GWの北九州の続き。
旧蔵内邸から移動して旧伊藤伝右衛門邸に着いたらもう4時15分だった。何とか滑り込みで入場したものの
閉館まで45分・・・全部見れるかなぁ(汗)。
この建物は筑豊の炭鉱王として名を馳せた伊藤伝右衛門の本邸として建てられたもので、
長崎街道に面したこの荘厳な長屋門は、福岡市天神にあった別邸「銅御殿」の焼け残りを移築したものとか。
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大広間や食堂などが1906(明治39)年に完成。柳原白蓮との結婚にあたって1913(大正2)年に
増改築されている。
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入母屋造の玄関の左右の部屋は欄干付の和風な窓であるが、欄間にステンドグラスが見える。おお~~っ!
シンプルな幾何学模様ながら美しいカットガラスが使われている。
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外から内部はよく見えない。。。さ、入ろう!
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にらみをきかす虎の絵の金屏風が飾られた表玄関。
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玄関のすぐ左手に応接室がある。しかし中へは立ち入れないのか(涙)
入口から身を乗り出して覗き込む。。。
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うわぁ、、、英国製のステンドグラス、暖炉、壁の羽目板、シャンデリア・・・そしてソファセット。
外観からは想像もつかなかった純洋風空間が広がっている!!
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外から見たあの窓がこんなソファ付の出窓だったなんて!
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暖炉の左右にはこちらも英国製と見られるマジョリカタイルが貼られていた。もっと近くで見たいのに~~~
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そして廊下を右の方へ進むと書斎が。ここも洋室で、窓の欄間にステンドグラス。シャンデリアも素敵!
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天井は中央部だけ格天井になっていて、中央には菊花型の装飾が。
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もやもやとした変わった質感の壁は、説明書きによると、絹の帯を解いた繊維を塗りこめたものだとか・・・
面白いことをするなぁ!
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奥のドアには杉戸絵のように日本画の草花が描かれている。福岡県出身の日本画家、阿部春峰の作品。
部屋の中央に立てて展示されているのは廊下との境の引き戸である。
金色の背景に浮かび上がる写実的な草花が、フローリング洋室に和の艶を添えている。
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部屋の右手の壁には造りつけの書棚が。あぁここは書斎だったな。。。
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中庭を望む居間。
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子供部屋も洋室。ヘリンボーン柄のフローリングに格天井で、学校の教室みたいな雰囲気(笑)。
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渡り廊下に中の間と角の間の二つの部屋が並ぶ。
角の間は炉が切られた茶室で、網代天井や皮付き丸太の床柱など数寄屋風。
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しかし炉の枠が漆塗りで金泥で桐や菊花の家紋のような模様が描かれているのにはちょっとびっくり・・・
ちなみに伊藤家の家紋はひし形を3つ組み合わせた立方体のような「丸に三枡」紋である。
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この奥が洗面所。
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マントルピースのような鏡が唐突に現れた!説明板には英国ビクトリア様式だと書かれていた。
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お風呂の床にタイルが!無釉のモザイクタイルで描かれた法相華。ちなみに檜風呂は推定復元だとか。
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控えめだけど美しい。
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天井は通気を確保するため、杉の薄板を籠目に編んである。いいなぁ!
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続く。
旧蔵内邸から移動して旧伊藤伝右衛門邸に着いたらもう4時15分だった。何とか滑り込みで入場したものの
閉館まで45分・・・全部見れるかなぁ(汗)。
この建物は筑豊の炭鉱王として名を馳せた伊藤伝右衛門の本邸として建てられたもので、
長崎街道に面したこの荘厳な長屋門は、福岡市天神にあった別邸「銅御殿」の焼け残りを移築したものとか。

大広間や食堂などが1906(明治39)年に完成。柳原白蓮との結婚にあたって1913(大正2)年に
増改築されている。

入母屋造の玄関の左右の部屋は欄干付の和風な窓であるが、欄間にステンドグラスが見える。おお~~っ!
シンプルな幾何学模様ながら美しいカットガラスが使われている。

外から内部はよく見えない。。。さ、入ろう!

にらみをきかす虎の絵の金屏風が飾られた表玄関。

玄関のすぐ左手に応接室がある。しかし中へは立ち入れないのか(涙)
入口から身を乗り出して覗き込む。。。

うわぁ、、、英国製のステンドグラス、暖炉、壁の羽目板、シャンデリア・・・そしてソファセット。
外観からは想像もつかなかった純洋風空間が広がっている!!

外から見たあの窓がこんなソファ付の出窓だったなんて!

暖炉の左右にはこちらも英国製と見られるマジョリカタイルが貼られていた。もっと近くで見たいのに~~~

そして廊下を右の方へ進むと書斎が。ここも洋室で、窓の欄間にステンドグラス。シャンデリアも素敵!

天井は中央部だけ格天井になっていて、中央には菊花型の装飾が。

もやもやとした変わった質感の壁は、説明書きによると、絹の帯を解いた繊維を塗りこめたものだとか・・・
面白いことをするなぁ!

奥のドアには杉戸絵のように日本画の草花が描かれている。福岡県出身の日本画家、阿部春峰の作品。
部屋の中央に立てて展示されているのは廊下との境の引き戸である。
金色の背景に浮かび上がる写実的な草花が、フローリング洋室に和の艶を添えている。

部屋の右手の壁には造りつけの書棚が。あぁここは書斎だったな。。。

中庭を望む居間。

子供部屋も洋室。ヘリンボーン柄のフローリングに格天井で、学校の教室みたいな雰囲気(笑)。

渡り廊下に中の間と角の間の二つの部屋が並ぶ。
角の間は炉が切られた茶室で、網代天井や皮付き丸太の床柱など数寄屋風。

しかし炉の枠が漆塗りで金泥で桐や菊花の家紋のような模様が描かれているのにはちょっとびっくり・・・
ちなみに伊藤家の家紋はひし形を3つ組み合わせた立方体のような「丸に三枡」紋である。

この奥が洗面所。

マントルピースのような鏡が唐突に現れた!説明板には英国ビクトリア様式だと書かれていた。

お風呂の床にタイルが!無釉のモザイクタイルで描かれた法相華。ちなみに檜風呂は推定復元だとか。

控えめだけど美しい。

天井は通気を確保するため、杉の薄板を籠目に編んである。いいなぁ!

続く。