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Channel: まちかど逍遥
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石の対馬 下島その1

対馬には独特の石文化があって、石屋根の建物が今も残っていると本で読んだことがあり、 石好きの私としては是非とも見に行きたいと、憧れのような気持ちをずっと心の中で温めていた。 巨大な石の板で葺く屋根というのは、対馬が日本の本州よりも朝鮮半島に近いことから異国的なイメージも 相まって、ストーンサークルとかモアイなどに通ずるなんとなくプリミティブで謎めいたイメージがあった。...

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石の対馬 下島その2 ~多久頭魂神社の石垣

対馬の続き。 さて、下島南端の豆酘(つつ)という集落に来たので、対馬の天道信仰の聖地であるという 多久頭魂(たくずだま)神社を見に行こう。とにかく古い神社らしい。 神様とか信仰とかはあまりよく分からないのだが、対馬は古代から占部(占い師)が多く住んでいた地で あったらしい。古代の政治は占いと密接に関わっていたから、大和王朝は彼らを連れて来て専属で 占いをさせていたのだとか。...

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石の対馬 下島その3 ~久根田舎の石屋根

対馬の続き。 久根浜で1軒の石屋根を見つけたあとも、集落を通るたびに石屋根チェック。 おっ!!またあった。ここは久根田舎(くねいなか)という集落。 少し進むと同じ集落内にさらに発見!道路に面して状態のいい小屋が1軒、路地を入ったところに 1軒、川の向こう側に3軒並んでいるぞ!うひょ~!結構かたまっているな!! どれも同じようなつくりで、規模も同じくらいである。...

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石の対馬 下島その4 ~椎根の石屋根

対馬の続き。 久根田舎から少し走って海沿いの集落に出てきたときに、また目を引く風景が。 これもまた石屋根だ!いや、「石乗せ屋根」かな。瓦屋根の軒近くに両手大の石がずらりと並べて 置かれている。地図で見ると上槻という集落。 前に石垣を築いてあり、佐田岬半島の井野浦で見た納屋に似ているな。 場所がら、直接吹き付ける海風が屋根瓦をめくり上げるのを防ぐためだろうが、これらの小屋が...

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石の対馬 下島その5 ~厳原の火切石

対馬の続き 椎根の集落から厳原へ戻り、今宵の宿である宿坊西山寺へ。ここは9世紀に創建されたお寺で、 1512年に宗家第10代、宗貞国夫人の菩提寺となった。 外交文書作成などを行う「以酊庵」が置かれたこともあるとか。 そんな由緒あるお寺の宿坊だが、カジュアルに泊まれる宿なのである。部屋もきれいし朝食もおいしい。 そして何より、ファサードの石垣がため息がでる美しさ!3日間、ここを出入りできると思うと...

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石の対馬 上島その1 ~藻小屋とヤクマ塔

対馬の続き。 ほんとにこの旅の直前まで天気予報では3日とも雨マークがついていたのに、朝起きたら青空が! 昨日はまだぐずぐずした感じが残っていたが、今日はもう暑いぐらいの夏日である。よっしゃ! 宿を出発して北へ向かおう。今日は中部あたり、上島の南のほうと浅茅湾を攻める(笑)。 まずは朝元気なうちにいちばん遠いところから。...

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石の対馬 上島その2 ~石でできた島

対馬の続き。 木坂から戻りつつ、浅茅湾の入江に面した和多都美(わたつみ)神社へ向かおう。 途中で見かけた木造の建物は元学校のようだ。 「わたつみ」とは神話の中の海の神様であり海そのものを指す言葉でもあるらしい。 宮島の厳島神社のように海中に鳥居が立っていて、海から本殿に向かって参道が続いているような形である。...

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石の対馬 中部 ~浅茅湾の入江風景

対馬の続き。 シーカヤックでは浅茅湾の静かな入江をすいすいと進みながら、ガイドのおっちゃんがいろいろ説明 してくれる。あの岩が露出した山が城山、金田城はあの上だったか・・・(苦笑) 入江の奥に入り込んで岸に近づいたり、石屋根の石材を採っていたという場所を教えてもらったり、 無人島に上陸してちょっとしたピクニックを楽しんだり。戻りは向かい風でかなり疲れたけど(苦笑)...

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石の対馬 下島その6 ~万松院の百雁木

対馬の続き。 厳原のまちなかには武家屋敷通りだけでなく歴史的スポットが数多くあるのだが、全然見れていないので 万松院ぐらいは見ておかねば、と、3日目の朝チェックアウト後に行ってみる。 万松院は対馬藩主であった宗家の菩提寺であり墓所がある。1615年創建。 本堂はこじんまりした簡素なものだが、入口の千鳥破風を支える柱が変わっている。...

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2016.07.06~18 石の対馬 もくじ

母親を誘って対馬へ行ってきた。ピーチで福岡へ飛び、そこから対馬まではANAで。 3連休を利用したのだが、せっかくなら1日ぐらい休んでもよかったなぁ。 ・石の対馬 下島その1 ~お船江跡の石積 ・石の対馬 下島その2 ~多久頭魂神社の石垣 ・石の対馬 下島その3 ~久根田舎の石屋根 ・石の対馬 下島その4 ~椎根の石屋根 ・石の対馬 下島その5 ~厳原の火切石 ・石の対馬 上島その1...

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コーヒーショップ棲處(スミカ)

最近京都の仕事が多い。少し前に見つけて気になっていた喫茶店に入ってみた。 外にメニュー類が一切出ていないのでちょっと戸惑いもあったが、、、窓からチラリと見える 琥珀色の光は十分私をそそる。多少高くても死にはせんやろ、と踏み込む(笑)。 うん、、、素敵。外観と同じハーフティンバー風の内装。スタッコ塗り風の部分はタバコのヤニで 薄い黄色に変わっているが埃はなくキレイに保たれている。...

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料亭まつむら 芙蓉の間

半年ぶりの友達と夜に食事しようと、料亭まつむらを予約した。 ここは以前ランチに来たことがあるので、夜でも結構お手頃な値段から食事できると知っていたのだ。 とはいっても、元々住友別邸だったお屋敷で、全くと言っていいほど現代的改築が加えられておらず、 平屋建てで池のあるお庭があり、雑然とした天王寺駅前の一角とは全く信じられない異空間なのである。...

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モザイクタイルミュージアム

mayumamaさんと、多治見のモザイクタイルミュージアムへ行ってきた。 以前は「モザイク浪漫館」という仮の施設に、取り壊される建物から救い出したタイルやデッドストックなどを 大量に保管してあった。長年のミュージアム構想がようやく実現して、今年6月にオープンすると DMをもらっていたのだった。   多治見駅前からバスで約20分。目の前に小山が現れた!! そして・・・人がいっぱい!...

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スワンタイルカフェ

多治見の続き。 モザイクタイルミュージアムに行く前に、多治見駅からバスに乗ってスワンタイルカフェに行ってきた。 日東製陶所の倉庫の一棟をカフェにしたもので、内装はタイルづくし!タイル小物の販売や ワークショップもやっていて、タイルの魅力発信の場となっている。 元倉庫の高い天井を生かしたロフト席でから揚げランチを。上から見下ろす光景がいいね!...

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瑞浪の中島醸造

多治見からの続き。 モザイクタイルミュージアムのあと、18きっぷで2駅移動して、建築を1件だけ見に行ってきた。 瑞浪駅のホームに下りたら、ツタまみれの煙突がポツンと。一時の大垣駅前を思い出した。 「瑞浪鉱物展示館」と書かれた建物もある。面白そうだな! 土岐川の向こう側、中島醸造は悠々と建っていた。広々した川辺に真っ黒の蔵がすごい迫力。 「始禄」は作っているお酒の銘柄だ。...

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純喫茶 甍(いらか)

岐阜の続き。 岐阜で泊まった宿は1人1900円という激安!カプセルでもドミトリーでもなくツインルーム なのだから驚く。 但し朝食はついていないので喫茶店でモーニングを食べようと探していたが、目をつけていた 「甍」は定休日。 しかし前を通ってみるとシャッターが開いていて、mayumamaさんが声をかけてみると、 本当は定休日だけどアイスコーヒーとトーストならできるとのことで、入れていただけた。...

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大垣のまちを再び歩く

岐阜からの続き。 大垣へやって来てまずはまちなかを歩こう。・・・あっ、その前に水まんじゅうの入ったかき氷を(笑)。 私は何回も来ているので、前回見た建物を案内するが、歩いたことのない道を歩けばやっぱり新しい発見がある。 昭和の公共建築、大垣城ホール。 市役所をぐるっと回って旧大垣城のお堀沿いに歩いていくと、おや、ぷかぷかと浮いているのはタライ舟。...

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大垣の郊外をめぐる

大垣の続き。 お昼を食べてから車を借りてちょっと郊外へ。30分ほど北へ走った黒野ということころに、近代建築が2軒。 こちらが青木医院旧診療所。木造下見板張りの四角い建物。道路側には入口が見当たらないな。。 門の間から覗いてみると庭側に入口があった。むくり屋根の車寄せ風玄関は古めかしくて明治建築かと 思わせるが、1917(大正6)年の築。...

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大垣の郊外をめぐる その2

大垣の続き。 墨俣からずーっとまっすぐ西へ走って養老鉄道の西大垣駅へ向かう。そのほんの直前、、、 あっ、あれは何だ??ストーップ! うわぁ、この弾丸を束ねたような、アスパラガスのような形の親柱は・・・斬新だなぁ! 橋のたもとには黒い板壁の蔵がありなかなかいい感じ。この親柱の外側にもう一組の普通っぽい親柱がある。...

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2016.08.27~28 モザミューと大垣の建築めぐり もくじ

7年前に見に行った笠原の「モザイク浪漫館」に仮置きされていたモザイクタイルたちがついに日の目を見る!! 6月にオープンしたモザイクタイルミュージアムにmayumamaさんと一緒に行ってきた。 18きっぷで多治見まで往復するついでに岐阜で1泊して周辺の建築も見に行くことに。 ・モザイクタイルミュージアム ・スワンタイルカフェ ・瑞浪の中島醸造 ・純喫茶 甍(いらか) ・大垣のまちを再び歩く...

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