嘉義の続き。
在台の友人と合流して、まち散策へGO!
まずは、嘉義西門長老教会礼拝堂。敷地の奥のほうに建つシックな礼拝堂は大正時代の建築。
声をかけてみようと思ったのだが柵には鍵がかかっていて、呼び鈴もない。遠くから吠えまくる犬に
望みをかけたが人は出て来てくれなかった。。。
こちらは嘉義電信局。1937(昭和12)年の築で、水平ラインを強調したモダニズム建築。
出っ張っているのは階段の踊り場だろうか。
こちらのグリーンのタイル張りの建物は郵便局で、戦後建築だが戦前のモダニズムの色濃いデザインで、
電信局の建物と見比ると時代の連続性を感じられる。
まちの中心部である噴水のあるロータリー付近には市場や商店が並びにぎやか!!
ロータリーに面した鋭角の敷地に建つ、第一銀行。両サイドに控えるワシントンヤシの並木は
いったい何年ものだろう!?(→別府浜脇のワシントンヤシで約40年。同じくらいか?)
この噴水ロータリーは、日本統治時代の嘉義農林学校の甲子園出場を描いた映画「KANO」にも
出てくる名所であり、主人公呉明捷の像も建てられている。
噴水から東へ向かって進んで行くと、日本風の木造家屋が目に付くようになる。
これは嘉義農林学校の校長社宅。一般公開はしていないが、お庭で蘭の世話をしておられた管理の方と
いろいろとおしゃべりしてお話を伺うことができた。最後は蘭の花をバックに一緒に写真を撮ったりして
和やかな時間を過ごすことができた。
翌日も朝からひと歩き。嘉義公営東市場へやってきた。市場はどこでも活気があり楽しいね!
建物は古くて薄暗いが、越屋根から差し込む光で木造のキングポストトラスが照らし出され、壮観。
これは東門派出所らしい。こんなまちなかの小さな建築でさえ、今後の改修に備え仮設大屋根を架けて
現状維持しているのはすごいなぁ。
昨日歩いたあたりに再びやって来て、嘉義営林倶楽部(阿里山林場招待所)の美しい姿も写真におさめる。
但し、ここは内部はすっかりピカピカになっていて、お土産物屋と阿里山鉄道の展示がしてあった。
このあたりの木造家屋群はかつて営林関係者の官舎街だったところ。現在その一部が「檜意森活村」として
整備され、KANOのロケ地になったこともあって、観光バスも乗りつける人気スポットとなっている。
工場敷地と同様、今に残る日本統治時代の官舎街はエリアごと活用されているところが多い。
市街地の真ん中、駅近な場所でもそんなことができるのは、経済最優先でないからだろうか。
広い公園地は都会のオアシスとして住民に心のゆとりと地元愛を作り出し、都市の魅力を高めている
と思うのだが。日本もそうならないかな。。。
まちなかの商店建築にも洋風の意匠が時々目に付く。また入口扉の窓部分に日本的な麻の葉模様の組子が
はまっていたりして、さすが林業のまちと感じる。
さてこのあと、嘉義旧監獄の見学へ。
続く。
在台の友人と合流して、まち散策へGO!
まずは、嘉義西門長老教会礼拝堂。敷地の奥のほうに建つシックな礼拝堂は大正時代の建築。
声をかけてみようと思ったのだが柵には鍵がかかっていて、呼び鈴もない。遠くから吠えまくる犬に
望みをかけたが人は出て来てくれなかった。。。
こちらは嘉義電信局。1937(昭和12)年の築で、水平ラインを強調したモダニズム建築。
出っ張っているのは階段の踊り場だろうか。
こちらのグリーンのタイル張りの建物は郵便局で、戦後建築だが戦前のモダニズムの色濃いデザインで、
電信局の建物と見比ると時代の連続性を感じられる。
まちの中心部である噴水のあるロータリー付近には市場や商店が並びにぎやか!!
ロータリーに面した鋭角の敷地に建つ、第一銀行。両サイドに控えるワシントンヤシの並木は
いったい何年ものだろう!?(→別府浜脇のワシントンヤシで約40年。同じくらいか?)
この噴水ロータリーは、日本統治時代の嘉義農林学校の甲子園出場を描いた映画「KANO」にも
出てくる名所であり、主人公呉明捷の像も建てられている。
噴水から東へ向かって進んで行くと、日本風の木造家屋が目に付くようになる。
これは嘉義農林学校の校長社宅。一般公開はしていないが、お庭で蘭の世話をしておられた管理の方と
いろいろとおしゃべりしてお話を伺うことができた。最後は蘭の花をバックに一緒に写真を撮ったりして
和やかな時間を過ごすことができた。
翌日も朝からひと歩き。嘉義公営東市場へやってきた。市場はどこでも活気があり楽しいね!
建物は古くて薄暗いが、越屋根から差し込む光で木造のキングポストトラスが照らし出され、壮観。
これは東門派出所らしい。こんなまちなかの小さな建築でさえ、今後の改修に備え仮設大屋根を架けて
現状維持しているのはすごいなぁ。
昨日歩いたあたりに再びやって来て、嘉義営林倶楽部(阿里山林場招待所)の美しい姿も写真におさめる。
但し、ここは内部はすっかりピカピカになっていて、お土産物屋と阿里山鉄道の展示がしてあった。
このあたりの木造家屋群はかつて営林関係者の官舎街だったところ。現在その一部が「檜意森活村」として
整備され、KANOのロケ地になったこともあって、観光バスも乗りつける人気スポットとなっている。
工場敷地と同様、今に残る日本統治時代の官舎街はエリアごと活用されているところが多い。
市街地の真ん中、駅近な場所でもそんなことができるのは、経済最優先でないからだろうか。
広い公園地は都会のオアシスとして住民に心のゆとりと地元愛を作り出し、都市の魅力を高めている
と思うのだが。日本もそうならないかな。。。
まちなかの商店建築にも洋風の意匠が時々目に付く。また入口扉の窓部分に日本的な麻の葉模様の組子が
はまっていたりして、さすが林業のまちと感じる。
さてこのあと、嘉義旧監獄の見学へ。
続く。