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Channel: まちかど逍遥
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嘉義のまちなかタイル(台湾)

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台湾の続き。

民居めぐりから嘉義のまちに戻ってきたがもう1ヶ所タイルスポットを案内してくれると言う。
ほんとに車が入っていいのか?と思うような細い路地に乗り込み、見にきたのは小さな木造建物。
その入口扉の両側にタイルが!


4枚セットで円形になる幾何学模様のタイル。深坑の永安居に貼られていたのと色違いで、よく見られる柄だが、
タイルの額縁に囲まれると十分主役になるね!




その建物の向かいには古い古い漢方薬屋さんがあり、店の前では近所のおっちゃんたちが将棋を指していた。
それを覗き込むおっちゃんも含め、この路地の名物風景のようだ(笑)
薬屋のおっちゃんが、写真の載ったガイドブックを見せてくれた。おんなじ!!(笑)

日本の将棋ではなく丸い駒を使う中国将棋だ。
日がな一日、ポツリポツリとしゃべりながら路地で遊ぶおっちゃんたち。ほっこりするなぁ~~

そこの薬屋の建物も古い木造で、薬棚も味わい深い。ショーケースの中に飾られていたよく分からない鉱物やら
乾燥した物体やらを眺めたり、勧められるままにカウンターの中に皆で入って記念撮影を撮ったり(笑)


お土産に梅仁丹みたいな小袋をもらった。mayumamaさんは気味悪がってたけど、私は結構好きな味(笑)


そのエリアは区割りが細かく他にも古そうな建物が残っていた。


さぁ長い一日が終わり、2人の友人は台北へ戻り、私たちは引き続き博物館の部屋に泊まらせてもらったが
徐さんも明日は仕事なのでお家へ帰られると言う。そう、徐さんには本業があるのだ。
貴重な休日をずっと私たちのためにあちこち案内して下さり本当に感謝!


夜市をうろついて豆花を食べる。前日も来たけど雨が降っていたしご飯直後でおなかいっぱいすぎて
何も食べられなかったので、リベンジ(笑)。嘉義の夜市は有名らしく毎日やっている。楽しいなぁ!


夜の嘉義駅もいいなぁ。明日の自強号のきっぷを買っておく。


翌日は14時台の高雄発なのでお昼前に嘉義を出なければならないが、ぎりぎりまで2人で町歩き。
私は2015年に嘉義の近代建築はひと通りめぐっているが、今回は老屋顔さんの影響もありモザイクタイル&面格子を
探したり、活気ある市場で買い食いしたりと楽しんだ。

これは冨士山かと思いきや、阿里山か?

市場近くでこんなタイルも発見!!


額縁に囲まれた手描きの組絵タイル。松など生えてて日本っぽいなぁ。




今はコーヒー屋さんになっているようだが元は医院かな?


こんな変わった建物も発見。白い外壁でモダニズムのような外観なのだが、、、


アーケード部分がヴォールト天井のようになっていた。


私が風穴ブロックと呼んでいる、こういう穴あきブロックも老屋顔さんのコレクションの対象。
日本よりも多様でカワイイデザインがいっぱいあるのよね!


台湾はほんとに、何回来ても、どこの街へ行っても楽しいなぁ!!まちかどを歩いているだけ、
電車に乗っているだけでもウキウキしてニヤニヤしてしまうのだ(爆)



楽しすぎてやっぱり最後はギリギリ(汗)。博物館へ荷物を取りに戻ってタッチ&ゴーで嘉義駅へ。。。

最後に、変わり行く高雄駅の風景を通路の上から。








今の高雄駅舎は暫定的な建物。日本統治時代に建てられた名建築の旧高雄駅舎は曳き家で移築されているが、
建設中の新駅舎ができたら、あの旧駅舎をつなげて入口として使う計画らしい。楽しみ~!!
さて次回来る時には駅前風景はどう変わっているだろうか。


結局、台湾のまちなかに滞在したのは、半日と一日と半日。すごく短かったけどとっても充実した旅だったな!!

終わり。

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