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Channel: まちかど逍遥
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瑞浪の中島醸造

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多治見からの続き。

モザイクタイルミュージアムのあと、18きっぷで2駅移動して、建築を1件だけ見に行ってきた。

瑞浪駅のホームに下りたら、ツタまみれの煙突がポツンと。一時の大垣駅前を思い出した。

「瑞浪鉱物展示館」と書かれた建物もある。面白そうだな!

土岐川の向こう側、中島醸造は悠々と建っていた。広々した川辺に真っ黒の蔵がすごい迫力。
「始禄」は作っているお酒の銘柄だ。


この土岐橋は旧街道筋であり、コンクリートながら古そう。昭和5年とか。


橋詰めの角地に建つ二階建ての洋館は事務所の玄関だな。インパクトがある!!
しかし、入口は閉ざされ使われていないことは一目瞭然(汗)


二階の窓辺に杉玉が下がっている。


まちの入口のランドマークとして活用してほしいなぁ~


街道に面して醸造蔵と思われる建物が続き、曲がりがどの正面にはなまこ壁の建物が見え、
風情があるまちかど。



少し散策したかったが、駅からすぐと思っていたのに10分ぐらいかかってあまり時間がなく
トンボ帰りになってしまった。瑞浪の駅前もレトロな感じで面白そうだが、またの機会に。。。

また名古屋まわりで約1時間、mayumamaさんが見つけてくれた激安宿のある、岐阜へ。
岐阜はもうかなり前に何度か降り立っているが、当時は駅前再開発の真っ只中で、今では空中通路が
巡らされた駅北側のロータリーに、古びたホテルが心もとなげにポツンと残っていたのを覚えている。

岐阜駅前には古くからの繊維問屋街があるが、前回見たときでもすでに寂れた雰囲気が漂っていた。
もうすっかり衰退しているかと思いきや、まだまだ現役の店も多いようだ。
このレトロなアーケードの入口を入ると繊維問屋街。


最盛期に3000軒ほどあった問屋も今では600軒ぐらいに減ってしまって往時の賑わいは
すっかり影を潜めてしまったということだが、まだまだたくさんの店がひしめいている。
休日なので閉まっているが。


大阪の船場と似た感じだが、岐阜駅の目の前の一角というのがすごいな。




夜ごはんを食べた駅前の飲み屋街には、繊維街に商売で訪れる人のための旅館の古い木造の建物を
リノベーションしたところもちょくちょく見られた。
私たちが泊まった宿は繊維街の中心から大通りを渡って若干離れたエリアだが、昭和なビルや昔ながらの
トタンのアーケードがあり、レトロな雰囲気に満ちている。


そういう昭和のビルを利用したセンスのいい飲食店などもポツポツとできてきており、飲み屋街は
拡張しつつあるようだ。




続く。

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