伊賀上野の続き。
薫楽荘に泊まった夜、ごはんを食べてから一乃湯へ行く。前回行ったのは2010年だったが、9年前にも入ったお風呂屋が
まだ元気に営業していることはSNSなどで見て知っていてうれしく思っていた。・・・しかし記憶はあやふやで、この辺
だろうと思っていた場所と全く逆向きだったり(汗)
あかあかと光を放つネオンに気分は高まる!!
門からのアプローチを一歩一歩踏みしめるところから楽しみは始まっている。「ゆ」の文字を染め抜いた暖簾が潔い。
う~ん、いいねぇ!!観光客も結構来るようだがとてもナチュラルな「昔ながら」の佇まいを保っている。
センスがいいんだな。
ふと、脇を見ると離れのトイレが見えたのでピンと来て見に行くと、やっぱり!当たり!!
大便所の方の戸を開けると目に飛び込んできた、目がチカチカするような市松模様のタイル!これは名古屋の
中村の松岡旅館(の隣?)や函館の大正湯などでも
使われているマジョリカタイルだ!!
斬新!ハイカラ!一部のタイルが反対向きに貼られているのは、間違いなのか、わざとなのか(笑)
衛生面からの汚れ防止、お手入れのしやすさという実用面だけでない、このど派手な市松タイルはいったいどういう意図で
貼られたのだろう。お風呂に入る前に、現実世界を忘れさせ、心の垢も洗い流す、という意味があったのかな。
ところでお風呂を出て帰り道、一乃湯トイレのあのタイルはあまりネットでも見たことがなかったなぁ、と思って
スマホで検索してみたら、「一の湯のタイル」というブログ記事が出てきたので、あっこれだ!と開けてみると
自分のブログだった(爆)。なぬー、9年前に書いていたのか~~!!全く忘れ去っていた(呆)
一乃湯の近くには、もう一軒、池澤湯というのがあった。そこは看板建築のように四角い垂直の壁が立ち上がった
ファサードだが、中は割と古いんじゃない??
暖簾をペロッとめくって覗いてみると、番台裏の壁には冨士山の絵タイルが貼られていた。
翌朝の散歩の時にも前を通ったら、小さくて生垣に囲まれたかわいいお風呂屋だった。
お風呂屋つながりで、こちらも朝の散歩で見に行った、旧桑町温泉。以前2009年にも見ており、当時すでに廃業して久しい
雰囲気だったが、全く変わらぬ佇まいで残っているのが奇跡だなぁ!
ちょっと山小屋風でかわいい三角破風のポーチと対照的に、のっぺりした壁が2階まで立ち上がったファサードが
要塞みたいでちょっと謎めいた感じ。。。
やっぱりポーチの支柱に目が行く。赤土と白土がまだらにミックスされたようなスクラッチタイル。
これは伊賀焼なのかと思って当時ちょっと調べたのだが、分からずそのままになっていたな・・・(汗)
上の方にはレリーフのタイルが。
男湯女湯それぞれの入口ドア前の地面にも同じタイルがあしらわれていた。これは飾りを兼ねた泥落としかな。
長年踏まれてつるつるになっていた。
建物の側面は腰まで切り石風のテラコッタが貼られ、その上はドイツ壁。これは洋館なのだな!
内部も洋風の意匠があるのだろうか??ステンドグラスやタイルなど!?中を見てみたいなぁ~
前回見た時は裏の方にレンガの煙突がそびえていたが、今回は見当たらなかったような気が。。。
当時も残っていたのは半分くらいだったが、さすがに倒れたら危険だから撤去されてしまったのだろう。
続く。
薫楽荘に泊まった夜、ごはんを食べてから一乃湯へ行く。前回行ったのは2010年だったが、9年前にも入ったお風呂屋が
まだ元気に営業していることはSNSなどで見て知っていてうれしく思っていた。・・・しかし記憶はあやふやで、この辺
だろうと思っていた場所と全く逆向きだったり(汗)
あかあかと光を放つネオンに気分は高まる!!
門からのアプローチを一歩一歩踏みしめるところから楽しみは始まっている。「ゆ」の文字を染め抜いた暖簾が潔い。
う~ん、いいねぇ!!観光客も結構来るようだがとてもナチュラルな「昔ながら」の佇まいを保っている。
センスがいいんだな。
ふと、脇を見ると離れのトイレが見えたのでピンと来て見に行くと、やっぱり!当たり!!
大便所の方の戸を開けると目に飛び込んできた、目がチカチカするような市松模様のタイル!これは名古屋の
中村の松岡旅館(の隣?)や函館の大正湯などでも
使われているマジョリカタイルだ!!
斬新!ハイカラ!一部のタイルが反対向きに貼られているのは、間違いなのか、わざとなのか(笑)
衛生面からの汚れ防止、お手入れのしやすさという実用面だけでない、このど派手な市松タイルはいったいどういう意図で
貼られたのだろう。お風呂に入る前に、現実世界を忘れさせ、心の垢も洗い流す、という意味があったのかな。
ところでお風呂を出て帰り道、一乃湯トイレのあのタイルはあまりネットでも見たことがなかったなぁ、と思って
スマホで検索してみたら、「一の湯のタイル」というブログ記事が出てきたので、あっこれだ!と開けてみると
自分のブログだった(爆)。なぬー、9年前に書いていたのか~~!!全く忘れ去っていた(呆)
一乃湯の近くには、もう一軒、池澤湯というのがあった。そこは看板建築のように四角い垂直の壁が立ち上がった
ファサードだが、中は割と古いんじゃない??
暖簾をペロッとめくって覗いてみると、番台裏の壁には冨士山の絵タイルが貼られていた。
翌朝の散歩の時にも前を通ったら、小さくて生垣に囲まれたかわいいお風呂屋だった。
お風呂屋つながりで、こちらも朝の散歩で見に行った、旧桑町温泉。以前2009年にも見ており、当時すでに廃業して久しい
雰囲気だったが、全く変わらぬ佇まいで残っているのが奇跡だなぁ!
ちょっと山小屋風でかわいい三角破風のポーチと対照的に、のっぺりした壁が2階まで立ち上がったファサードが
要塞みたいでちょっと謎めいた感じ。。。
やっぱりポーチの支柱に目が行く。赤土と白土がまだらにミックスされたようなスクラッチタイル。
これは伊賀焼なのかと思って当時ちょっと調べたのだが、分からずそのままになっていたな・・・(汗)
上の方にはレリーフのタイルが。
男湯女湯それぞれの入口ドア前の地面にも同じタイルがあしらわれていた。これは飾りを兼ねた泥落としかな。
長年踏まれてつるつるになっていた。
建物の側面は腰まで切り石風のテラコッタが貼られ、その上はドイツ壁。これは洋館なのだな!
内部も洋風の意匠があるのだろうか??ステンドグラスやタイルなど!?中を見てみたいなぁ~
前回見た時は裏の方にレンガの煙突がそびえていたが、今回は見当たらなかったような気が。。。
当時も残っていたのは半分くらいだったが、さすがに倒れたら危険だから撤去されてしまったのだろう。
続く。