北九州にある旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)の春の特別公開に合わせて北九州へ行ってきた。
ここは前々から見たいと思っていたのだが、ブライダル会場などに使われているため普段は見られず(食事をすれば見られる
ようだが、高い・・・)、たとえ現地へ乗り込んで頼んでも、「春と秋の特別公開の日に申し込んで来て下さい」
と丁重に断られる。実際2回ほど様子を見に行ったことがあるがダメだった(苦笑)。
それで今年は申込み期限を逃さず往復はがきを送ったのだった。
公開日は春と秋と各1日ずつで、今回はGW前半の4/29。実は5/1からベトナム行きの予定も入れていたので、
連続なのだが・・・(笑)。GW中でも値段の変わらないバリ得ひかりでビュンと行って1泊して来よう。
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あいにくの雨の中、やって来た旧松本邸住宅。おぉ~~!!いつもは中と外の格差をひしひしと感じさせる大きな門が、
今日は下々の者にもWELCOMEと開け放たれている。ようやく来たぞ~~
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これを建てた松本健次郎は、明治期に炭鉱業で成功し、紡績、電機、製鋼、窯業等の事業も興した。技術者の養成のために
父と共に私財を投じてのちの九州工業大学となる明治専門学校を創立、日本の近代化に大きく貢献した人である。
この建物は自宅と学校の迎賓館を兼ねて建てられたもので、洋館と和館が渡り廊下で結ばれている。洋館の設計は辰野金吾。
1912(明治45)年に完成、本格的なアールヌーボーで統一された建築は日本では他に例がないといい、
国重要文化財になっている。
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雨でも次々と見学者がやって来る。傘をさしながらの撮影は大変だし他の人が写りこむと傘が目立ってしまう。
さっさと中へ入ろう。。。
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おぉ・・・玄関からして豪華!ふんだんに使われた木材は端々までデザインが施され丁寧に仕上げられている。
今日明日とも本降りの雨予報で下がり気味だったテンションは急上昇!!
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そして数歩進むと、、、うわぁ!広いホールの奥の方にある三連扁平アーチ型の梁(?)がすごいインパクトで
目に飛び込んでくる!階段室とを仕切るためのものだ。ホールには椅子がたくさん並べられ、間もなく始まる
コンサートを聴こうとたくさんのお客が集まっていた。(写真はコンサート終了後に撮ったもの)
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そしてまたすごいのが、円形に切り抜かれた大理石製の重厚な暖炉!!大理石製の暖炉は数あれど、こんなの見たことない。
使われている大理石のクドさと言ったら(爆)。さらに銅製のフードがぎょろりとした目玉のように見えて・・・
これがゴージャスの極みということなのだろうか(笑)。
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椅子が並べられていたので正面から暖炉の全景を撮れなかった。。
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床の寄せ木も鋭角パーツがいくつも組み合わさった非常に手の込んだもの。ひゃ~~すごい。
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根太天井を思わせるホールの天井。
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その奥にある貴賓室の壁には木材による縦横の細いラインがぐるりと回っているのだが、柱でも長押でもない
純粋な装飾である。縦ラインは吹き寄せになっていて、軽やかでまるで部屋全体にリボンをかけたよう。
こんなの初めて見た!
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円弧状に張り出した壁に縦長窓が3つ。優雅・・・
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変形格子パターンの天井は、格間の張り板の方向にも変化をつけてあった。一室一室違ったデザインである。
照明にしても窓枠にしても、現代のように既成のパーツなどないから一から設計しただろう。あぁすごい。。。
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まだまだ見ていこう。
続く。
ここは前々から見たいと思っていたのだが、ブライダル会場などに使われているため普段は見られず(食事をすれば見られる
ようだが、高い・・・)、たとえ現地へ乗り込んで頼んでも、「春と秋の特別公開の日に申し込んで来て下さい」
と丁重に断られる。実際2回ほど様子を見に行ったことがあるがダメだった(苦笑)。
それで今年は申込み期限を逃さず往復はがきを送ったのだった。
公開日は春と秋と各1日ずつで、今回はGW前半の4/29。実は5/1からベトナム行きの予定も入れていたので、
連続なのだが・・・(笑)。GW中でも値段の変わらないバリ得ひかりでビュンと行って1泊して来よう。
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あいにくの雨の中、やって来た旧松本邸住宅。おぉ~~!!いつもは中と外の格差をひしひしと感じさせる大きな門が、
今日は下々の者にもWELCOMEと開け放たれている。ようやく来たぞ~~
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これを建てた松本健次郎は、明治期に炭鉱業で成功し、紡績、電機、製鋼、窯業等の事業も興した。技術者の養成のために
父と共に私財を投じてのちの九州工業大学となる明治専門学校を創立、日本の近代化に大きく貢献した人である。
この建物は自宅と学校の迎賓館を兼ねて建てられたもので、洋館と和館が渡り廊下で結ばれている。洋館の設計は辰野金吾。
1912(明治45)年に完成、本格的なアールヌーボーで統一された建築は日本では他に例がないといい、
国重要文化財になっている。
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雨でも次々と見学者がやって来る。傘をさしながらの撮影は大変だし他の人が写りこむと傘が目立ってしまう。
さっさと中へ入ろう。。。
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おぉ・・・玄関からして豪華!ふんだんに使われた木材は端々までデザインが施され丁寧に仕上げられている。
今日明日とも本降りの雨予報で下がり気味だったテンションは急上昇!!
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そして数歩進むと、、、うわぁ!広いホールの奥の方にある三連扁平アーチ型の梁(?)がすごいインパクトで
目に飛び込んでくる!階段室とを仕切るためのものだ。ホールには椅子がたくさん並べられ、間もなく始まる
コンサートを聴こうとたくさんのお客が集まっていた。(写真はコンサート終了後に撮ったもの)
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そしてまたすごいのが、円形に切り抜かれた大理石製の重厚な暖炉!!大理石製の暖炉は数あれど、こんなの見たことない。
使われている大理石のクドさと言ったら(爆)。さらに銅製のフードがぎょろりとした目玉のように見えて・・・
これがゴージャスの極みということなのだろうか(笑)。
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椅子が並べられていたので正面から暖炉の全景を撮れなかった。。
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床の寄せ木も鋭角パーツがいくつも組み合わさった非常に手の込んだもの。ひゃ~~すごい。
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根太天井を思わせるホールの天井。
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その奥にある貴賓室の壁には木材による縦横の細いラインがぐるりと回っているのだが、柱でも長押でもない
純粋な装飾である。縦ラインは吹き寄せになっていて、軽やかでまるで部屋全体にリボンをかけたよう。
こんなの初めて見た!
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円弧状に張り出した壁に縦長窓が3つ。優雅・・・
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変形格子パターンの天井は、格間の張り板の方向にも変化をつけてあった。一室一室違ったデザインである。
照明にしても窓枠にしても、現代のように既成のパーツなどないから一から設計しただろう。あぁすごい。。。
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まだまだ見ていこう。
続く。