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加治木図書館と龍門滝

また鹿児島に行ってきた。

朝イチのピーチで鹿児島空港に着いて、レンタカーでGO!南下して姶良市にある加治木図書館にやってきた。
洋風の破風がふたつ重なるちょっとおしゃれな建物は、1937(昭和12)年に郷土館として建てられた。
1972(昭和47)年に新しいRC造の郷土館が出来たので、元の建物を図書館に譲ったとか。
どちらも郷土文化の保存・継承に熱心な篤志家の寄付による。
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ちょうど9時前で開館準備をされていた郷土館のガイドの方に声をかけると、裏にも石造倉庫もありますよと
案内して下さった。
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おぉ、美形の石蔵。
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この石は大谷石に似ているが二瀬戸(ふたせど)石という地元産の凝灰岩だという。
石の表面の叩き痕が朝の光を受けてくっきりとした陰影を見せる。美しいなぁ!
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図書館はL字型につながった二棟からなり、こちらは元「陳列館」。高床式で作られていて、靴を脱いで上がる。
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ワンルームでこじんまり。書架は低くて子供でも使いやすそう。地域に親しまれていることが伝わってくる。
実際、新しい中央図書館が姶良市役所近くにできたのだが、こちらの方がいいとわざわざ来る方もおられるとか。
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左側のひときわ古そうな和館は、元「日本館」。現在は学習室などとして使われている。
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加治木のまちは江戸時代から交通の要衝であり、加治木島津家の麓(武家屋敷地)として栄えていた。
隣接する柁城小学校や加治木高校を含めて元島津義弘の屋敷地であり、西南戦争後の一時期に臨時県庁舎も
置かれていたとか。
第二次大戦終戦直前の空襲で加治木のまちの多くが焼失したが、郷土資料館の上手で火が止まり難を逃れたそうだ。
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さっき入って来た入口は、元の門柱の横であり、現在締め切られ掲示板などが立てられている部分が元の出入口
だったと聞いてちょっとびっくり。ははぁ!そういうことか。
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この日は大まかな予定は考えてあったが、朝っぱらからあまりせかせかするのも何なので、ガイドのおばちゃんの
説明を聞いたり、この近くにある石畳の古道、龍門司坂や龍門滝への行き方を教えてもらったりしながら、
郷土資料館でのんびり過ごした。

車で龍門滝へ向かう。案内通りに行ってみると滝の上に着いた。
黒い岩の上を流れて行く水が、空中に消えていく。かなり高い滝だ。しかし、、、木がわっさり生えていて
よく見えないな。。。
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黒々とした岩盤。下から見れる場所はあるだろうか?
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山の麓にある駐車場から細い小道を数分歩くと、おぉ!出た!うぉ~~っ!!
高さ46m、幅43m。日本の滝百選にも選ばれている。水量は少なめだが4条に分かれて落ちる姿は
雄大で美しい~~
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川原に下り、飛び石に乗って正面から眺める。
崖をなしている岩盤は柱状節理がはっきり見えているな。マグマが冷えて固まった安山岩だという。
岩の凹凸に当たった水の流れは多様な表情を見せる。
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黒光りする岩と、真っ白な水のしぶき。
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深い緑色によどんだ滝つぼ。あぁ、ずっと見ていても飽きない美しさ。。。さすが日本の滝百選。
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滝も結構好きなのであちこちで見に行っているが、これから日本の滝百選もチェックしておこう~~

続く

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