孔舎衛坂駅跡
少し前のことになるが・・・ お正月休みの間に、前から機会をうかがっていた二つの廃駅跡を、兄と共に訪ねてきた。 ひとつは、マユ35さんのブログで見た孔舎衛坂(くさえざか)駅跡。 近鉄石切駅は昔仕事で何度か行ったことがあったが、そこからほど近いところに こんな空間があったと知って驚き、行ってみたいと思っていたのだった。 近鉄石切駅と生駒駅の間の現在の生駒トンネルは1964(昭和39)年に開通した...
View Article旧東青山駅跡
くさえざか駅跡を見に行った翌日に、もう一つの廃駅跡を訪ねた。母と兄と共に。 訪ねたのは、近鉄の旧東青山駅跡。寒い日で、山間部にある駅跡は雪がちらちら舞っていた。 近鉄大阪線の青山峠越えの区間はもともとは今とは違うルートであり、西青山駅、東青山駅も 旧線上にあったが、1975(昭和50)年に現在のルートに変更され、廃止された。...
View Article船で海を渡り・・・
こんなところへ行ってきた。昨日。 これはどこかと言うと、 鳥取砂丘でもなく・・・ 淡路島である。 明石から船に乗って、淡路島の岩屋港へ。 今、本州から淡路島へ船で渡るルートはたった1航路、ジェノバラインという高速船のみである。 たこフェリーに乗りに行こう行こうと思っている間に、たこフェリーは廃止となってしまっていたのだ。あぁ。。...
View Article淡路島 岩屋の扇湯
明石から船に乗って淡路島に渡ったのは、お風呂が目的。商店街の中に渋〜いお風呂屋があるのだ。 狭い岩屋の集落、それはすぐに見つかった。 扇湯。 うゎお〜、素敵!水色のペンキで塗られたモルタルのファサードには扇形の枠と「温泉」の文字が。 暖簾がかかっていないのはまだ開いてないのだろう。後でまた来よう。 扇湯の前の掲示板に貼ってあった、これ。...
View Articleスクラッチタイル 次々と。
通い始めて1年過ぎ、ようやく遠慮せず好きなものを作れるようになってきた陶芸教室(笑)。 こないだのベンガラバージョンに続き、続々と焼きあがってきたタイルを紹介〜 ほぼ完全にフラットに出来上がるようになってきた。 手早く伸ばしてカットしたらあまり触らないのがコツのよう。 イラボ釉を均一に掛けた、言わば正統派のスクラッチタイル。わらびの先端は取れてしまってる(汗) こちらは飴釉をかけたもの。...
View Article鈴蘭台駅前風景
神戸電鉄の鈴蘭台駅は何度か仕事で行っているが、好きな駅の一つである。 粟生線と有馬線がこの鈴蘭台駅で分岐しており、両線の列車が次々とホームに滑り込んでくるし、 広い構内にはかわいい車両が留置されていて、ホームにいるだけでも楽しい(笑)。 駅前がまたよいのだ。特に東側。 「○○台」などという名前からは、いかにも高度成長期に山を切り開いて造成した大規模なニュータウンを...
View Articleまちかどの近代建築写真展 in 大阪 VIII
今年も「まちかどの近代建築写真展」が天保山の天満屋ビルで始まりました。 本日設営してきました。 今回のテーマは、学校建築。私は今回写真を出していませんが、400枚近くの写真が 大集合しています!素晴らしい建築の数々を見に来ませんか。 会期:2013年3月2日(土)13:00〜4月6日(土)15:00まで 会場:天満屋ビル 2-3階 大阪市港区海岸通1-5-28 3階イベントスペース...
View ArticleCOFFEEユニオン
こないだ京都の宮崎家具を見た日、阪急烏丸駅で下車して冷たい雪のちらつく中集合場所である 地下鉄丸太町駅までふた駅分歩いたのは、交通費を浮かせたかったから・・・だけではない(笑)。 まぁ京都へ阪急に乗っていくという機会もあまりないし、せっかくだから知らない道を通って みようという気分だったのだ。 烏丸通の1本西側の室町通を歩いて北上すると、京都芸術センターになっている元明倫小学校の正門が...
View Article小倉〜松山フェリー 廃止!?
2年前に初めて訪れ、去年の秋に仕事で再訪してすっかり気に入ってしまった、松山、愛媛。 3月中にまた遊びに行こうと2泊3日のプランを組み立て休みも申請したのに、思わぬところで 予定が狂ってしまって休みを取り消し、代替プランをいまだに考えあぐねている今日この頃。 土曜の朝から行って月曜の朝までに帰れるところで、あまりお金がかかりすぎないプラン・・・...
View Article昌の湯
今週のノー残業デーはちょっと残業だったけれども、帰り道は足が軽い。 また緑橋へ行ってみようか。 こないだ本町湯の近くでまねき温泉を教えてくれた奥さんが、他にも古いのがあると言っていたのが 気になっていたのだ。 地下鉄に乗りながら検索すると、ほほう、ほんとに緑橋には渋いお風呂屋が集まっているようだ。 「関西の激渋銭湯」に載っていた、「昌の湯」を目指して歩く。...
View Article蛍池温泉
去年から仕事で何度か行っていた蛍池(ほたるがいけ)。 伊丹空港への玄関口であるこの蛍池、来るたびに昭和の香りを感じていたが、 昨日アポイントの時間まで少しあったので、喫茶店でも行こうかと駅前の案内板を見たところ、 なんと駅前すぐのところに「蛍池温泉」の文字が。これは偵察しなければ。 ・・・と、すでに見えていた! おぉ〜古いな!灯りはついておらず貼り紙が寂しげだが、やっているんだろうか??...
View Article雲雀丘花屋敷 旧安田邸
今月の洋風建築めぐりは雲雀丘花屋敷の旧安田邸と高碕記念館。花粉症がひどくて頭も体もだるく 出かけるのを断念しようかと思ったほどであったが、何とか自分を奮い立てて家を出た。 雲雀丘花屋敷駅は初めて下車したのだが、古い洋館の緑豊かなお庭に面し、駅舎は阪急らしいファサード。 狭い道に面していながら、タクシーの待機場所が建物の下にきっちり確保されているのは、...
View Article川西能勢口 新町湯
川西能勢口駅から、広い通りを歩くのがつまらないので住宅地の中の道を歩いていくと、 ロケット型の煙突が見えた。おっ、お風呂屋だ。勘が冴えてる! 小路を折れ、さらに人んちの庭先みたいな路地に面して、その新町湯はあった。 う〜ん、渋い〜! この立派な門かぶりの松を見よ!玄関先にやわらかな木漏れ日を落としている。 壁に直接ペイントされた文字もいいね〜。...
View Article豊前松江駅と椎田駅
小倉〜松山フェリーの廃止ニュースを見て即計画した旅。 土曜日の朝めちゃくちゃがんばって早起きし、安いこだまのプランで小倉に着いたのはなんと 11時過ぎ。我ながらすごい快挙だ!(笑) 松山行きフェリーの出発時間まで、10時間ほどある。さてどこをうろつこうか。。。 いろいろ考えてみたのだが、行橋以南なじみのなかった日豊本線を小1時間ほど南下し、...
View Article今年の桜
今年は特に花見には出かけなかったが、休日仕事の合間に川西の小戸神社の参道の桜を楽しんだ。 春になるとどうも心身共に調子が下がって、ブログの更新も滞る。 ネタはいろいろあるのだけれども。
View Article来迎町の来迎カレー
去年の夏頃からほぼ週一で通っていた守口で、こないだ見つけたカレー屋さん、「うぺぽ」。 古民家と言うほどのものでなくても戦前の築であろう、庭付き長屋をうまく改装してある。 カレーは特に好んで食べないのだが(辛いカレーが苦手で・・・)、店構えに惹かれて入ってみた。 うわぁ、座敷にこたつ。奥の掃き出し窓の向こうには裏庭が広がっている。いい感じ〜。...
View Article中津(大分)をうろつく
木造駅舎を見たあと、中津にやって来た。あては何もなかったが、まちの中心部が駅から近そうと いうことと、小倉から1時間とお手ごろな距離だったから。 駅の観光案内所で無料のレンタサイクルを借り、マップをもらってまちなかへ。 駅前の商店街を行くと、土曜日が定休日なのか店はほとんど開いておらずガランとしている。 それで例によってマップのコースを外れわき道へ。。。...
View Article小林一三記念館
こないだ、小林一三記念館で開催していた阪急モダニズム展を見に行ってきた。 先に行かれた極楽坊さんのコメントで展示は大々的なものではないと聞いていたが、 元の逸翁美術館の時代にあの建物を見損ねたまま改修に入ってしまい、小林一三記念館として オープンしてからも未踏だったので、ちょうどいい機会だ。 久しぶりの池田で迷ったが何とかたどり着いた。長屋門の前の桜はちらほら咲き始めていて、...
View Article小林一三記念館 続き
小林一三記念館の続き。 2階の夫人用スペース。それはなんとも不思議な感じのする空間だ。 壁の腰張りは杉の柾目板で上は土壁風。金属張りの低い流し台、網代天井とほとんど和室なのだが、 床だけが寄せ木のフローリングなのだ。 そしてバスルームとベランダが続く。 座敷も床の間に障子にフローリング。「次の間」のような2畳くらいの部屋もフローリング。...
View Article小倉周辺の近代建築めぐり
中津から小倉へ戻ってきて、旧小倉警察署庁舎を見に行く。 西小倉駅を降りると、巨大な「リバーウォーク」との間に1本古い通りが残っていて、 この建物はその一角にある。小倉県庁舎の建物の部材を転用して1890(明治23)年に建てられ、 その後曳き家、改築を繰り返しながら、戦後は医院として使われた。 今は「BLUE BLUE KOKURA」という服屋さんになっているが、内部はほぼそのまま。...
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