小林一三記念館の続き。
2階の夫人用スペース。それはなんとも不思議な感じのする空間だ。
壁の腰張りは杉の柾目板で上は土壁風。金属張りの低い流し台、網代天井とほとんど和室なのだが、
床だけが寄せ木のフローリングなのだ。
そしてバスルームとベランダが続く。
座敷も床の間に障子にフローリング。「次の間」のような2畳くらいの部屋もフローリング。
洋風の部屋が畳敷きだったり洋室に和風の意匠があったり洋館の内部に隠したように
純和室があったり、というのはよくある。それは当時の人々が、気持ちは先端的にしたいが
旧来の生活スタイルから容易に抜け出せなかったからであろう。
それなのに、ここはその逆!?和室ベースで床だけ洋風というのはなんだか違和感を感じる。
お庭へ出てみると、レストランは改築された部分が使われているようだ。
日本の樹木で構成された庭園の中に違和感なく納まった洋館。
真壁造に似たハーフティンバー、本瓦に似たスペイン瓦、この建物のスタイルが日本建築に
近いイメージを醸し出していることもあるだろうが、包容力のある作庭は素晴らしいなぁ。
庭には離れの茶室が2つあるが、母屋に付属した「即庵」という茶室が変わっている。
椅子式でも使え、普通の茶室としても使えるように工夫された空間で、茶人でもある小林一三の
アイデアなのだとか。へぇ〜面白いなぁ。
いや〜、300円で建物を堪能させてもらった。今度はランチを食べに来ようかな。
ここを出てからちょっと室町を散策したあと、猪名川を渡って、新町湯にちゃぽん!
いいお湯でした〜
2階の夫人用スペース。それはなんとも不思議な感じのする空間だ。
壁の腰張りは杉の柾目板で上は土壁風。金属張りの低い流し台、網代天井とほとんど和室なのだが、
床だけが寄せ木のフローリングなのだ。
そしてバスルームとベランダが続く。
座敷も床の間に障子にフローリング。「次の間」のような2畳くらいの部屋もフローリング。
洋風の部屋が畳敷きだったり洋室に和風の意匠があったり洋館の内部に隠したように
純和室があったり、というのはよくある。それは当時の人々が、気持ちは先端的にしたいが
旧来の生活スタイルから容易に抜け出せなかったからであろう。
それなのに、ここはその逆!?和室ベースで床だけ洋風というのはなんだか違和感を感じる。
お庭へ出てみると、レストランは改築された部分が使われているようだ。
日本の樹木で構成された庭園の中に違和感なく納まった洋館。
真壁造に似たハーフティンバー、本瓦に似たスペイン瓦、この建物のスタイルが日本建築に
近いイメージを醸し出していることもあるだろうが、包容力のある作庭は素晴らしいなぁ。
庭には離れの茶室が2つあるが、母屋に付属した「即庵」という茶室が変わっている。
椅子式でも使え、普通の茶室としても使えるように工夫された空間で、茶人でもある小林一三の
アイデアなのだとか。へぇ〜面白いなぁ。
いや〜、300円で建物を堪能させてもらった。今度はランチを食べに来ようかな。
ここを出てからちょっと室町を散策したあと、猪名川を渡って、新町湯にちゃぽん!
いいお湯でした〜