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Channel: まちかど逍遥
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高雄でタイル展を見る。(台湾)

お正月明けの1月の三連休にまた台湾に行ってきた。今回は嘉義にできたマジョリカタイル博物館を訪ねることが ほぼ唯一の目的だったので、現地アクセスのよい高雄へ入ることにしたのだ。 ところで、高雄で去年の秋やっていて見に行きたいなぁと思っていたモザイクタイル展が、1月まで会期延長されて いたので、嘉義へ行く前に見に行くことにした。大好きな高雄でMRTの終点西子湾まで行き、鼓山地区へ。...

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高雄のライトレール(台湾)

高雄の続き。 高雄ではもう一つ確認したいことがあった。 私が2009年に初めて来たとき、そのわずか一年前の2008年に廃線となってしまっていた高雄の臨港貨物線。 貨物線風景を間近で見たいと楽しみにしていたのだったが、愕然としてしまった。。。しかしその廃線跡が、 貨物線と共に歩んできた街の風景を感じながら爽やかな風を切って走れるサイクリングロードとして 活用されていることにいたく感動したのだった。...

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嘉義のマジョリカタイル博物館(台湾)

台湾の続き。 高雄から自強号で嘉義に移動してきた。こちらが今回の旅のメインである。 去年の夏ごろに建築めぐり仲間のUさんから、こんなとこあるよ、と教えてもらった台湾、嘉義の マジョリカタイル博物館(台灣花磚古厝)。これはすぐ行かねば!!と速攻で1月の三連休のピーチ便を 押さえたのだった。mayumamaさんも行くというので2人で計画し、事前に博物館のオーナーの...

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マジョリカタイル博物館の2階(台湾)

嘉義の台灣花磚博物館の続き。 博物館の2階には部屋が2つある。ここもショールームとして公開され、マジョリカタイルに囲まれた生活を 疑似体験できる。いずれの部屋も、新しくガラス張りのお風呂とトイレが設えてあり、一時は宿泊施設として 使っていたようだが、現在は特別な客しか泊めていないとのこと。 うわぁ~~!! タイルで飾られた天蓋つきベッド、ちゃんと踏み台もある。今日はここで寝るのだ!夢のよう~~...

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民居のタイルめぐり(台湾)

嘉義の続き。 2日目は朝から徐さんが車で嘉義近郊の民居めぐりに案内して下さることになっていた。 都市部近くにはやはりもう残っていないそうで、車で30分ばかり走った新港というまちにやって来た。 集落の中へ入り込んで車を停めると、徐さんのお友達がにこやかに迎えてくれた。 レンガ造の門は、白い石(コンクリートかも)とのコンビネーションで、辰野式の建築を思わせる。...

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北港のまちを歩く。(台湾)

台湾の続き。 新港からほど近い北港のまちにやって来た。 北港は、台湾各地にある媽祖廟の総本山である北港朝天宮を中心に栄えた台湾随一の門前町。 港という名がつくので港はどこかと聞いてみると、海は遥か遠くだという。 台湾の西岸はだいたい中央山地から流れる河川による沖積平野である。北港のまちは天然の良港として 17世紀前半に開拓されたが、河川が氾濫を繰り返し土砂の堆積が進んで海岸線は遠ざかってしまった。...

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民居のタイルめぐり2(台湾)

台湾の続き。 北港のまちなかから少し走りやって来たのは、こちらも地主だった蔡家。三合院の民居だが、さっきの林氏の お宅とは全く違うスタイルの門だな。屋根の上の巻草飾りが軽やか。 護龍と呼ばれる左右の棟の妻壁が道路からよく見えるのだが、これが何かすごいぞ! レンガ造の壁に、人造石洗い出しによるレリーフが満載!丸窓のまわりには緑色のビーズのようなものが...

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民居のタイルめぐり3(台湾)

台湾の続き。 北港から今度は、水林郷にある紀家にやってきた。 紀家古厝は日本統治時代の1915(大正4)年に、当時「サトウキビ王」と呼ばれた紀長により建てられた。 細い路地の中に入り込み、普通っぽい家の脇の門を入って行くと、隠れるようにして小さな三合院があった。 えっ・・・これ?左右の護龍は新建材で建て替えられており、正身の屋根の上にもタイルはない。...

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民居のタイルめぐり4(台湾)

台湾の続き。 もうそろそろ日が傾いてきたが最後に1軒、水林の海埔村にある許家にやってきた。ここは徐さんも まだ実際に見たことがなかったというお宅で、道路に面した長い塀には馬車の絵のレリーフが施され、 いかにもセレブ(笑)。ここも三合院だが今日見てきた中で一番前庭が広いな。 1934(大正9)年築。この建物が変わっているのは、両側の建物(護龍)にベランダがついているのだ!!...

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嘉義のまちなかタイル(台湾)

台湾の続き。 民居めぐりから嘉義のまちに戻ってきたがもう1ヶ所タイルスポットを案内してくれると言う。 ほんとに車が入っていいのか?と思うような細い路地に乗り込み、見にきたのは小さな木造建物。 その入口扉の両側にタイルが! 4枚セットで円形になる幾何学模様のタイル。深坑の永安居に貼られていたのと色違いで、よく見られる柄だが、 タイルの額縁に囲まれると十分主役になるね!...

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2018.1.6~8 台湾 嘉義タイル旅 もくじ

大好きな台湾で大地震・・・行ったことがあり楽しい思い出のある花蓮のまちが、大変なことに。心が痛い。 被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。未だ行方不明の方々の無事をお祈りいたします。。。 ------------------------------------------------------------------------------------------...

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兵庫県立考古博物館へ行ってきた。

先週末は加古川市にある兵庫県立考古博物館へ行ってきた。今回は学芸課の深井さんを訪ねいろいろお話をしてきた。 深井さんは2003年に淡路島の珉平焼窯跡の発掘調査に携わり、そこから出土した淡陶(現DANTO)製 タイルを調査され、図柄や裏面の刻印により時代特定ができるという「タイル考古学」を提唱されている方。...

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名古屋近代建築観察会

だいぶ経ってしまったが(汗)・・・1月末に参加した名古屋近代建築観察会のことを。 モザイクタイルミュージアムのサイトを見ていたら、現在開催中の「陶磁器試験場と近代の建築装飾」展の 関連イベントで、名古屋市内の近代建築の見学会を見つけた。講師はは去年愛知登文会のツアーで陶磁器会館を ガイドして下さった村瀬さんだという。モザミューに電話して内容を聞いたら、タイルを中心に見て回り、...

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名古屋近代建築観察会 後編

名古屋近代建築観察会 前編からの続き。 栄の三越は元「オリエンタル中村百貨店」であり、建物の隅切り面にはかつて岡本太郎の壁画があったそうだ。 壁から浮かび上がる造形。中日ビルといい、栄の夜景は華やかだったんだなぁ~ 栄のランドマークになっているパチンコ屋の大観覧車が、パチンコ台をイメージして作られ、ゴンドラも...

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また、瀬戸を歩く。

名古屋の続き。 近代建築観察会の日は、仲間5人皆名古屋泊だったので一緒に晩ご飯を食べて楽しいときを過ごした。 翌日は皆バラバラ別行動で、私はまた瀬戸へ行ってきた。つい2ヶ月ほど前に行ったところだが(苦笑) 今回は瀬戸蔵ミュージアムを訪問する予定。少し早く着いたので周辺をうろつくことに。 旧瀬戸駅の跡地あたりを見ようと線路沿いに戻る方向へ歩いていくと、更地の真ん中にぽつんと蔵が建っている。...

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また、瀬戸を歩く。2

瀬戸の続き。 前回歩いていない道を細々と歩いて風景を楽しむ。前回歩いていないと言っても多分9年前に一度は 歩いているかも知れないが・・・ グループホームのコンクリート擁壁に貼られていたるり釉タイル。擁壁は新しいがタイルは古そうに見える。 碍子垣。 陶磁器のお店の前の土間には銅板転写の本業タイルの1/2版がずらりと敷かれている。...

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また、瀬戸を歩く。3

瀬戸の続き。 窯垣の小径資料館から、山越え道を歩いてみよう。 イノシシでも出てきそうな雑木林の小径。 ここを歩くと、窯垣の小径がメインストリートだった時代が想像できる気がした。 こんな丘の上にもぽつんと窯があったんだな。あぁ、昭和30年代ごろのこの場所を歩いてみたい。。。 雪を踏みながらどんどん下りていったら、すぐ眼下に見えている道路へ下りられず・・・また上ってぐるっと回り...

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2018.1.27~28 名古屋・瀬戸再々訪 もくじ

最近名古屋づいている今日この頃。安いバスの存在を知ってから名古屋が断然近くなった。 これまで青春18きっぷで日帰りしたことも何度もあるけど、正直しんどいもんね・・・(汗) 夜行バスは勘弁だけど、3時間の昼行バスなら何とか。 今回はモザミューの展示の関連イベントが名古屋市内であったので参加。めちゃくちゃ充実したツアーだった!! ・名古屋近代建築観察会 前編 ・名古屋近代建築観察会 後編...

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加治木図書館と龍門滝

また鹿児島に行ってきた。 朝イチのピーチで鹿児島空港に着いて、レンタカーでGO!南下して姶良市にある加治木図書館にやってきた。 洋風の破風がふたつ重なるちょっとおしゃれな建物は、1937(昭和12)年に郷土館として建てられた。 1972(昭和47)年に新しいRC造の郷土館が出来たので、元の建物を図書館に譲ったとか。 どちらも郷土文化の保存・継承に熱心な篤志家の寄付による。...

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金山橋と龍門司坂

鹿児島の続き。 さっき空港から走って来る途中に案内表示を目にして気になっていた石橋も、龍門滝の滝上から近いので行ってみよう。 金山(きんざん)橋が架かる網掛川は、田畑に囲まれた開けた場所に流れていた。駐車場とトイレもちゃんと 整備されているところを見ると、観光スポットとして訪れる人も多いのだろう。 おぉ、確かにアーチの石橋だ。欄干は比較的新しそうだが、切石がぴっちり隙間なく積まれたアーチは...

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