岐阜の続き。
岐阜で泊まった宿は1人1900円という激安!カプセルでもドミトリーでもなくツインルーム
なのだから驚く。
但し朝食はついていないので喫茶店でモーニングを食べようと探していたが、目をつけていた
「甍」は定休日。
しかし前を通ってみるとシャッターが開いていて、mayumamaさんが声をかけてみると、
本当は定休日だけどアイスコーヒーとトーストならできるとのことで、入れていただけた。
えっ!?すごい!!いつもながらmayumamaさんの攻めの姿勢には恐れ入る(笑)。
恐縮しながら入ると、うわぁ・・・素敵。金箔貼り風の正面の壁に「甍」の文字がインパクト大!
貸切状態だ。ママさんはどうぞどうぞと快くトーストとゆで卵のモーニングを準備して下さった。
このお店の生い立ちなどいろいろとお話を聞く。店名の「甍」は屋根瓦を意味するが、由来は
本業が瓦屋さんをやっていることからだそうで、お父様が名づけられたとか。なるほど!!
達筆な文字は焼き物かと思ったのだが鋳物だそうで、なべやという岐阜の有名な鋳造屋さんで
作ってもらったのだとか。ちなみに、おもての壁には「いらか」とひらがなバージョンもあったが、
「甍(いらか)」という文字を「夢(ゆめ)」と読んでしまう人がいるのでやむなく作ったのだとか。
こちらの壁紙は名物裂風。店内にはアイアンのスクリーン、味わいのあるタイル、石材、木材、、、等
多様な材質が使われている。お父様は和風なイメージを取り入れたかったのだそうだ。
建築関係のつてをめいっぱい使って思い描いたお店を作られたのだろうな。
ママさんに岐阜の繊維業が盛んだった頃のお話もいろいろ聞いた。
職住一体でやっている小さな店が最盛期には3千軒ほどもあり、どこでも数人の従業員を雇っていたとか。
集団就職でやってきた若者たちが住み込みで昼は働き夜は学校に行って、わずかな自由時間を
喫茶店で過ごしていたという話。
甍でも当時は4名ほどの人を雇いフロアも拡張して、朝から晩まで大忙しだったとか。
買い付けのお客を迎える店舗からひっきりなしにコーヒーの出前注文が入り、商品や人でごった返した
迷路のような道を走り回ったそうだ。
お話を聞いているとその時代の光景が鮮やかに見えてくるようでとても楽しい。
開業当時に名入りで大量に作っておいたというカップやお皿。
今日は休日でお客は私たちだけ。静かでのんびり。常連でもなく旅先の一見の私たちに
特別営業していただいた上にいろいろと親しくお話をして頂いて、おみやげまでもらって
おかげさまで楽しい岐阜の思い出ができた。
ほんとにありがとうございました!!
甍のはす向かいのここも喫茶店だが今日はお休み。カフェテリア雲雀という名前からして
レトロな感じで、こちらも入ってみたかった。
水玉のようなまりものような、さいころの目のような模様のタイルがかわいいね!!
緑色のにじみ具合が素敵だなぁ~。他で見たことがないのでオリジナルなのだろうか??
腹ごしらえも完了したので大垣へ移動しよう。
続く。
岐阜で泊まった宿は1人1900円という激安!カプセルでもドミトリーでもなくツインルーム
なのだから驚く。
但し朝食はついていないので喫茶店でモーニングを食べようと探していたが、目をつけていた
「甍」は定休日。
しかし前を通ってみるとシャッターが開いていて、mayumamaさんが声をかけてみると、
本当は定休日だけどアイスコーヒーとトーストならできるとのことで、入れていただけた。
えっ!?すごい!!いつもながらmayumamaさんの攻めの姿勢には恐れ入る(笑)。
恐縮しながら入ると、うわぁ・・・素敵。金箔貼り風の正面の壁に「甍」の文字がインパクト大!
貸切状態だ。ママさんはどうぞどうぞと快くトーストとゆで卵のモーニングを準備して下さった。
このお店の生い立ちなどいろいろとお話を聞く。店名の「甍」は屋根瓦を意味するが、由来は
本業が瓦屋さんをやっていることからだそうで、お父様が名づけられたとか。なるほど!!
達筆な文字は焼き物かと思ったのだが鋳物だそうで、なべやという岐阜の有名な鋳造屋さんで
作ってもらったのだとか。ちなみに、おもての壁には「いらか」とひらがなバージョンもあったが、
「甍(いらか)」という文字を「夢(ゆめ)」と読んでしまう人がいるのでやむなく作ったのだとか。
こちらの壁紙は名物裂風。店内にはアイアンのスクリーン、味わいのあるタイル、石材、木材、、、等
多様な材質が使われている。お父様は和風なイメージを取り入れたかったのだそうだ。
建築関係のつてをめいっぱい使って思い描いたお店を作られたのだろうな。
ママさんに岐阜の繊維業が盛んだった頃のお話もいろいろ聞いた。
職住一体でやっている小さな店が最盛期には3千軒ほどもあり、どこでも数人の従業員を雇っていたとか。
集団就職でやってきた若者たちが住み込みで昼は働き夜は学校に行って、わずかな自由時間を
喫茶店で過ごしていたという話。
甍でも当時は4名ほどの人を雇いフロアも拡張して、朝から晩まで大忙しだったとか。
買い付けのお客を迎える店舗からひっきりなしにコーヒーの出前注文が入り、商品や人でごった返した
迷路のような道を走り回ったそうだ。
お話を聞いているとその時代の光景が鮮やかに見えてくるようでとても楽しい。
開業当時に名入りで大量に作っておいたというカップやお皿。
今日は休日でお客は私たちだけ。静かでのんびり。常連でもなく旅先の一見の私たちに
特別営業していただいた上にいろいろと親しくお話をして頂いて、おみやげまでもらって
おかげさまで楽しい岐阜の思い出ができた。
ほんとにありがとうございました!!
甍のはす向かいのここも喫茶店だが今日はお休み。カフェテリア雲雀という名前からして
レトロな感じで、こちらも入ってみたかった。
水玉のようなまりものような、さいころの目のような模様のタイルがかわいいね!!
緑色のにじみ具合が素敵だなぁ~。他で見たことがないのでオリジナルなのだろうか??
腹ごしらえも完了したので大垣へ移動しよう。
続く。