鹿児島県民教育文化研究所再訪
鹿児島の続き。 以前このあたりをうろついて偶然発見し、素晴らしくて感激した鹿児島県民教育文化研究所(元藤武呉服店別邸)を もう一度見に来た。以前ブログに写真もアップしているがまた載せたくなる(笑) 入口をガラッと開けて、すみませ~ん!と声をかけてみると、おっちゃんが出てきたので、建物を見学させて下さいと...
View Article鹿児島県民教育文化研究所再訪 その2
鹿児島県民教育文化研究所の続き。 素晴らしいのはアールデコの事務所だけではない。 玄関から廊下をまっすぐ進むと右手に中庭に面した格子窓や花灯窓が。 左手にはお庭を望む二間続きの端正な座敷がある。床の間には書院が付く。 藤の花房が大胆にデザインされた欄間。こちらも藤武呉服店の名にかけたものだな。 打出の小槌の透かし彫り。晴れやかで華やかな場だ。ここを会議室として使っているとは、何とも贅沢だなぁ!...
View Article島津重富荘
鹿児島の続き。 旧重富島津家別邸というのを探してうろうろしていたが、ネットに出ていたマップは場所が全く違っていたようで、 散髪屋のおっちゃんにタブレットの地図で教えてもらってやってきた。あぁ、ここか! ここは島津久光の別邸で客人をもてなすための場であった。薩摩藩の栄華をしのぶこの高台の邸宅は、 今はすでに島津家の手を離れているが、庭園もそのままに「マナーハウス島津重富荘」としてウエディング会場、...
View Articleまた、瀬戸を歩く。2
瀬戸の続き。 前回歩いていない道を細々と歩いて風景を楽しむ。前回歩いていないと言っても多分9年前に一度は 歩いているかも知れないが・・・ グループホームのコンクリート擁壁に貼られていたるり釉タイル。擁壁は新しいがタイルは古そうに見える。 碍子垣。 陶磁器のお店の前の土間には銅板転写の本業タイルの1/2版がずらりと敷かれている。...
View Articleまた、瀬戸を歩く。3
瀬戸の続き。 窯垣の小径資料館から、山越え道を歩いてみよう。 イノシシでも出てきそうな雑木林の小径。 ここを歩くと、窯垣の小径がメインストリートだった時代が想像できる気がした。 こんな丘の上にもぽつんと窯があったんだな。あぁ、昭和30年代ごろのこの場所を歩いてみたい。。。 雪を踏みながらどんどん下りていったら、すぐ眼下に見えている道路へ下りられず・・・また上ってぐるっと回り...
View Article2018.1.27~28 名古屋・瀬戸再々訪 もくじ
最近名古屋づいている今日この頃。安いバスの存在を知ってから名古屋が断然近くなった。 これまで青春18きっぷで日帰りしたことも何度もあるけど、正直しんどいもんね・・・(汗) 夜行バスは勘弁だけど、3時間の昼行バスなら何とか。 今回はモザミューの展示の関連イベントが名古屋市内であったので参加。めちゃくちゃ充実したツアーだった!! ・名古屋近代建築観察会 前編 ・名古屋近代建築観察会 後編...
View Article加治木図書館と龍門滝
また鹿児島に行ってきた。 朝イチのピーチで鹿児島空港に着いて、レンタカーでGO!南下して姶良市にある加治木図書館にやってきた。 洋風の破風がふたつ重なるちょっとおしゃれな建物は、1937(昭和12)年に郷土館として建てられた。 1972(昭和47)年に新しいRC造の郷土館が出来たので、元の建物を図書館に譲ったとか。 どちらも郷土文化の保存・継承に熱心な篤志家の寄付による。...
View Article金山橋と龍門司坂
鹿児島の続き。 さっき空港から走って来る途中に案内表示を目にして気になっていた石橋も、龍門滝の滝上から近いので行ってみよう。 金山(きんざん)橋が架かる網掛川は、田畑に囲まれた開けた場所に流れていた。駐車場とトイレもちゃんと 整備されているところを見ると、観光スポットとして訪れる人も多いのだろう。 おぉ、確かにアーチの石橋だ。欄干は比較的新しそうだが、切石がぴっちり隙間なく積まれたアーチは...
View Article鹿児島県民教育文化研究所再訪
鹿児島の続き。 以前このあたりをうろついて偶然発見し、素晴らしくて感激した鹿児島県民教育文化研究所(元藤武呉服店別邸)を もう一度見に来た。以前ブログに写真もアップしているがまた載せたくなる(笑) 入口をガラッと開けて、すみませ~ん!と声をかけてみると、おっちゃんが出てきたので、建物を見学させて下さいと...
View Article鹿児島県民教育文化研究所再訪 その2
鹿児島県民教育文化研究所の続き。 素晴らしいのはアールデコの事務所だけではない。 玄関から廊下をまっすぐ進むと右手に中庭に面した格子窓や花灯窓が。 左手にはお庭を望む二間続きの端正な座敷がある。床の間には書院が付く。 藤の花房が大胆にデザインされた欄間。こちらも藤武呉服店の名にかけたものだな。 打出の小槌の透かし彫り。晴れやかで華やかな場だ。ここを会議室として使っているとは、何とも贅沢だなぁ!...
View Article島津重富荘
鹿児島の続き。 旧重富島津家別邸というのを探してうろうろしていたが、ネットに出ていたマップは場所が全く違っていたようで、 散髪屋のおっちゃんにタブレットの地図で教えてもらってやってきた。あぁ、ここか! ここは島津久光の別邸で客人をもてなすための場であった。薩摩藩の栄華をしのぶこの高台の邸宅は、 今はすでに島津家の手を離れているが、庭園もそのままに「マナーハウス島津重富荘」としてウエディング会場、...
View Article岩元邸と鹿児島の夜歩き
鹿児島の続き。 島津重富荘を探しているとき、なんかすごいお屋敷を見つけた。うわぁ、これはタダモノではないな!? 門が開いているのだが、防犯カメラがジッとこちらを睨んでいる(苦笑)。「岩元」という表札が。 円弧と直線で構成されたアシンメトリーなモダニズムデザインの建物で、外壁にはタイル、窓には鉄格子がはまり 凝灰岩の腰壁の上にひさしを支える鋳鉄製らしきねじねじ柱が立っている。...
View Article玉江橋を見てから温泉めぐりへ
鹿児島の続き。 鹿児島市内に泊まった翌日は温泉めぐりへ。 その前に、岩元邸の向かいにある玉江橋を見ていこう。 鹿児島市街地を流れる甲突川には、玉江橋、新上橋、西田橋、高麗橋、武之橋 という5つの石橋が架かっていたが、 1993(平成5)年の集中豪雨で新上橋と武之橋が流失してしまった。それを受け、残る3つの石橋を確実に 保存するため、石橋記念公園に移築保存された。...
View Articleリベンジ、霧島ホテル
鹿児島の続き。 ランチを食べたあとは一路霧島山へ。 実は今回の旅のプラン、そのままそっくり去年の10月に計画していたものだが、新燃岳が噴火したのと、 台風直撃予報のため泣く泣く断念したのだった。宿やレンタカーは無料でキャンセルできたが、 行き帰りはLCCなので欠航にならない限り返金されない。まぁこの予報だと往復とも欠航、まぁヘタしても...
View Article小林の石橋めぐり 岩瀬橋と東方大丸太鼓橋
霧島からの続き。 小林あたりに石橋がいくつか点在しているようなので、順番にめぐろう。 石橋はナビに入れても出てこないので、ネット情報を元に現地でうろうろ探すしかない。しかしそれがまた 石橋めぐりの醍醐味なのだ。 まずやって来たのは、実は石橋でなく鉄橋である(笑)。この旧岩瀬橋も有形登録文化財。 最初1892(明治25)年に切石積みの橋脚に木製の桁橋として作られたが、1925(大正14)年に...
View Article小林の石橋めぐり 橋満橋と石氷橋
小林の石橋めぐりの続き。 次は橋満橋を探しに来た。 熊本の石橋は主なものには統一された標識が表通りにでており駐車スペースも整備されていたが、 宮崎県域ではそういうものがなく、たどり着くのがなかなか難しい。えびのでもそうだったな。 その場へ行けば説明板もあるのだが・・・観光資源という認識がまだ薄いのだろうか。 細い道をどんどん入って行って、人がいそうな事務所を見つけて声をかけたら親切に教えてくれた。...
View Article2018.1.20~22 度々、鹿児島 もくじ
鹿児島は大好きで何度も行っているが、ちょくちょくイジメられる(苦笑)。大雪が降って帰りの飛行機が欠航し 高い新幹線代を持ち出しにさせられたり・・・ 今回の旅も最初去年の10月に予定していたのを、新燃岳の噴火と季節はずれの台風直撃で泣く泣くキャンセルしたが、 飛行機は往復とも飛んだのでお金は戻ってこず・・・(苦)...
View Articleまちかどの近代建築写真展 in 大阪XIII
先週土曜日に、毎年恒例の近代建築写真展の設営のお手伝いに行ってきた。、、、とは言っても参加は3年ぶり(汗) 今年は教会を中心に、お寺なども。狭いバックヤードの廊下に、これでもか!というぐらい貼ってます(笑) 全国津々浦々に美しい教会建築がこれほど残っているとは。圧巻!! 「まちかどの近代建築写真展in大阪XIII」(通算第72回) テーマ:「信仰の場 教会からモダンなお寺まで」 会期:...
View Article税務署帰りに・・・
先日、半日休んで住吉税務署へ確定申告しに行った帰り、表通りでなく裏道を自転車で走ったらいろいろ発見が。 まずはステキなBARBER、シカタさん。ファサードの少し大判のタイルが渋い! ガラスドアの上にはねじねじボーダーが。お店は現役なのかどうか不明。 また走っていたら、いきなり現れたこれは何だ!?洋館付き住宅だが和館の方はガレージになっていて、 洋館が玄関である。存在感が半端でない!!...
View Article年末、京都のタイル歩き
去年の年末のことを書いておこう。 毎年会社は12月29日から休みで、実家へは大晦日に帰ることにしている。今年は大掃除を先週あらかた やってしまったし、ほんとに自由な年末休みの初日、さて何をしようか・・・せっかくなので京都にでも 出かけてまちを歩こう。数ヶ所チェックしていたタイルスポットをつなぐ形で歩くことに。 まず見つけたのはこの建物。うぉ~~っ、なんか変わったタイルに覆われてる!...
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