山陰海岸ジオパーク 岩井温泉
山陰海岸の続き。 山陰海岸学習館は正直へんぴなところにある。最寄のバス停から25分ぐらい歩いた(汗)。 ここは車で来る場所だな。 日本海のなりたちなどについて係員の方に解説してもらう。 大陸の一端で火山活動が起こって隆起し、大陸との間のくぼ地に水が入って日本海ができた。 その過程で、今この山陰海岸ジオパークで見られる多様な地形が出来上がってきたのだ。...
View Article山陰海岸ジオパーク 旧岩井小学校
岩井温泉の続き。 昨日の豪華な夕食に続き朝食ももりもり食べたので、消化すべく朝の散歩に。マップを見ると 旧岩井小学校の建物が残っているらしい。 メインストリートから一本山側の道に入ってみると、おぉ・・・とっても素敵じゃないの。 旅館の裏庭の木々や板塀や石積みの水路、古い土壁の蔵、畑、そして紅葉し始めた山の風景が 雨にしっとりと濡れて鮮やかさを増している。...
View Article山陰海岸ジオパーク 鉱山跡をめぐる
岩井温泉からの続き。 岩井温泉からほど近い場所にあった銅山跡というのに興味を惹かれた。こんな人里近いところに? 鉱石はトロッコで岩井まで運び、そこから岩美駅まで軽便鉄道が伸びていたというが、 もちろん今では鉄道はなく、バスの便もごくわずか。バス停から歩いて行けるのかもわからないので いわみガイドクラブのガイドさんに案内してもらうことにした。...
View Article山陰海岸ジオパーク 岩井窯
鉱山めぐりからの続き。 鉱山跡めぐりを終え、ガイドさんに岩井窯まで送ってもらった。実は、いわみガイドクラブに 電話で問い合わせたときに、岩井窯でごはんを食べてはどうかと提案を頂いたのだった。 人里から少し離れた静かな谷筋にある、登り窯を備えた広々した敷地。 お手頃なメニューがあるとのことで喜んで提案に従ったのだが、これがよかった。...
View Article2015.11.7~8 山陰海岸ジオパークの旅 もくじ
山陰海岸ジオパーク女子旅モニターに当選したので、岩井温泉を中心にプランニングし、妹と一緒に行ってきた。 バスで鳥取IN、スーパーはくとで鳥取OUT。 最初は行きが鉄道、帰りがバスの予定だったのだが、ずいぶん前に予約メールを入れていたにも関わらず バスが取れていないことが出発直前に判明し・・・(大汗)、急遽行きと帰りをチェンジして その後のスケジュールを全うできた。ふぅ~~っ ・山陰海岸ジオパーク...
View Article函館の近代建築めぐり ~その2
山陰海岸を先に書いてしまったけど、、、函館の続き。 函館と言えば坂。これまで海に沿った平地ばかり歩いてきたが、市電の通りから函館山に向かって 急勾配の坂道がはじまり中腹に洋館が並び建つ、神戸の北野のような景観。 カラフルなペンキ塗りの下見板壁に格子や引き戸がついていたり、蔵造りに出窓がついていたり、 洋風の意匠や手法も特別感なく在来工法と混じっている感じ。...
View Article函館の近代建築めぐり ~その3
函館の続き。 すっかり日が暮れたがまだ歩き続ける。 末広町の十字街あたりが函館のまちの一番の中心部であったことは、華やかな旧今井百貨店函館支店の建物が 大きな一角を占めていることからも分かる。 しかしこの建物、ネットで見ていた姿と何か違うなぁ・・・と、なんだかキツネにつままれた感じで 自分の撮った写真と見比べていたのだが、なんと、2007(平成19)年に大改修して、...
View Article函館の近代建築めぐり ~その4
函館の続き。 この旅に出る少し前に、ブラタモリで函館をやっていたのをたまたま見た。 谷地頭という所に行ってすりばち状の地形だとか言っていたのを思い出し、また市電の終点まで 乗りたいのもあって、行ってみることにした。 住宅街を走っているかと思えばなんだか唐突に終わってしまった市電の線路。ここが谷地頭。 公民館のような谷地頭温泉もブラタモリで出ていたな。入ろうかと思ったがこの先行くところが...
View Article函館の近代建築めぐり ~その5
函館の続き。 坂道を上ったり下りたり、水平移動したり、、、まちなかにあるこんな感じの建物はここでは 特に珍しいものでもなく、普通に当然のように使われている。 S級A級B級の近代建築がごろごろある中では、四角い箱にレリーフがついただけのこんな建物は まったく目立たず、素通りしてしまいそうになるのだが、店先をちょっと覗いてみると・・・...
View Article函館の近代建築めぐり ~その6
まだ函館の続き。。。 こんなハイツみたいな、長屋みたいな建物も軒周りや縦長窓が洋館の風情。 あっ、大正湯からこんな近いところにお風呂屋があったのか。暖簾が見えるので現役だろう。 昨日大正湯に入り損ねてスゴスゴ宿に帰ってから狭い狭いユニットバスでお風呂に入ったのだ。 ここを見つけていればよかったのに!(悔) そしてここは!? マップにも載っていた大黒湯。ただし残念なことにすでに廃業しているという。...
View Article二股らぢうむ温泉と二股駅
函館からの続き。 戻りの特急北斗は函館始発だから自由席でも問題ない。 青空の下、一面に広がるジャガイモ畑ごしの駒ケ岳はなんとも北海道らしい車窓風景。 長万部で下車。オシャマンベという名はずっと昔から知っているが、降り立つのは初めてだ。 同じ特急から降りた数名の人は急いで跨線橋を渡り、端のホームに停車中の1両だけの気動車へ乗り込んだ。 私は跨線橋の上から、左の方へカーブして消えていく気動車を見送る。...
View Article余市のウイスキー工場
二股からの続き。 かわいい二俣駅から気動車に乗って、のんびり単線ローカル線の旅。とは言ってもここは函館本線。 昔、高校生か大学生の頃、母と妹と三人でニセコあたりへ旅行に行った。その時が初北海道で、 アンヌプリ山に登ったり洞爺湖の温泉に入ったりした記憶があるのだが、当時は母親がほとんど 計画した旅だったため、どうやって北海道入りしたのかも、道内でどういうルートを取ったのかも...
View Article小樽の近代建築めぐり ~前編
余市からの続き。 さくらんぼを食べ食べ(笑)小樽に到着。 小樽は前回もチラッと書いた家族旅行で立ち寄ったことがあるが建築は記憶にない(汗)。 大人になってからは、出張のあとで2時間ほど見て回ったことがあるのだが、端っこしか見れなかったので 今回はメインのところを見ようと時間を残しておいたのだった。 駅を出て右側。観光地としてはこちらが賑わいの中心なのだ。おっ、さっそく現れた、近藤商店。...
View Article小樽の近代建築めぐり ~後編
小樽の続き。 旧安田銀行小樽支店。 旧越中屋ホテルで旧小樽グランドホテルクラシック。あぁ、もう廃業していたのか。。。 旧三井銀行小樽支店。 旧第一銀行小樽支店。 旧三菱銀行小樽支店。 もう、どんだけ銀行ばっかりあるねん!!北のウォール街って、ほんとにすごかったんだなぁ。 大阪の北浜と同じぐらいか、いやそれ以上か!? こちらは現役のホテルヴィブラント小樽。これも元々は北海道拓殖銀行小樽支店。...
View Article2015.07.03~05 北海道南西部の旅 もくじ
7月のベストシーズンで往復1万円なら悪くないな、と思って2月に取っておいたジェットスターの 札幌便で、爽やかな初夏の北海道を満喫の旅。 建築を見るのがメインだが、函館も小樽もあまりにすごすぎて、ちょっと食傷気味・・・(苦笑) しかしコアな温泉も行けたしローカル風情豊かな鉄道旅もできたし、満足満足! そしてちょうどシーズン真っ盛りのさくらんぼをたらふく食べた~(笑) ・函館駅と摩周丸...
View Article河内貯水池
北海道のあともいろいろ行っているのだが、ちょっと気分を変えて最近行った旅の記事を先に。 10月の三連休に何も予定がないな、、、と急遽入れた旅は、阪九フェリーでの北九州行き。 阪九フェリーは以前も乗ったことがあるが、往復7400円という破格の値段なのだからお気軽だ。 何と難波から港までの往復バスクーポンと、船内レストランの500円券もついているのだからありがたや!...
View Article南河内橋
河内貯水池の続き。 遊歩道の階段を降りてみよう。あとでまた上らないといけないことはなるべく考えないようにして(苦笑)。 木々の間に見えていた石張りの小屋を間近に眺めることだけを目指して階段を降りて行く。 吊橋を渡ると、さっき見えていたのとはまた別の小さな建物があった。亜字池噴水の弁室。 堰堤と同じような石張りに加え、小さな玉石をボーダー状に並べた装飾も。...
View Article軍艦防波堤を見に行く。
河内貯水池からの続き。 山を下り、ちょいと近代建築巡りをしよう。 大谷会館。正面玄関には大きな車寄せ、その下には半地下の空間があって、中央には扉がある。 何かお墓みたいに見えるのは、やはり宗教施設だからだろうか。 玄関のドアごしにエントランスホールの灯りが見えたが、入れるような雰囲気ではない(汗) 西日本工業倶楽部(旧松本邸)を見に行くべく車を走らせる。分からずぐるぐる回った挙句、...
View Articleリベンジ!中津の汐湯
軍艦防波堤からの続き。 戸畑からJRで大分県の中津へ移動。 中津駅のホームからエレベーターで改札へ・・・おや?これは。 斜行エレベーターじゃないの。最近設置されたばかりっぽいな。 ずっと前に舞子ビラの斜行エレベーターに乗ったが、無窓の小部屋に入って異次元ワープするような感覚に興奮したものだ。 こちらはカゴもシャフトもガラス張りで丸見え。構造的には階段昇降機に覆いをつけたようなものだ。...
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