との間の透かし彫りの欄間は、もみじに月かな。 書院の欄間がこんな雪の結晶のデザインでとってもかわいい!! あと二間続きの座敷の間の欄間は桜のデザインで(撮り忘れ・・)、「雪月花」の取り合わせとなっている。 モダンな雰囲気のお庭。この頃の流行りのデザインだったようだ。 茶室の水屋。...

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ニッスイ戸畑ビルの屋上へ上がる

GWの北九州の続き。 旧松本邸住宅から歩いて戸畑駅へ戻る途中にお風呂屋をチェック。ファサード一面素敵な小口タイル貼りの昭和湯。 今日はここに決まり! 青い面格子もいいね! しかしまだ日暮れまで時間があるな。戸畑渡船に乗りに行くか。 アンダーパスでJRの線路をくぐり、道端のタイルなどを見ながら渡船乗り場の方へ歩いて行く。...

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上野海運ビル

GWの北九州の続き。 若戸渡船の船着場のすぐ目の前にあり船上からもよく見える上野海運ビルは無骨な風貌で、初めて見たときから 強烈な印象を受けた。もと三菱合資会社若松支店として1913(大正2)年に建てられたもの。 レンガ積みのようだが赤くなくちょっと茶色がかったグレーのレンガでできており、10年前に来たときは...

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若松をちょろっとうろつく。

GWの北九州の続き。 もう夕方だし雨も結構降っているが、せっかくなのでちょっとひと回りして港近くの近代建築を巡回しよう。 こちらは1919(大正8)年築の古河鉱業若松ビル。時間が遅いので閉まっており外観を眺めるのみ。 1905(明治38)年築の石炭会館。若松石炭商同業組合の事務所として建てられた、若松区では最古の洋風建築。...

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旧蔵内邸

GWの北九州の続き。 小倉に泊まった翌日も雨だったが、車を走らせてやって来たのは、旧蔵内邸。 ここは前々からタイル友の会のメンバーより強力おすすめされていた物件である。 田んぼの真ん中にそそり立つ鳥居。これをくぐって100mぐらいまっすぐ進んだところに蔵内邸の門はある。 筑豊地方の炭鉱経営で繁栄した蔵内一族の本邸で、邸宅、庭園のほか、今くぐってきた鳥居及び参道、神社、...

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旧蔵内邸 2

GWの蔵内邸の続き。 中庭を見ながら船底天井の廊下を奥へ進もう。 銘木をふんだんに使い一流の大工棟梁、職人が作った建物はすみずみまでこだわりが感じられる。 廊下の脇にある飾り棚でさえも、見るからに高価そうな木目の美しい分厚い無垢の天板が使われている。 廊下の床板は均一な柾目の板が使われており、継ぎ目は目を凝らして探さなければ分からないほど精巧な技術。 こちらはあえてV字型に継いである。...

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旧蔵内邸 3

GWの蔵内邸の続き。 こちらは1917(大正6)年に増築された、座敷。 書院の障子を開けると廊下のガラス越しに中庭が見える。 こちらの中庭では長方形や円形に切り出した花崗岩の飛び石を幾何学的に配置してあり、とてもモダンなデザイン。 これも流行りだったのだろう。 二間の間の欄間は松竹梅の透かし彫りで、力強くかつ精緻。 梅の木の枝など、レースのようだな! 美しい木目の床柱。...

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旧蔵内邸 4

GWの旧蔵内邸の続き。 こちらは1916(大正5)年頃に増築されたという居間。ちょうど五月の節句の飾りが部屋いっぱいに広げられていた。 ちょっと暗くて見にくいが、欄間には鳳凰の透かし彫りがはめ込まれている。居間というと生活空間であり もてなしの場とは一転して地味なことが多いが、鳳凰とは、華やかだな! 廊下に面して丸窓も。 そして廊下ごしにお庭も見える!...

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旧蔵内邸 5

GWの蔵内邸の続き。 大広間の奥のトイレを見に行く。いちばん手前にあるのがこの独立した手洗い場。 うわぉ~!シンクが2つある大理石製の洗面台。上は傾斜した網代天井。 後ろには蛇紋岩の天板の化粧台。床にはさっきも見かけたマーブル柄のタイルが貼られている。 この洗面台はもちろん特注なのだろうな。前には大柄の大理石を使った段違いの棚、コーナーにも扇形の棚が。...

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下城井村役場の玄関遺構

GWの蔵内邸からの続き。 旧蔵内邸に向けて車で道を走っていたとき、目の端にいきなり気になるものが映ったので急遽ストップして引き返した。 うわっ、これか!?四本の門柱から少し入ったところに、洗い出し仕上げのゲート状構造物があった。 木製の切り文字で右から左へ「下城井村役場」と書かれている。ははぁ、村役場の建物の遺構か。。。...

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旧伊藤伝右衛門邸

GWの北九州の続き。 旧蔵内邸から移動して旧伊藤伝右衛門邸に着いたらもう4時15分だった。何とか滑り込みで入場したものの 閉館まで45分・・・全部見れるかなぁ(汗)。 この建物は筑豊の炭鉱王として名を馳せた伊藤伝右衛門の本邸として建てられたもので、 長崎街道に面したこの荘厳な長屋門は、福岡市天神にあった別邸「銅御殿」の焼け残りを移築したものとか。...

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旧伊藤伝右衛門邸 2

GWの旧伊藤邸の続き。 角部屋の食堂の大きなガラス窓に切り取られた緑がまぶしい。 洋室だが、造りつけのカウンターがどことなく座敷の床脇を思わせ、庭に面した掃きだし窓の上の欄間が和風な雰囲気を 醸している。実は建築当初は和室だったのを改修したと考えられているという。やっぱりそうか! 松をモチーフにした2灯の和風シャンデリアもハマっているな。...

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旧伊藤伝右衛門邸 3

GWの旧伊藤邸の続き。 お庭が2方に望める北棟1階の奥座敷。 今が盛りのツツジがきれい!! 次の間は外に面した窓がないが、暗さを吹き飛ばすかのような派手な柄の唐紙がぐるりと襖に貼られている。 置かれている衣桁は黒漆塗りで家紋入り。2種類の家紋が描かれているが、説明書きによると、丸に三枡(男性)と...

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