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Channel: まちかど逍遥
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高雄でタイル展を見る。(台湾)

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お正月明けの1月の三連休にまた台湾に行ってきた。今回は嘉義にできたマジョリカタイル博物館を訪ねることが
ほぼ唯一の目的だったので、現地アクセスのよい高雄へ入ることにしたのだ。

ところで、高雄で去年の秋やっていて見に行きたいなぁと思っていたモザイクタイル展が、1月まで会期延長されて
いたので、嘉義へ行く前に見に行くことにした。大好きな高雄でMRTの終点西子湾まで行き、鼓山地区へ。
このあたりは高雄の旧市街地なのでレトロな雰囲気が漂い、高雄でも特に好きな場所。歩くだけでウキウキする(笑)。


「磚美於前」台灣經典馬賽克磁磚展。高雄市政府都市発展局と老屋顔設計室の共催の展示だ。
前回の記事に書いたように老屋顔さんは、「台湾レトロ建築案内」という本を直近で出されたが、その前からファンだった。
私も日本でも台湾でも素敵なモザイクタイルや面格子を見つけては写真を撮っていたが、老屋顔さんの写真は
見たことのない圧倒的なかわいさ、圧倒的なボリュームで、一気にノックダウンされてしまったのだった(笑)


会場となっている「哈瑪星再生基地」も、1950年代に建てられた古い建物をリノベーションした建物で
外壁も内部も当時流行のモザイクタイルで埋め尽くされている。


展示はこじんまりした部屋でやっていて、老屋顔さんが収集されたタイルのパターンがポストカードになって
飾られていた。私が「パズルモザイク」と呼んでいる、模様が小ユニットになったタイプのタイル。
こんなのどこにあった!?とうらやましくなるような美しい色とパターンが80種あまり。


いくつか並べれば素敵なインテリアになるな!


中央のテーブルには実物のタイルも展示されていた。


こちらはコラボ作品だろうか?タイル風景を撮った写真がタイルになってネット貼りされている作品。
入れ子のようで面白いな。


糸くずのようにランダムな線が面白い長方形モザイクタイル。


この哈瑪星再生基地はまちづくりに関わる拠点施設で、2階にはちょっとした講演ができるスペースもある。


レトロな生活用品の展示や高雄の古地図の展示や、商店建築の時代ごとの特徴などまちなみの変遷を解説した
パネル展示もあった。とても興味がある内容なので時間をかけて見たかったのだが、、、行きの飛行機が
約1時間遅れたこともあって高雄では1時間半ぐらいしかない。これからまたMRTで高雄駅まで行って
遅くならないうちに嘉義へ移動しなければならないので、後ろ髪引かれながら会場を後にした。


通りがかりのまちには、あらためて見るとたくさんのモザイクタイルがあった。一見地味だが、ひとつひとつ
よく見ると愛らしい。ありふれていると思ってこれまではやはり見ていなかったのかもしれない。


竹タイルをいちめんに貼った柱。こんな大面積に貼り詰められた竹タイルは見たことがない気がする。
斬新だなぁ!




きれいなグリーンのタイルはクロコダイル柄!?


かわいい格子も見つけたよ~~


あかん!こんな1軒1軒寄り道してたら全然前に進まない。。。(苦笑)

続く。

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