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Channel: まちかど逍遥
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別府のまちなかを楽しむ

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別府の話。

鉄輪からバスで別府駅前に戻ってきた。
砂むし風呂の待合室に置いてあった冊子で見たカフェへ、携帯で探して行く。


信濃屋という店。なぜ信濃なのかよく分からないが、、、この建物は炭坑主の別荘だったのを
利用したものだとか。


「珈琲」と書いてあるが、定食や甘味などメニューはとても充実していて、リーズナブル。

別府の郷土料理だと聞いて「やせうま」という甘味ものを頼んだら、すごいボリューム!

当時の雰囲気をそのまま感じられる店内でしばし休憩して、さてまた別府のまちなかへ。


別府駅付近の温泉街は駅の西側がメインなのだが、先述の信濃屋は東側。駅からそこへ向かう途中も
石垣が多いなぁと思っていたのだが、どうやらこのあたりのエリアは別荘街だったのか、
信濃屋のような和風邸宅や、その名残の玉石垣があちこちに見られる。

そして・・・そんな家並みの中で遠くからでも目立っていたのが、こちらの野口病院の急勾配屋根。


うぉ〜〜!立派な近代建築!医院でなく「病院」なのである。
間口は写真の通り1ブロック分あり、奥行きもこれと同じくらいかこれ以上あるのだ!
「別府」という文字が誇らしげ。
保存状態はとてもいいように見える。現在も使っているのだろうか。


駅の西側へ移動。別府は鉄輪など近辺の温泉街を合わせて「別府8湯」と言われているが、
やっぱり別府は範囲もいちばん広く猥雑でいろんな要素を包含しており、町歩きも面白い。




ここも入ってみたかった駅前高等温泉。中は新しくなっているという情報があり、時間も限られて
いるため、確実な竹瓦温泉の方へ行くことにして、今回はパス。。。


「草本商店」のタイル文字を発見。室外機で隠れている文字は何だろう・・・?
右から「糖粉卸商」かな?


ジモ専浴場、梅園温泉のアプローチが素敵すぎる〜〜


竹瓦温泉では10年ほど前に砂湯に入ったことがあったが、やっぱり今も素晴らしかった。
ここの2階が公民館として使われているなんて知らなかったな!
観光客がジャンジャンやって来るこの登録有形文化財のお風呂が、道端の公衆浴場と同じ100円とは、
なんて良心的なのだろう〜


またちょくちょく来たいな〜。弾丸フェリーなら往復1万円だもんね!

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