鹿児島の続き。
ランチを食べたあとは一路霧島山へ。
実は今回の旅のプラン、そのままそっくり去年の10月に計画していたものだが、新燃岳が噴火したのと、
台風直撃予報のため泣く泣く断念したのだった。宿やレンタカーは無料でキャンセルできたが、
行き帰りはLCCなので欠航にならない限り返金されない。まぁこの予報だと往復とも欠航、まぁヘタしても
片道どちらかは欠航になるだろう、と高をくくっていたら、行きは台風が来る前に、帰りは台風が去ってから、
通常通り運航されたのであった(涙)。何と間の悪い・・・それでもめげずに今回リベンジを果たしに来たのだ!
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霧島山の上は全く噴火の影響もなく灰が降ることもなくスイスイ快適なドライブ。宿に入るにはまだちょっと
早いので、前回も見に来た丸尾滝へ。
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雨の直後だった前回は怒涛のような水量に圧倒されたが、今回はシャワーのように細かい水しぶきを散らしながら
流れ落ちる滝の前にかかる虹の美しさに感動~~~!!
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霧島温泉市場は大賑わいで、先に観光案内所へ寄っていたらとうもろこしが売切れてしまって残念~~~(苦笑)
お土産を買ったら、ちょっと早いけどホテルへ行くかぁ。
今日の宿は霧島ホテル。ここの温泉は九州八十八湯めぐりにラインナップされているのだが、立ち寄りだと
1000円と高いので泊まることにしたのだ(笑)。
安いプランなので奥の奥の質素なシングルルームだが、今回はクラシックホテルじゃないので別に構わない。
さっそく温泉を偵察。このホテルの敷地内には、硫黄泉、明礬泉、塩類泉、鉄泉の4種類の源泉があり、それぞれの
浴槽を行ったり来たり。有名な硫黄谷庭園浴場は通常混浴だが女性専用時間帯があるというので、夕食後にまた入りに来よう。
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一応2食付で予約してあり、館内の居酒屋での夕食はあまり期待していなかったが、十分満足!
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せっかくだからと調子に乗って焼酎のお湯割りなぞ頼んでしまったら店を出る頃にはフラフラ(笑)。
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ほろ酔いでも居酒屋の床の木目調タイルはちゃんと撮る(笑)。
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館内のギャラリーには昔の霧島ホテルの様子を写した写真や、送迎バスのエンブレムなども展示されていた。
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かわいいデザイン。
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源氏香の図などというのもあって興味しんしん。
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女性時間帯に入りに来た硫黄谷庭園浴場は広くて天井が高く体育館のようだ(笑)。白濁したお湯も青森の酸ヶ湯温泉と
イメージがちょっとかぶる。しかし、熱い・・・長くは入っていられないな。。。
→霧島ホテル公式サイト
翌日は予報通り朝から雨。朝風呂に入ってビュッフェの朝食を食べたらもう出かけよう。
今日も前半は温泉の予定なので雨でも大丈夫。ふたつほど行きたい温泉があるので霧島山の反対側の方へ車を走らせる。
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30分ほど走るともう最初の目的地、湯穴(つあな)温泉に着いてしまった(笑)。簡素な小屋だが、八十八湯に
取り上げられてるということは泉質はいいのだろう。すでに60湯あまり訪れたが裏切られたことはない。
なんだか人ん家の庭みたいな駐車場には、確かに朝から軽トラやら近所の人らしい車が多数停まっている。
中に入ると脱衣所も素朴、というか味気ない。
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しかし・・・浴室に入ってみると、四角い浴槽の縁はゴッテリと成分が盛り固まり、さざ波のような模様が付いている。
ところどころは棚田状になっているところも。成分が濃い~のだな!
朝っぱらから地元のおばちゃんたち8人が狭い浴槽にぎっしり入っているところに、私も入らせてもらう(笑)
貝汁のような色でうっすら濁ったお湯は、少し舐めてみると、ん!?甘い??いや、これは炭酸なのか?
ひとりのおばちゃんが蛇口をひねってお湯を口にしていた。飲めるのか!
私も真似して飲んでみたら、あっ!すごい強い炭酸だ。大分の七里田温泉より強いんじゃない!?
おばちゃんによると、昔は川の近くから湧いていて、冷やして飲んでいたと。これなら十分サイダーだ!
さて広がる田園の中をまた半時間ほど走ると、のどかな里の集落の中に意外にこぎれいな施設が現れた。
次の目的地、湯之元温泉である。ほんとはもう少し時間をあけてからの方がいいんだけど
ルート的に連続で温泉になってしまう(苦笑)。まぁ仕方ないな。
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駐車場の横に木造の越屋根のついた下見板張りの建物が。あっ、これが浴場かな、いい感じ!
受付でお金を払いながらおねえちゃんに聞いてみると、あれは旧浴場なんですよ~、と。
えー、使ってないんですか、見ることもできない?もう物置みたいになってまして~。あぁそうなんですかぁ。
少しがっかりしながら、現浴場へ向かう。横には有料の汲み場もあった。
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現役施設は浴槽が3つと打たせ湯、サウナ、露天風呂などもある。しかし、ここのお湯がやっぱりすごかった!!
中央の大きな浴槽は鉱泉風呂という、鉄の赤い色のお湯。少し舐めてみると、さっきの湯穴温泉と同じような味がする。
ここも炭酸泉なのだ。色も味も濃くて入りごたえがあるのだが、あまり泡はつかないな。
右手には「高濃度源泉風呂」という透明のお湯が満ちた浴槽があった。手を入れると、、、冷たい!!水風呂だ。
これが源泉のもともとの温度。入っていたおばちゃんの話によると、赤いお湯はこの源泉を沸かしているのであり、
沸かすとあの色になるとか。ええっ、同じお湯だって!?まさかそうとは思えないな!
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鉱泉風呂でよく温まってから、高濃度の冷泉へ。う~~ん、チベタイ!!入るとすぐに泡が体一面についてきた。
うわぁ~!すごい!顔をつけてみると、しばらくするとピリピリしてきた。鼻にもくる。これは強力!!
目に入ると痛い痛い。しかしおばちゃん曰く、洗面器に源泉を汲んで目をぱちぱちして洗うと目の病気が治ると。
ん、なんか聞いたことあるな。そうだ、別府の山の上の塚原温泉でも、常連のおばちゃんがそこの強酸性のお湯で目を洗うと
目が良くなるとか言っていた。実際やってみたら痛くて涙がいっぱい出て、その後なんか視界がクリアになった気がする??
露天風呂は中濃度で、ぬるめなので人気がありかなり長時間浸かっている人もいた。
この湯之元温泉では宿泊や食事もできるようだ。ゆっくり温泉に入っていたらちょうどいい時間になったのでお昼にしよう。
鯉定食は鯉の洗いに鯉こく、温泉で炊いたご飯など・・・お値段以上の充実。美味しかった~~
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外へ出たら雨は止んでいた。次の場所へと車を出したら、鮮やかな水色のタイルが目に飛び込んで来た!
しばし車を停めてじっくり見る。こんなところでタイルに出会えるとは(笑)
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雨上がりの空に負けず爽やかな色!
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小林あたりまで一気に移動して、ここからは石橋めぐりといこう。
続く。
ランチを食べたあとは一路霧島山へ。
実は今回の旅のプラン、そのままそっくり去年の10月に計画していたものだが、新燃岳が噴火したのと、
台風直撃予報のため泣く泣く断念したのだった。宿やレンタカーは無料でキャンセルできたが、
行き帰りはLCCなので欠航にならない限り返金されない。まぁこの予報だと往復とも欠航、まぁヘタしても
片道どちらかは欠航になるだろう、と高をくくっていたら、行きは台風が来る前に、帰りは台風が去ってから、
通常通り運航されたのであった(涙)。何と間の悪い・・・それでもめげずに今回リベンジを果たしに来たのだ!
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霧島山の上は全く噴火の影響もなく灰が降ることもなくスイスイ快適なドライブ。宿に入るにはまだちょっと
早いので、前回も見に来た丸尾滝へ。
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雨の直後だった前回は怒涛のような水量に圧倒されたが、今回はシャワーのように細かい水しぶきを散らしながら
流れ落ちる滝の前にかかる虹の美しさに感動~~~!!
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霧島温泉市場は大賑わいで、先に観光案内所へ寄っていたらとうもろこしが売切れてしまって残念~~~(苦笑)
お土産を買ったら、ちょっと早いけどホテルへ行くかぁ。
今日の宿は霧島ホテル。ここの温泉は九州八十八湯めぐりにラインナップされているのだが、立ち寄りだと
1000円と高いので泊まることにしたのだ(笑)。
安いプランなので奥の奥の質素なシングルルームだが、今回はクラシックホテルじゃないので別に構わない。
さっそく温泉を偵察。このホテルの敷地内には、硫黄泉、明礬泉、塩類泉、鉄泉の4種類の源泉があり、それぞれの
浴槽を行ったり来たり。有名な硫黄谷庭園浴場は通常混浴だが女性専用時間帯があるというので、夕食後にまた入りに来よう。
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一応2食付で予約してあり、館内の居酒屋での夕食はあまり期待していなかったが、十分満足!
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ほろ酔いでも居酒屋の床の木目調タイルはちゃんと撮る(笑)。
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館内のギャラリーには昔の霧島ホテルの様子を写した写真や、送迎バスのエンブレムなども展示されていた。
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源氏香の図などというのもあって興味しんしん。
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女性時間帯に入りに来た硫黄谷庭園浴場は広くて天井が高く体育館のようだ(笑)。白濁したお湯も青森の酸ヶ湯温泉と
イメージがちょっとかぶる。しかし、熱い・・・長くは入っていられないな。。。
→霧島ホテル公式サイト
翌日は予報通り朝から雨。朝風呂に入ってビュッフェの朝食を食べたらもう出かけよう。
今日も前半は温泉の予定なので雨でも大丈夫。ふたつほど行きたい温泉があるので霧島山の反対側の方へ車を走らせる。
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30分ほど走るともう最初の目的地、湯穴(つあな)温泉に着いてしまった(笑)。簡素な小屋だが、八十八湯に
取り上げられてるということは泉質はいいのだろう。すでに60湯あまり訪れたが裏切られたことはない。
なんだか人ん家の庭みたいな駐車場には、確かに朝から軽トラやら近所の人らしい車が多数停まっている。
中に入ると脱衣所も素朴、というか味気ない。
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しかし・・・浴室に入ってみると、四角い浴槽の縁はゴッテリと成分が盛り固まり、さざ波のような模様が付いている。
ところどころは棚田状になっているところも。成分が濃い~のだな!
朝っぱらから地元のおばちゃんたち8人が狭い浴槽にぎっしり入っているところに、私も入らせてもらう(笑)
貝汁のような色でうっすら濁ったお湯は、少し舐めてみると、ん!?甘い??いや、これは炭酸なのか?
ひとりのおばちゃんが蛇口をひねってお湯を口にしていた。飲めるのか!
私も真似して飲んでみたら、あっ!すごい強い炭酸だ。大分の七里田温泉より強いんじゃない!?
おばちゃんによると、昔は川の近くから湧いていて、冷やして飲んでいたと。これなら十分サイダーだ!
さて広がる田園の中をまた半時間ほど走ると、のどかな里の集落の中に意外にこぎれいな施設が現れた。
次の目的地、湯之元温泉である。ほんとはもう少し時間をあけてからの方がいいんだけど
ルート的に連続で温泉になってしまう(苦笑)。まぁ仕方ないな。
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駐車場の横に木造の越屋根のついた下見板張りの建物が。あっ、これが浴場かな、いい感じ!
受付でお金を払いながらおねえちゃんに聞いてみると、あれは旧浴場なんですよ~、と。
えー、使ってないんですか、見ることもできない?もう物置みたいになってまして~。あぁそうなんですかぁ。
少しがっかりしながら、現浴場へ向かう。横には有料の汲み場もあった。
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現役施設は浴槽が3つと打たせ湯、サウナ、露天風呂などもある。しかし、ここのお湯がやっぱりすごかった!!
中央の大きな浴槽は鉱泉風呂という、鉄の赤い色のお湯。少し舐めてみると、さっきの湯穴温泉と同じような味がする。
ここも炭酸泉なのだ。色も味も濃くて入りごたえがあるのだが、あまり泡はつかないな。
右手には「高濃度源泉風呂」という透明のお湯が満ちた浴槽があった。手を入れると、、、冷たい!!水風呂だ。
これが源泉のもともとの温度。入っていたおばちゃんの話によると、赤いお湯はこの源泉を沸かしているのであり、
沸かすとあの色になるとか。ええっ、同じお湯だって!?まさかそうとは思えないな!
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鉱泉風呂でよく温まってから、高濃度の冷泉へ。う~~ん、チベタイ!!入るとすぐに泡が体一面についてきた。
うわぁ~!すごい!顔をつけてみると、しばらくするとピリピリしてきた。鼻にもくる。これは強力!!
目に入ると痛い痛い。しかしおばちゃん曰く、洗面器に源泉を汲んで目をぱちぱちして洗うと目の病気が治ると。
ん、なんか聞いたことあるな。そうだ、別府の山の上の塚原温泉でも、常連のおばちゃんがそこの強酸性のお湯で目を洗うと
目が良くなるとか言っていた。実際やってみたら痛くて涙がいっぱい出て、その後なんか視界がクリアになった気がする??
露天風呂は中濃度で、ぬるめなので人気がありかなり長時間浸かっている人もいた。
この湯之元温泉では宿泊や食事もできるようだ。ゆっくり温泉に入っていたらちょうどいい時間になったのでお昼にしよう。
鯉定食は鯉の洗いに鯉こく、温泉で炊いたご飯など・・・お値段以上の充実。美味しかった~~
Image may be NSFW.
Clik here to view.

外へ出たら雨は止んでいた。次の場所へと車を出したら、鮮やかな水色のタイルが目に飛び込んで来た!
しばし車を停めてじっくり見る。こんなところでタイルに出会えるとは(笑)
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雨上がりの空に負けず爽やかな色!
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小林あたりまで一気に移動して、ここからは石橋めぐりといこう。
続く。