下市の続き。
つるべすし弥助では予約がないため食べることができなかったので、寺坂という食堂でランチ。
こちらも文久3年(1863)創業という、150年以上もの歴史を誇る老舗なのだ。あまごのあぶり寿司が
香ばしくておいしい!!しかも、うどんなどはまるでタイムスリップしたようなお値段で(笑)充実のランチだった。
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その向かいにあるこのお寺、石垣がすごい!全部青石だ。
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まるでお城の石垣のように大きく反っている。見事だなぁ~
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群馬県あたりから長野県を通り大分の佐賀関まで、中央構造線に沿ってズバッと貫いている「三波川変成帯」。
それに沿った地方では、秩父青石、紀州青石、阿波青石、伊予青石、と呼ばれる、緑色片岩などの青い石が採れる。
私はこの青い石が好きで、青石パラダイス、愛媛県の佐田岬半島へ伊予青石の石垣めぐりに2回行っている。
→1回目、2回目
和歌山市内の住宅でも石垣などに紀州青石がたくさんみられるが、吉野にも青石があったとは、うかつにも
今まで気づかなかった。。。
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かわいい笹の葉型のタイル貼り円柱。
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川へ下りる小路と、そこに面して玄関のある古い邸宅。川湊の情景を彷彿とさせるなぁ。
川辺で見られるのは、さっきの神社の青石垣とは全然違う、ちまちました川石が谷積みされた石垣である。
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石垣の石にこんなピンクの石が混じっていることがある。これは紅簾石石英片岩という石だろう。このような赤い石は
三波川変成帯で青石と隣接した層に生成されることが多いらしく、佐田岬半島では赤い石垣も見たし
赤い石の露頭も見た。
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バス通りに面していながらまるで農家のような佇まいの家。しかし表にはテントがつけられていて、そこには何と
毛糸店と電器店の文字が並んでいた。まずここがお店だということに驚き、しかも毛糸と電器とは!?(笑)
もちろん今はもうやっている気配はなかった。
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そしてその石段が、またこんな立派な一枚ものの青石なのだ。紫色が表面に乗っているようなのは、ちょうど青石と
赤石の層が接していたところを引き剥がしたのだろうか。
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こちらの町家は側面の壁がこんなうろこ状の銅板貼りに。
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表側ならともかく、細い路地に面した壁にこんな手の込んだ意匠を施すとは。
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こんな洋館付き邸宅もあった。
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遠くに見えた縦長窓のある民家。窓は上下窓ではなく引き違いだが、やはり洋風を意識したんだろうなと感じる。
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この決して広くもない田舎の集落に見どころがぎっしり詰まっているのは、やはりそれだけまちが栄え、
豊かな暮らしが営まれてきたからだろう。
さて下市歩きもそろそろ切り上げ、車で帰りがけに近くでもう1ヶ所、兄おすすめスポットへ向かおう。
車を停め集落内を歩いて行くと、生垣の中に見えてきた1軒の家。。。
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うわぁ!何これ!!洗い出し仕上げの洋館風玄関ファサード。
半円形(半楕円形?)に張り出した玄関ひさしと、円柱がくっついたみたいな壁が面白いなぁ~~
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横手から覗き込んで見ると、後ろは普通の和風建築で、洋風の部分は皮一枚の看板建築だった。いったいどういう
お家だったのだろう。医院建築にも見えないこともないが。。。
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しかしこんなところよく見つけたな!
これにて終了。楽しい一日だった~~
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終わり。
つるべすし弥助では予約がないため食べることができなかったので、寺坂という食堂でランチ。
こちらも文久3年(1863)創業という、150年以上もの歴史を誇る老舗なのだ。あまごのあぶり寿司が
香ばしくておいしい!!しかも、うどんなどはまるでタイムスリップしたようなお値段で(笑)充実のランチだった。

その向かいにあるこのお寺、石垣がすごい!全部青石だ。

まるでお城の石垣のように大きく反っている。見事だなぁ~

群馬県あたりから長野県を通り大分の佐賀関まで、中央構造線に沿ってズバッと貫いている「三波川変成帯」。
それに沿った地方では、秩父青石、紀州青石、阿波青石、伊予青石、と呼ばれる、緑色片岩などの青い石が採れる。
私はこの青い石が好きで、青石パラダイス、愛媛県の佐田岬半島へ伊予青石の石垣めぐりに2回行っている。
→1回目、2回目
和歌山市内の住宅でも石垣などに紀州青石がたくさんみられるが、吉野にも青石があったとは、うかつにも
今まで気づかなかった。。。

かわいい笹の葉型のタイル貼り円柱。

川へ下りる小路と、そこに面して玄関のある古い邸宅。川湊の情景を彷彿とさせるなぁ。
川辺で見られるのは、さっきの神社の青石垣とは全然違う、ちまちました川石が谷積みされた石垣である。

石垣の石にこんなピンクの石が混じっていることがある。これは紅簾石石英片岩という石だろう。このような赤い石は
三波川変成帯で青石と隣接した層に生成されることが多いらしく、佐田岬半島では赤い石垣も見たし
赤い石の露頭も見た。

バス通りに面していながらまるで農家のような佇まいの家。しかし表にはテントがつけられていて、そこには何と
毛糸店と電器店の文字が並んでいた。まずここがお店だということに驚き、しかも毛糸と電器とは!?(笑)
もちろん今はもうやっている気配はなかった。

そしてその石段が、またこんな立派な一枚ものの青石なのだ。紫色が表面に乗っているようなのは、ちょうど青石と
赤石の層が接していたところを引き剥がしたのだろうか。

こちらの町家は側面の壁がこんなうろこ状の銅板貼りに。

表側ならともかく、細い路地に面した壁にこんな手の込んだ意匠を施すとは。

こんな洋館付き邸宅もあった。


遠くに見えた縦長窓のある民家。窓は上下窓ではなく引き違いだが、やはり洋風を意識したんだろうなと感じる。

この決して広くもない田舎の集落に見どころがぎっしり詰まっているのは、やはりそれだけまちが栄え、
豊かな暮らしが営まれてきたからだろう。
さて下市歩きもそろそろ切り上げ、車で帰りがけに近くでもう1ヶ所、兄おすすめスポットへ向かおう。
車を停め集落内を歩いて行くと、生垣の中に見えてきた1軒の家。。。

うわぁ!何これ!!洗い出し仕上げの洋館風玄関ファサード。
半円形(半楕円形?)に張り出した玄関ひさしと、円柱がくっついたみたいな壁が面白いなぁ~~

横手から覗き込んで見ると、後ろは普通の和風建築で、洋風の部分は皮一枚の看板建築だった。いったいどういう
お家だったのだろう。医院建築にも見えないこともないが。。。

しかしこんなところよく見つけたな!
これにて終了。楽しい一日だった~~

終わり。