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Channel: まちかど逍遥
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箱根の木造文化財旅館めぐり 一の湯と環水楼

福住楼からの続き。 塔ノ沢エリアの早川沿いには福住楼の他にも老舗旅館が建ち並ぶ。今回の木造文化財旅館めぐりでは3軒の旅館を 見学する予定で、2軒目はこちらの「一の湯本館」。 ここは何と1630(寛永7)年の創業。現在の建物の骨格ができたのは1907(明治40)年頃だとか。 玄関の重いガラスドアの取っ手はくるっとひねったデザイン。秀逸!...

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箱根湯本の土木遺産

箱根の続き。 福住楼、一の湯、環翠楼のある塔ノ沢から、最後の見学先である萬翠楼福住がある箱根湯本へ歩いて移動。 その途中には土木遺産がある。早川に架かる旭橋と千歳橋。いずれも1933(昭和8)年に架け替えられた 鉄筋コンクリート造タイドアーチ橋で、旭橋は洋、千歳橋は和のイメージの照明器具が、親柱の上に設置されている。 こちらが塔ノ沢寄りにある千歳橋。...

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箱根の木造文化財旅館めぐり 萬翠楼福住

箱根の続き。 箱根の木造文化財旅館めぐり、最後にやってきたのは萬翠楼福住。仲良く並んで建つ金泉楼と萬翠楼。 前回も、この2つの古い建物を川越しに眺め、どこかよく見えるところがないかと敷地のまわりをぐるぐると うろついてみたのだが全然近寄れるところがなく、建物を見るには泊まるしかないのかと思っていたが、 見学できる機会がついにやってきたのだ! 川側から見て左が金泉楼、右が萬翠楼。...

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強羅をうろつく

箱根の続き。 ツアーのあと湯本へ戻り、今宵の宿、萬寿福(ますふく)にチェックイン。館内をひと通り見て回ったあと、 箱根登山鉄道に乗って強羅へ向かう。萬寿福についてはまたあとで・・・ 山小屋風でかわいい強羅駅舎。 しかし、予約の18:30までまだ時間があるな・・・付近をうろつくことにしよう。前にも見た太陽山荘へ案内。...

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強羅花壇でお食事を。

強羅の続き。 前回外観だけしか見れなくて、次回はここで食事をしたいと思っていた強羅花壇、ようやく実現。 線路側に敷地の入口があるので専用踏切を渡ってアプローチするのだが、木々の間からこの洋館が見えてくると 感嘆の声をあげずにはいられない! 強羅花壇は、閑院宮載仁親王の避暑用別荘跡地を利用した老舗旅館。...

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萬寿福に泊まる

箱根の続き。 さて、萬寿福旅館。友人の一人が電話で予約をしてくれた。 箱根湯本駅前を通って続く国道一号線(旧東海道)が早川に当たってカーブする地点、そこからそのまま直進 するように早川を渡り旧温泉街へ至る湯本橋は、箱根湯本の実質的なメインストリートだろう。 橋を渡った真正面に立ちはだかる萬寿福の古色蒼然とした姿は、箱根湯本温泉街の顔と言っても過言でない。...

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萬寿福に泊まる 2

萬寿福の続き。 翌朝、女将さんが三階の客室などを案内してくれるという。 女将さんの口ぶりでは、昨夜私たちが館内をゴソゴソしているのをお見通しだったようだ(苦笑)。 そう、わざわざ1階のトイレへ行ったり、家族風呂をもう一度見に行ってみたり、3階への階段を途中まで 上ってみたり、トイレの床に座り込んで写真を撮ったり(笑)・・・夜な夜な楽しんでいたのだが、...

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内野邸のタイル

箱根からの続き。 箱根から小田原へ降りてきた。 小田原は3年前にも友人のTさんとうろついたが、今回はひとつ手前の箱根板橋駅で下車する。 空襲を受けた小田原に比べ、板橋というところは戦災を免れた古いまちなみが残る。 江戸時代には小田原城の外郭のまちで職人が多く住んだという。また明治期には別荘、別邸が多く建てられたとか。...

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内野邸と近隣の建物

内野邸の続き。 店舗兼住宅の裏手には工場が広がっていた。案内してもらった木造の工場の中には今も巨大な桶がずらりと 並んでいたが、干からびて朽ちかけている。 天窓のおかげで内部は明るい。上を見上げると木造トラスの小屋組。昭和55年に稼動を止めてからもう 40年にもなるが、トラスはしっかりしていてまだまだ使えそうだ。...

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明治記念大磯邸園 ~旧大隈重信邸

小田原からの続き。 ランチにお蕎麦を食べたあと、電車で大磯まで移動してきた。 この時期、神奈川県の相模湾沿岸部の市町では「湘南邸園文化祭」が開催されていた。箱根の木造文化財旅館の 見学会もその一環である。 豊かな緑と海が広がり風光明媚な湘南地域は、明治期から政財界人・文化人らが別荘、保養地を構え滞在して...

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明治記念大磯邸園 ~旧陸奥宗光邸

明治記念大磯邸園の続き。 こちら旧大隈重信邸の隣に建つ旧陸奥宗光邸。 中廊下が一本貫いた大隈重信邸と違い、この建物の廊下はくねくねと曲がり、部屋は少しずつずれた雁行配置と なっているのが、お庭側から見るとよく分かる。 太田晦巌により名づけられた「聴漁荘」の名は、「漁の声を聴く荘」または「学を漁り、聴く荘」の意味と言われて いるらしい。座敷が明るいお庭に向かっている分、玄関はちょっと暗いな・・・...

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明治記念大磯邸園 ~旧伊藤博文邸(滄浪閣)

明治記念大磯邸園の続き。 旧大隈重信邸からマンションを挟んで旧伊藤博文邸(滄浪閣)が建つ。 この建物は外観だけの見学であるが、これまでは公開されておらず明治150年記念を機に直近で整備されたようだ。 伊藤博文は大磯の地を気に入りここに別邸を建て、小田原にあった本邸を引き払いこちらを本邸にしてしまった。 伊藤博文の没後、滄浪閣は李王家に譲渡され李王家別邸として使用される。しかしやはり関東大震災により...

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2018.11.16~17 湘南邸園文化祭2018 もくじ

去年の秋、友人たちと湘南邸園文化祭というイベントに行ってきた。 例年11月は文化の日にからめ建築や産業遺産など文化財の公開が日本全国で一斉に行われ、どこに行こうか迷うが・・・ 初めて知ったこのイベントでは魅力的なツアーコースがたくさん設定されていた。土日に参加できるツアーの中で、 普段は見れない箱根の高級老舗旅館のツアーに速攻で申し込んだのだった。そのあと同じくツアーに申し込んだ...

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旅館薫楽荘の敷瓦

伊賀上野に素敵なタイル宿があるというタイル友の会メンバーからの情報を得て、3月末速攻で予約を入れた。 行く相手も決めないまま2人部屋を予約したのだが(笑)、友人が行けるというので2人で伊賀上野へGO! 駅からちらちらまちを見ながら15分ほど歩き、町外れにある薫楽荘に到着。午前午後と京都で遊んでから来たので もう着いたら夕方。敷瓦はどこかな、、、...

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薫楽荘のディテール

旅館薫楽荘の続き。 元お茶屋建築の薫楽荘は、外回りの敷瓦やマジョリカタイルだけでなく、内部にも凝った意匠があちこち見られる。 チェックイン時に古い建物が好きなんですと女将さんと話していたら、他のお客さんが入られる前にと2階の 他の部屋も案内して下さった。 この旅館の3代目であるご主人と女将さんがここを継がれたのは1994(平成6)年。ご夫婦で伊賀上野に戻られ、...

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一乃湯の市松タイル

伊賀上野の続き。 薫楽荘に泊まった夜、ごはんを食べてから一乃湯へ行く。前回行ったのは2010年だったが、9年前にも入ったお風呂屋が まだ元気に営業していることはSNSなどで見て知っていてうれしく思っていた。・・・しかし記憶はあやふやで、この辺 だろうと思っていた場所と全く逆向きだったり(汗) あかあかと光を放つネオンに気分は高まる!!...

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小林建材店のタイル

伊賀上野の続き。 この先順不同で・・・ 最初、伊賀鉄道で上野市駅に着いて薫楽荘へ向かう途中に見たけどもう夕方でうまく撮れなかった小林建材店。 翌日昼間にもう一度見に行った。さすが建材店、建物のファサードはタイルに埋めつくされていた!! 1階の窓下のタイルは、水に藻が浮かんだようなタイル。 足元には型押しの二丁掛タイルが。...

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伊賀上野 朝の散歩

伊賀上野の続き。 朝の散歩で付近を散策。お向かいのいとう旅館はもう閉館され普通に住宅として使われているが、ちょうど ご主人と前で出会って玄関と2階のお部屋をちらっと見せて頂けた!ラッキー こちらの建物もいとう旅館のもの。端正な格子。 瓦の軒先に「伊藤」の文字が。ハンコみたいだな(笑) 桑町温泉を見に行ったあと、桑町駅方面へ歩いて行く。こちらは桑町集議所兼桑町ポンプ庫。人がいたので...

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栄楽館の意匠たち 1

伊賀上野の続き。 さてやってきたのは栄楽館。ここは「栄楽亭」という料理旅館だった建物で、もとは江戸時代から続いた製薬問屋を 1873(明治6)年に改造したとか。栄楽亭が1983(昭和58)年頃に閉店したあと、建物は市に寄贈されて 「栄楽館」と名を変え、生涯学習などの文化活動拠点として市民に利用されてきた。...

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栄楽館の意匠たち 2

栄楽館の続き。 玄関から廊下を抜け1階の大広間の方へ向かって歩いて行くと、蔵の壁が目の前に。蔵との間の空間に 屋根を差しかけて屋内に取り込んでしまっているようだ。元はなまこ壁なのだろうが、今は白塗りされている。 おぉ、広い!13畳と10畳の続き間の座敷。2面を庭に開放していて明るいな。 床の間も大きい! 天袋や地袋の戸の引き手は、近づいてよく見るとこんなカラフルな七宝焼きだ!きれい~...

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