熱海に寄り道 ~旧日向別邸
東京の朝陽館を朝7時頃出発して、熱海へ向かう。 9時過ぎに降り立った熱海の駅前は観光地らしい明るさが感じられてなんだかわくわくしてきた。 ロータリーから二本の下り坂の商店街が伸びていて、いずれも賑やかで楽しそう! しかし熱海は山の斜面に広がるまち、まずは上手の方から散策しよう。 駅前から少し坂道を上った見晴らしのいい高台には、別荘や邸宅や、邸宅の跡地?などが並ぶ。...
View Article熱海に寄り道 ~昭和のまちなみ
熱海の続き。 1950(昭和25)年に起きた「熱海大火」のためにまちのほとんどが焼け、それ以前の古い建物は ほぼ残っていないといい、熱海のまちは昭和のまちなみである。 しかし坂道を下りながら歩くと楽しい楽しい!! 街の裏側には陥没したように広い駐車場が。取り壊したホテルの残骸と思しき基礎に草がぼうぼう 生えていて、ちょっと寂しい光景・・・...
View Article熱海に寄り道 ~起雲閣
熱海の続き。 熱海といえば起雲閣。広いお屋敷だが山の手でなく坂道を下りた平地部分にあるのがちょっと意外な気がする。 熱海の三大別荘と称されたこの建物は、1919(大正8)年に内田別邸として竣工。 鉄道王の異名を持つ実業家、根津嘉一郎が購入してからも徐々に敷地を拡大し建物を増築していった。 敷地内に二つある洋館は1929(昭和4)年と1932(昭和7)年にそれぞれ完成している。...
View Article熱海に寄り道 ~花街の名残
熱海の続き。 起雲閣の近くには花街跡もある。このあたりのはず・・・と注意して見ていると、あぁやっぱりあった。 今は普通の住宅地となっているその一角は結構建て込んでおり、色つきの壁やレリーフが特徴的。 鷲?鷹?勇ましい目つき。 戸袋にはアザミ?ケシ?架空の花だろうか。 テッセンが盛り。初夏の日差しに鮮やかな紫がまぶしい。 タクシー会社の建物もそうなのだろうか?...
View Article南山荘に迷う
熱海からの続き。 伊豆に行ったら是非訪れたいと思っていたところ、南山荘。ここは例の四次元温泉の本の表紙を飾る宿なのだ。 三島から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗って伊豆長岡まで。途中気になる駅もあったがとりあえず南山荘だ。 駅を出たら目の前に停まっていたバスに乗り「温泉駅」まで行って、5分ほど歩く。そこから伊豆長岡の...
View Article修善寺の新井旅館
伊豆の続き。 南山荘を出て伊豆長岡駅へ戻り、さてこのあと伊豆箱根鉄道駿豆線で途中下車して駅舎を見るか、 それとも終点の修善寺まで行って建築を見るか。。。 実は、三島駅で乗り換えたときに時間がなく1日乗車券を買い損ねたのだった。修善寺まで往復したら ほぼ元が取れる値段だったのに、悔しいから途中下車を繰り返すプランはやめて修善寺だけ行く ことにした。...
View Article2015.05.01~02 東京、熱海、伊豆 もくじ
久々の東京出張。ありがたいことに金曜日に設定してくれたので、せっかくだし自腹で泊まって遊んで帰ろう。 ・朝陽館に泊まる。 ・熱海へ寄り道 ~旧日向別邸 ・熱海へ寄り道 ~昭和のまちなみ ・熱海へ寄り道 ~起雲閣 ・熱海へ寄り道 ~花街の名残 ・南山荘に迷う ・修善寺の新井旅館 今回は旅館建築をたくさん見れて満足満足! 熱海の駅前温泉は心残りだなぁ。。。また行きたい!
View Article石橋の石塀
日曜に箕面で仕事。まぁ午前中だけで終わったから、遊んで帰ろう。 いつも阪急電車で乗換えはするがまともに歩いたことのなかった石橋。歩き出すと、古そうな家が 時々現れる。元水路らしき細い路地がくねくね、段差に沿って歩いていくと突き当たりで袋小路。。 あっ、がんこ石橋苑ってここにあるのか。お屋敷がんこに最近仲間入りしたらしく、...
View Article台湾 嘉義駅
今年のGWは後半の平日2日間に有給を充てて、久しぶりに5泊6日とやや長期の日程で 台湾へ行って来た。 もう10年ぐらい前からずっと行きたいと思っていた阿里山鉄道は、正式名「阿里山森林鉄路」。 日本統治時代に阿里山の山中で切り出した台湾ヒノキを運搬するために作られた森林鉄道を 観光用に転用したもので、急峻な山を機関車が客車を引いてジグザグ登っていく魅力的な路線である。...
View Article旧曽根崎警察署庁舎の外装タイル
免許の手続きをしに曽根崎警察署へ行ったら、窓口の近くの壁に古いタイルが・・・ 前回来た時は気づかなかったなぁ。 約1m四方のタイル壁は、今のクロス壁の下に隠れていてそこだけクロスを貼り残したものかと 一瞬思ったがそうではなく、今の壁の上に貼り付けたもののようだ。 プレートもちゃんとついていて、説明と旧庁舎の写真が添えられていた。...
View Article料亭まつむらに行って来た。
先日ある会の会場用にmayumamaさんとお店を探していたときに、発見した料亭まつむら。 その時は結局別の店にしたのだけれど、別の機会に行ってみたいなぁと話していたのだった。 mayumamaさんがひと足先に行ったとブログにアップされていて、そうだそうだ、と思い出して 私も早速行ってきた。 JR天王寺駅の北口を出て一本裏手に入ると闇市を思わせる古い商店街があるのだが、再開発で...
View Article台湾 嘉義駅周辺の近代建築
嘉義の続き。 嘉義へはもちろん阿里山鉄道に乗る目的でやってきたが、まちの散策もまた目的である。 嘉義など日本のガイドブックにはほとんど載っておらずマイナー扱いだが、森林鉄道の発着地であり ヒノキの集散地として栄えたまちであるから、面白いはず。 調べるとやはり日本時代の建築も残っている。また夜市はどこでも楽しみ!...
View Articleぬる風に吹かれて
神戸六甲の港から大分へ。 デッキで吹かれる風は生ぬるい・・・ 今日は暑かったもんなぁ~ 会社を6時に抜け出して来るのは結構ハラハラだったけど、 可能なことがわかった(笑) 明日いちにち、また温泉に浸かってのんびりしよう~
View Article台湾 嘉義の建築めぐり
嘉義の続き。 在台の友人と合流して、まち散策へGO! まずは、嘉義西門長老教会礼拝堂。敷地の奥のほうに建つシックな礼拝堂は大正時代の建築。 声をかけてみようと思ったのだが柵には鍵がかかっていて、呼び鈴もない。遠くから吠えまくる犬に 望みをかけたが人は出て来てくれなかった。。。 こちらは嘉義電信局。1937(昭和12)年の築で、水平ラインを強調したモダニズム建築。...
View Article台湾 嘉義旧監獄を見学
嘉義の続き。 檜意森活村からほど近いところに、嘉義旧監獄がある。ここはガイドツアーによる見学のみ可能で、 本当は昨日行きたかったのだが、9:30、10:30、13:30、14:30と一日4回しかないので、 今朝の朝イチに行くことにしたのだった。 若干外れているとは言えこんなまちなかに監獄があったのか。 日本統治時代には各主要都市に監獄が作られたが、現在も建物が全部残っているのは嘉義だけらしい。...
View Article台湾 関子嶺大旅社
嘉義からの続き。 嘉義旧監獄を朝イチで見学したあとは、バスに乗って日帰りで関子嶺温泉へ。 関子嶺は泥湯で有名な温泉である。泥湯にももちろん惹かれるのだが、関子嶺大旅社 (関子嶺温泉ホテル)にぜひとも行ってみたかった。そこは日本時代に作られた温泉旅館で、 当時の趣を残しておりしかも迷路のようだとネットで読んだ。迷路宿好きとしてはこれは外せない(笑)。...
View Article台湾 阿里山森林鉄道車庫園区と北門駅
嘉義の続き。 関子嶺温泉から帰ってきてから台北へ戻る友人と駅で別れ、私は昨日の夜チラッと見た阿里山鉄道の 北門駅をもう一度見に行くことに。 台鉄の駅の端のホームを間借りしたような阿里山鉄道の嘉義駅から、線路に沿って歩いていく。 台中方面へ向かう台鉄の線路と分かれ、ここからひとり山へ向かう阿里山鉄道のナローゲージ。...
View Article別府の青い温泉 ~前編
台湾の記事を書いている途中だが・・・ 先日思い立ってまた弾丸フェリーで別府へ行ってきた。 金曜日の夜、逃げ出すように会社を出て(笑)、JR住吉駅へ。 そう、今回ぎりぎりに予約したので大阪~別府便の2等は満席で、仕方なく神戸~大分便を取ったのだった。 ところで、知ってた?弾丸フェリーは行きと帰りのルートを別にすることができるのだ。...
View Article別府の青い温泉 ~後編
別府の続き。 実はこの旅、会社から直で行くため身軽に身軽にと荷物を最小限にすることに腐心していたら、 なんたることか、カメラを持って来るのを忘れてしまった。今回の写真はすべてスマホ・・・ガックリ。 豊山荘を出て鉄輪へ戻り、ゆっくりランチを食べた後、バスで次の温泉へ向かう。 目指すは観海寺温泉のいちのいで会館。ここでは食事と入浴がセットになっており、必ず食べないといけない。...
View Article台湾 阿里山森林鉄道に乗ってきた。
嘉義からの続き。 阿里山森林鉄道(「阿里山森林鉄路」とも)は、台湾に行きだしてからずっと憧れていた。 嘉義を朝9時に出発して阿里山上で日の出を見て、翌日夕方山から下りる定番ルートだと、必然的に 3泊4日以上の旅程が必要なので、長期の旅程でないと厳しい。 また災害や事故で不通の期間が続いていたりで、、、今までなかなか実現しなかったのだった。...
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