大村駅と上有田駅
建築講座で一緒のIさんと唐津の洋々閣へ泊まりに行こうという話になり、日曜泊で予約を入れた。 月曜日1日休みを取ったので、3連休である。せっかくだからと私は土曜日から出発して九州入り することにした。Iさんとは唐津の宿で現地集合ということで(笑) 土曜の午後便で長崎空港へ入り、大村へ移動。大村駅が空港からの最寄り駅なのだが、バスは...
View Article陶山神社の磁器製鳥居
上有田からの続き。 陶山神社は素晴らしく魅力的だった。まずはこのアプローチ! この急な石段を上った上に踏切があるのだ。 犬山でもこういうロケーションがあったな。(あぁ、犬山の記事も書いてなかったのか!?) 「すえやまじんじゃ」と読むのが本当らしいが、車に乗せてくれたおっちゃんも「とうざんじんじゃ」と 言っていた。通称の方が定着しているようだ。...
View Article上有田で沈没。
上有田の続き。 陶山神社から下りてきて、まちなかを歩こう。 さすがに世界に名だたる有田焼の産地、通りには間口の広い堂々たる佇まいの店舗が軒を連ね、 ショーケースには各店自慢の逸品が。古いままの商店も多く、三階建の蔵造りの商店建築や洋風意匠の 施された建物もある。多くは通りに三角形の妻を見せる。 ビル風の建物も、凝った仕上げをしているな。...
View Article深川製磁の富士山
上有田の続き。 まちなみが途切れたところで引き返してY字型の交差点を右の方へ歩いて行く。さっき車の車窓から ちらりと見えた建物を見に行くのだ。しかしもう日は落ちて薄暗く、写真も厳しくなってきたな。。。 うわぁ!すごい!銀行ばりに立派な洋風ビルは深川製磁のショールームである。 そしてその奥には、ピンク色のペンキが塗られたかわいい木造建築が。これが工場とは。素敵!!...
View Article武雄温泉元湯
有田からの続き。 ちょっと途中下車のつもりの上有田でハマってしまい、また佐世保線の各停列車の便が少ないせいで、 宿泊地の武雄温泉に到着したときにはもう8時過ぎになっていた。 武雄温泉の宿は駅前のビジネスホテルだが、せっかくだしお風呂は温泉に入りたい。ここから徒歩15分。 元湯は何と23時まで入れるというのだからありがたいね!荷物を置いたら早速出かけよう。...
View Article嬉野温泉へ。
武雄温泉からの続き。 嬉野温泉は武雄からバスで約30分、長崎本線、大村線、佐世保線に囲まれた鉄道空白エリアのど真ん中で アクセスは良くない。しかし九州新幹線の長崎延伸線は武雄温泉と嬉野温泉を通るらしい。 ただいま工事の真っ最中のこの高架は新幹線のものかな!? 朝もやはまだはびこっている。。。 街の中央にあるバスターミナルは昭和そのもの。...
View Article地元にもあった、屋根付き橋
先週末は実家の家族とつくし採りに行って来た。 大量に生えているスポットを見つけて狂喜乱舞、本能に任せて皆で山ほど採って帰った(笑)。 うちの家系は狩猟採取民族だと思う。 ところでその途中、多武峰(とうのみね)あたりを車で通ったら、、、おや、こんなところに、 屋根付き橋があるじゃないの!! 先日、愛媛県の小薮温泉に行ったときに、河辺町の屋根付き橋を8ヶ所見てきたのだった。...
View Article武雄温泉新館を見学
嬉野温泉からの続き。 牡蠣を食べ損ねて他の店に入る気にもならず、小一時間ほど中途半端な時間ができてしまったので 武雄温泉へ3たび訪れ、新館を見学することに。 ・・・やっぱりこれは中を見ずして帰っていたら後悔するところだった! 1階は現在一部がお店や体験スペースとして使われているが、中央部の入口から入って右側が女性用、...
View Article佐賀の建築めぐり
武雄温泉からの続き。 唐津へ行くには、久保田というところで唐津線に乗り換える。唐津線の途中の小城というところに 古いまちなみがあると聞いたことがあったので、ちょろっと途中下車しようかと考えていたのだが、 スマホで調べていたら、佐賀市内も結構いろいろあるじゃないの!佐賀駅は久保田を過ぎてたった2駅。 それに唐津行きが佐賀始発で出ているようだからちょうどいいな。ということで急遽佐賀へ向かう。...
View Article洋々閣に泊まる。
佐賀からの続き。 単線、非電化の唐津線を国鉄型の気動車が走る。途中の駅も木造駅舎がちょくちょくある。 これは小城駅。今回は途中下車先を佐賀に変更してしまったので行きそびれてしまったが、また 機会があれば降りてみたい。それまで建て替えずにいてほしいなぁ。 こちらは厳木(きゅうらぎ)駅構内のレンガの給水塔。蒸気機関車時代の遺物だ。 山本駅も木造駅舎が残る。...
View Article呼子のイカを食べに行く。
唐津の続き。 唐津まで来たからには、有名な「呼子のイカ」を食べたい! おいしいお店を見つけるのがどうも下手くそで(苦笑)、一人で旅するとご飯難民になったり 店を探している間にめんどくさくなって省略してしまうことが多い私だが(なので最近は2食付で 宿を取るようにしている)、このときばかりは気合を入れて、呼子へ行くためだけにレンタカーを 借りたのだ(笑)。...
View Article唐津の近代建築 その1
呼子からの続き。 唐津の町はずれに一つ見たい建物があった。ちょうど戻る途中にあるので、車で立ち寄ろう。 唐津市歴史民俗資料館。観光案内所でもらった唐津マップには載っていなかったのだが、何かの写真を ちらっと目にしたのだった。 入口がちょっと分かりにくい場所でぐるぐる迷ってしまったが・・・ うゎ~!!なんだこれは!すごいじゃないの。...
View Article唐津の近代建築 その2
唐津の続き。 高取邸と並んで唐津の栄華を今に伝える近代建築が、旧唐津銀行。こちらは市指定の重要文化財だ。 武雄温泉と同じく唐津出身の辰野金吾が監修した建物。実際の設計は弟子の田中実と言うが 地元唐津に残る辰野式建築はこれが唯一ということで、大切にされている。 赤レンガ色のタイルと石材の赤白コントラスト、しましま模様、屋根まわりの緑青など、 他の辰野式建築と同様古典的で派手なイメージの外観。...
View Article2016.02.27~29 佐賀の旅 もくじ
スカイマークの午後便で神戸から長崎へIN。大村から唐津までのJRのきっぷを買って 途中下車しながら温泉や建築を楽しんだ。帰りは姪浜経由で福岡空港へ向かい、ジェットスターで関空へ、 のはずが・・・・ ・大村駅と上有田駅 ・陶山神社の磁器製鳥居 ・上有田で沈没。 ・深川製磁の富士山 ・武雄温泉元湯 ・嬉野温泉へ。 ・武雄温泉新館を見学 ・佐賀の建築めぐり ・洋々閣に泊まる。 ・呼子のイカを食べに行く。...
View Article石山でランチ、その後に路地歩き。
1ヶ月ほど前のことだが・・・yumeさんと久々にランチでもしましょうということで、石山へ。 京阪石山坂本線の唐橋前駅で待ち合わせ。唐橋前に来るのも久しぶりだなぁ~ 地元であるyumeさんがおすすめのお店を予約しておいてくれた。ひろびろとした瀬田川を渡ると清々しい気分。 中州の島に宿泊施設があるなんて知らなかったな。...
View Article石山で路地歩き、その後にお茶。
石山の続き。 路地歩きは続く。こんな本格的な瓦屋根の祠が。重たそう・・・ yumeさんがちらっと見えて前から気になっていたというレンガ塀は、お寺の塀だった。結構長いな。 破裂しそうな焼きすぎレンガ。 川に面して造船所がある。いいなぁ! 川との距離は近い。山から流れてくる川と違って琵琶湖から流れる瀬田川は氾濫の心配はないからだな。...
View Article茨城へ。
去年の9月のことだが、、、茨城県へ行って来た。 茨城へ、何しに?って、実はローソンでやっていた茨城空港キャンペーンに応募して当選したのだ! 往復のチケット代を2万円まで補助してくれるというもので、当たる気満々で応募したら 読み通り当たった(笑)。スカイマークの神戸~茨城便のチケット代はちょうど2万円以内におさまった。...
View Article石岡の近代建築めぐり ~その1
茨城の続き。 さて、バスで石岡に到着したら、JR石岡駅は工事の真っ最中。拡声器で警備員が叫んでいる。 「今日から駅の入口が変わりました。右手へお回り下さい」 えっ、今日から? 見ると、家形をした駅舎の入口はすでにフタをされ、工事中の方へ誘導路が設けられている。 あぁ、ここも橋上駅舎になるんだな。。旧駅舎の妻の断面に古い木の柱が見えていた。...
View Article石岡の近代建築めぐり ~その2
石岡の続き。 立派な店舗が並ぶ石岡の中心部。 十七屋履物店は大火後の1930(昭和5)年に最初に建てられたという。隣の久松商店をはじめ、 この建物に触発されて再建時にデザインを凝らした店は多かったことだろう。 一方純和風の商家建築で再建した福島屋砂糖店。ただし、蔵造りの壁は漆喰塗りでなくコンクリートだとか。 写真を撮っていたらおばちゃんが出てきたので中も見せてもらった。...
View Article小川のまちなみ
石岡からの続き。 ところでさっき茨城空港から石岡行きのバスに乗ったとき、15分ほど走ったあたりで、特徴的な 屋根形状の古い木造建築群がバス通り沿いに並んでいるのが見えた。かぶと造りというのだろうか、 短い軒は出桁になっている。うわっ、煙突がある!洋館がある!どこだここは!? 小川中央というバス停の名を覚えておいて、帰りに来ようと心に決めたのだったが、...
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