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Channel: まちかど逍遥
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伊予大洲をうろつく

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小倉からのフェリーは早朝6:00に松山観光港に着く。高浜駅へ行っても電車はまだ
動いていない時間である。8時まで船内で休めるというので二度寝して、船を下りたのは7時半。
ずいぶんゆっくりしてしまった(苦笑)


ここでも空中通路から地上に降りて、船の横を歩きながら駅へ向かう。



高浜から伊予鉄で松山駅へ。さて、前回行けなかった大洲へ行ってみようか。
大洲のまちは駅から少し離れているので、前回は乗り継ぎの合い間に駅を出て駅前をちらっと
見ただけだった。

レンタサイクルをやっていると聞いた、駅から5分ぐらいのところにある自転車屋さんに
来てみたら、まだ店が開いていないようだ。ん・・・困ったな。
隣の店の前で何か作業していたおっちゃんに聞いてみた。
「こちらまだ開いてないんですかねぇ、何時ぐらいに開くんでしょうね」
「10時ぐらいじゃないかな、どうしました」
「大洲のまちの方へ行くのに自転車を借りようと思ったんですけど・・・」
「うちの乗っていくか?」
「ええっ、ほんとに・・・・いいんですか?」
おっちゃん、自宅の自転車を出してきてくれた。ありがとう〜〜〜助かった!!
古いまちなみエリアを目指し、出発。

広い通りを走るのが最短なのだがやはり裏道に入ってしまう。
スナックなどが固まっている細い道を入ると、視線の先に魅惑の看板が。


十字路の中央に浮かんだ温泉マーク。素敵だね〜〜


おお、現役のお風呂屋だ!よしの湯。でもまだ開いてないな。午後二時より九時まで、か。
入ろうと思ったら大洲で沈没になるな。。。残念。


さて、肱川橋を渡って大洲の中心部へ。


大洲城の城下に細長く広がるまちをジグザグと走ると、ポツポツと洋風意匠の建物も見られる。




大洲の目玉である「おおず赤煉瓦館」は1901(明治34)年築の元大洲商業銀行本店。
3棟からなり、現在は物販店やカフェとして使用されている。刻印煉瓦も見られる。
江戸時代の城下町の形態そのままの大洲のまちなかで異彩を放つこの建物が、
まちの背骨となっている商店街に面さず、外れた位置に建っているのは興味深い。
川へのアクセスが重要だったのか、それとも商店街沿いに空地がなかったのでやむなく
この場所に建てたのか。


赤煉瓦館の裏手に「ポコペン横丁」というのがあり、まぁよくある懐かしグッズを売る店が
集まった広場なのだが、ほんとのバラックを利用したのかと思わせるような店のボロさが
リアルで(笑)、また近所のおじいちゃんが子供を連れて遊びに来ていたりと、地元に
なじんでいる感じで割と好感が持てる。但し、商売になっているのかどうかは???


レトロな医院建築もいくつか。




駐車場の片隅に残っている小さな蔵。


大洲神社のあたりのまちなみは、中心部から少し離れているせいか落ち着いた風情。

この道を上っていくと臥龍山荘がある。


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