嘉義の続き。
関子嶺温泉から帰ってきてから台北へ戻る友人と駅で別れ、私は昨日の夜チラッと見た阿里山鉄道の
北門駅をもう一度見に行くことに。
台鉄の駅の端のホームを間借りしたような阿里山鉄道の嘉義駅から、線路に沿って歩いていく。
台中方面へ向かう台鉄の線路と分かれ、ここからひとり山へ向かう阿里山鉄道のナローゲージ。
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民家の軒すれすれを通っていく。2階を張り出させているからほんとにギリギリじゃないかなぁ。。。
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踏切から先を見ると・・・奥に広いヤードがあり、車両がたくさん停まっているな。見に行こう!
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この一画は「阿里山森林鉄道車庫園区」という公園になっていて、阿里山鉄道の車両を
モチーフにした陶板や枕木とレールを模した柵など、外周にも楽しい演出が。
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そして中に入ると・・・豊かな緑に囲まれて、車庫が、転車台が、くし型に分岐したレールが。。。
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木々の後ろに見え隠れする車両たち。。。
車庫や車両基地は現役なので立ち入り禁止だが、ワクワクするような鉄道のオブジェが
散りばめられた公園は、その中に身を置いているだけで楽しい気分になる。
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一番外側の線路だけはまっすぐ通りぬけられるようになっていて、定時運行列車が通るルートである。
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公園内には修理工場もある。この中へは入れないが、森林鉄道を身近に感じながら公園を
散歩できるのはいいなぁ。
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車庫園区の東側へ回ると、おっ、ワイヤー式の踏切が!
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ワイヤー式の踏み切りは先日大牟田の三井化学専用線で見たが、日本ではもうかなりレアだと聞く。
いや、踏切自体も高架化地下化によりどんどんなくなっていってるので、踏切のある風景は
数年後には「レトロ」の対象となっているかもしれないな・・・
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その向こうには北門駅の広いヤードが。
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うわぁ、いいなぁ。。。いいなぁ。。。独り言ぶつくさ言いながら、写真を撮る。
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北門駅の木造駅舎。なんて素敵なんだろう!!これまでにも台湾で日本統治時代に作られた木造駅舎を
いくつも見てきたが、勾配の緩やかな屋根が控えめで品もあって、実に日本らしい佇まい。。。
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ここは檜意森活村の目の前。官舎や営林倶楽部のほか、林業関係の庁舎や製材所、貯木池もあったとか!
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1912年に北門~二萬平間が開通。平地の拠点であるこの駅から人々は山へ上り、物資を山へ運び、
木材を各地へ送り出したのだ。
畝傍駅の貴賓室の天井に使われた台湾檜の大木もここから運び出されたのだろうか。
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明日の阿里山森林鉄道乗車への期待は高まる。。。
続く。
関子嶺温泉から帰ってきてから台北へ戻る友人と駅で別れ、私は昨日の夜チラッと見た阿里山鉄道の
北門駅をもう一度見に行くことに。
台鉄の駅の端のホームを間借りしたような阿里山鉄道の嘉義駅から、線路に沿って歩いていく。
台中方面へ向かう台鉄の線路と分かれ、ここからひとり山へ向かう阿里山鉄道のナローゲージ。


民家の軒すれすれを通っていく。2階を張り出させているからほんとにギリギリじゃないかなぁ。。。


踏切から先を見ると・・・奥に広いヤードがあり、車両がたくさん停まっているな。見に行こう!

この一画は「阿里山森林鉄道車庫園区」という公園になっていて、阿里山鉄道の車両を
モチーフにした陶板や枕木とレールを模した柵など、外周にも楽しい演出が。

そして中に入ると・・・豊かな緑に囲まれて、車庫が、転車台が、くし型に分岐したレールが。。。

木々の後ろに見え隠れする車両たち。。。
車庫や車両基地は現役なので立ち入り禁止だが、ワクワクするような鉄道のオブジェが
散りばめられた公園は、その中に身を置いているだけで楽しい気分になる。


一番外側の線路だけはまっすぐ通りぬけられるようになっていて、定時運行列車が通るルートである。


公園内には修理工場もある。この中へは入れないが、森林鉄道を身近に感じながら公園を
散歩できるのはいいなぁ。

車庫園区の東側へ回ると、おっ、ワイヤー式の踏切が!

ワイヤー式の踏み切りは先日大牟田の三井化学専用線で見たが、日本ではもうかなりレアだと聞く。
いや、踏切自体も高架化地下化によりどんどんなくなっていってるので、踏切のある風景は
数年後には「レトロ」の対象となっているかもしれないな・・・

その向こうには北門駅の広いヤードが。

うわぁ、いいなぁ。。。いいなぁ。。。独り言ぶつくさ言いながら、写真を撮る。

北門駅の木造駅舎。なんて素敵なんだろう!!これまでにも台湾で日本統治時代に作られた木造駅舎を
いくつも見てきたが、勾配の緩やかな屋根が控えめで品もあって、実に日本らしい佇まい。。。

ここは檜意森活村の目の前。官舎や営林倶楽部のほか、林業関係の庁舎や製材所、貯木池もあったとか!

1912年に北門~二萬平間が開通。平地の拠点であるこの駅から人々は山へ上り、物資を山へ運び、
木材を各地へ送り出したのだ。
畝傍駅の貴賓室の天井に使われた台湾檜の大木もここから運び出されたのだろうか。

明日の阿里山森林鉄道乗車への期待は高まる。。。
続く。