小倉から船に乗って・・・
小倉の港は、JR小倉駅から海側へ空中通路を終点まで歩き、地上へ下りて広場の横を さらに進んだ突き当たりにあった。倉庫街の端っこのようなところで、 まったく飾り気のない小さなターミナルの建物が岸壁のすぐ脇に建っている。 ここが小倉・・・?と思ってしまう、この意外性もいいね! 乗船手続きをしてからターミナルを通り抜けるとすぐ目の前に「フェリーはやとも」の船体が。 おお〜っ。いいね!!...
View Article伊予大洲をうろつく
小倉からのフェリーは早朝6:00に松山観光港に着く。高浜駅へ行っても電車はまだ 動いていない時間である。8時まで船内で休めるというので二度寝して、船を下りたのは7時半。 ずいぶんゆっくりしてしまった(苦笑) ここでも空中通路から地上に降りて、船の横を歩きながら駅へ向かう。 高浜から伊予鉄で松山駅へ。さて、前回行けなかった大洲へ行ってみようか。...
View Article臥龍山荘
大洲続き。 まちを挟んでお城と相対するような位置の、川の淵に面した断崖に臥龍山荘がある。 坂を上った高台のさらに石垣を積んだ上に建っている。これがすごかった! 明治の貿易商河内虎次郎が、桂離宮や修学院離宮などを参考にして作った数奇屋建築。 すべてが計算されつくした、モダンとも言える洗練されたデザイン。 銘木・銘石を集め名だたる名工が施工した。...
View Article伊予長浜の防潮堤
大洲のまちをあとにして向かった先は伊予長浜。 前々から肱川あらしを見たいと思っているのだが、3月後半じゃもう季節が遅いようなので それは諦めつつ、そう言えばねじまきさんがブログに毎週日曜の昼に点検のために開けると 書いていたなと思い出し、行ってみることにしたのだ。 伊予長浜駅は前回着たときと全然変わっていない。 線路際にこんな丸形防火水槽の美品が。前からあったかな?見落としていたみたいだ。...
View Article別府タワー
この別府タワーは、名古屋テレビ塔、通天閣、さっぽろテレビ塔、東京タワー、博多ポートタワー と共に、内藤多仲設計の「タワー6兄弟」と呼ばれているらしい。 1957(昭和32)年完成。元は「観光センターテレビ塔」という名だったが、1961年に 「別府タワー」と改名されたそうだ。 さっぽろテレビ塔と通天閣は上ったことがあるが、その他は上ったことがない。...
View Articleプロムナード脇のスナック街
半月ぶりの川西、仕事を済ませて駅までの道をお昼ごはんを探しながら歩く。 ん? ハナミズキ咲き誇る阪急高架沿いの遊歩道の脇に、何やら異質な風景・・・ あ、こんなところにスナック街が。へぇ、面白い立地だなぁ。 どの店ももちろん現役で、しかも路上に置かれた看板に灯りがついているところを見ると、 この時間から営業しているようだ。 1軒の店から歌が漏れ聞こえてきた。...
View Article大阪高低差学会第1回フィールドワークに参加してきた
大阪のまち関連の定番サイト「十三のいま昔を歩こう」の新之介さんが主宰されている 「大阪高低差学会」の第1回フィールドワークに参加させてもらった。 暑いほどのいいお天気。 集合場所に行ったらすごい人だかりが・・・40名くらいか!?最初から圧倒された(汗) 私自身、大阪のまちなかを休日にカメラをぶら下げて歩くのは実に久しぶり!...
View ArticleLCCで、旅へ
GW前半は普通の週末と変わらず過ぎ去ってしまいましたが、 後半の4連休は、GWらしく(?)私もちょっと旅に出てきます。 初LCCで海外へ! 2月頃のセールで、衝動的にチケットを押さえたのです。 普通ならGWにわざわざ出かける気になっていないので、 やっぱりLCCの安さは旅の原動力になっているなぁ。 さて乗り心地はどんなものか?使い勝手は? 味をしめたら毎月でも出かけてしまうかも!?...
View Article花壇の土留め
あぁ、久々に「まちかど逍遙らしい」記事を(苦笑)。 今日歩いていて道端の花壇をふと見たら、・・・ん? 土留めにしてあるこの白い棒、確かに見覚えがあるぞ。粉体塗装の質感、φ60.5の太さ。 これは道路標識の柱だな!ということは・・・ 顔を上げて見ると、ビンゴ!!ここは大正警察署。 撤去してきた標識柱を花壇の土留めに転用するとは、お役所もなかなかやるじゃないの〜...
View Articleおくどさんのタイル
今月の建築めぐり講座は、以前にも行った事のある大和郡山。川本邸、杉山小児科医院、葉村邸という コースも前回のたてもの散歩のときと同じ(苦笑)。 ところが、葉村邸のおくどさんにこんなタイルが張られていたなんて、どうして前回気づかなかったのだろう!? みっしり敷き詰めてあるのではなく、かまどの穴のない部分に5枚。中途半端で、いかにも余ったから...
View Article青いスクラッチタイル3種
陶芸教室でいろんなアレンジを試してみているスクラッチタイル製作。 スクラッチタイルを作ってみた スクラッチタイルをまた作ってみた スクラッチタイル 続々と。 青って自然界では希少で貴重な色。地味な色が多いスクラッチタイルも青色にしたらプレミア感が出るかな? 今回は釉薬の色を生かすために白い土を使って作ってみた。「古陶小」という荒い粒の入った土なのだが...
View Article鉄輪の公衆浴場
4月の下旬に行った別府は、さんふらわあの弾丸フェリーで現地0泊の旅だったが、 母親と妹と3人だったので、1人旅ではないがしろになりがちな食事も充実してたし、 砂むし風呂に行ったり地獄めぐりなど観光らしい観光もした。 いたるところからもうもうと上がる温泉の蒸気。地球のパワーに驚き、歴史ある温泉地の情緒を 存分に楽しんだ。...
View Article別府のまちなかを楽しむ
別府の話。 鉄輪からバスで別府駅前に戻ってきた。 砂むし風呂の待合室に置いてあった冊子で見たカフェへ、携帯で探して行く。 信濃屋という店。なぜ信濃なのかよく分からないが、、、この建物は炭坑主の別荘だったのを 利用したものだとか。 「珈琲」と書いてあるが、定食や甘味などメニューはとても充実していて、リーズナブル。 別府の郷土料理だと聞いて「やせうま」という甘味ものを頼んだら、すごいボリューム!...
View Article松山近郊の近代建築
ずいぶんあいてしまったが・・・ 伊予長浜から松山市内へ戻って来た。 JR松山駅は旅客ホームのすぐ横に貨物ホームがあって、トラックがずらりとお尻を並べている。 ここで鉄道コンテナをトラックに積み替える作業を行うのだろうか。 地方に行くと貨物と旅客が分離されていない駅がまだあって、その風景に心がときめく(笑)。 市内中心部の主要な近代建築は以前に見ているので(あぁ、まだ書いてないや・・・)、...
View Article兵庫県庁のタイル
久々に兵庫県庁へ行った。 全面タイル貼りの箱型の庁舎ビルは、向かいにある明治建築の旧庁舎とは180度異なる スタイル。 南北方向には薄っぺらいが12階建と見上げる高さ。 それが山の手に3棟連なるさまはまるで立ちはだかる擁壁のようだ。 近くに来ると、外壁を覆うタイルに目を奪われる! 大壁面を覆うのにひとつひとつのタイルは小口サイズと小さいが、単調にならないのは...
View Article元町高架下
兵庫県庁へ行く前に、ちょっとお昼を食べようと・・・・ 神戸の元町駅を北側へ出て西へ歩いて行くと、道路が上り坂になっている。 あぁそう言えばこんなんだったな。 道路と鉄道の高架の狭い隙間に降りていく階段。 う〜ん、いいねぇ! 元町高架下、「モトコー」は三ノ宮から続く商店街だが、独特の雰囲気。 西へ行けば行くほど、戦後の香りがプンプンする。...
View Articleマラッカの旅
今年のGWに、3泊4日でマレーシアのマラッカに行ってきた。母親と二人旅。 今回乗ったエアアジアは私にとって初LCCで、どんなもんかと偵察の意味もあったのだが、 サービスも設備も十分!というよりむしろシンプルでいい。 飲食物の機内持ち込み禁止と聞いて身構えたけど、新幹線の車内販売などよりよっぽど良心的な価格設定。 機内が狭いと聞いていたのも、中型体型の女の人なら全く問題なし。操縦もうまいし。...
View Articleタイルのマラッカ(1)
マラッカのタイル、でなく、「タイルのマラッカ」(笑)。 いろいろ悩んだが、やっぱり時系列で行くか。。。 2日目は早朝から散歩に。7時からのつもりで外に出てみると真っ暗・・・実は1時間間違って 起きたのだが、窓のない部屋だったため外へ出て初めて気づいたのだった(爆)。 マラッカ川の川べりなどを歩いているうちに日が昇ってきた。...
View Articleタイルのマラッカ(2)
(1)からの続き。 朝食後はマラッカ川クルーズ船に乗ろうと歩き出す。が、、、またもやタイルに目がいく・・・ これは一見お寺のようだが、「福建会館」。福建省出身者のよりどころなのだろう。 龍の木彫などハデハデの意匠!! 川は汚いがクルーズは気もちいい!!くねくねと蛇行した川を進んでいくと、次から次へと 景色が変わっていく。...
View Articleフェリーせんべい
4月に、松山からの帰りのオレンジフェリーの船内でおみやげに買った、「フェリーせんべい」。 包み紙がよいねぇ。シンプルで媚びのないデザイン。 製造元は(有)観光堂。調べてみると、昭和25年創業の松山の製菓会社らしい。 ほんのり甘い素朴なおせんべい。焼印が香ばしい。ロゴマークと共に「東予←→大阪」と書いてある。 これは大阪便で買ったが、神戸便では「新浜←→神戸」、九州航路では「八幡浜←→臼杵」という...
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