波麗路(ボレロ)本店のモザイク壁画
3月の台湾の旅の続き。 迪化街から少し外れたところでたまたま見つけた、ボレロという洋食店。その3軒隣にほとんど同じに見える看板を 掲げた店があった。名前も同じ、ボレロ、なのだが、こちらは「本店」と書いてある。 どう見ても同じ店だろうに、どういう使い分け??こちらは真っ赤な看板がちょっと中国っぽい雰囲気だな。...
View Article旧亜細亜ホテル、中華民国外交部
3月の台湾の旅の続き。 ボレロとボレロ本店のめくるめく昭和世界の興奮冷めやらぬまま、迪化街に戻りそのまま北門駅の方まで南下。 5軒分の間口を誇るこちらのビルディング、すべての柱に白無地の小口タイルを貼ったとてもモダンな風貌。 白無地小口タイルは台湾では大正中期~戦前の建物に見られる。 大千百貨という名前が残っていたので百貨店だったのだろう。調べてみると大手百貨自体は光復後に開業しているが、...
View Article台大医院旧館のタイル
3月の台湾の旅の続き。 台北賓館の見学前に、台大医院も見ておこう。正式名は国立台湾大学医学院附設医院。日本統治時代に建てられた建築が 今も外来と一部病室として使われている。設立当時は東南アジア一の規模を誇る近代的病院だったという。 赤レンガに白い花崗岩の帯が入った辰野式の華やかな建物。大きな三角形のペディメント、中央には大きな丸窓、...
View Article台北賓館のビクトリアンタイル
3月の台湾の旅の続き。 そしてついにやってきた、台北賓館。ここを見たいと思ったら月1回の一般公開日に合わせて台北に来る必要があるのだが、 これまでなかなかそのサイクルに合わなかったのだ(苦笑)。今回、公開日のお知らせサイトを数ヶ月前にチェックしたときには 確かに23日と書いてあったから、mayumamaさんも見れるね!と言っていたのに、総統府と同じくこちらも、直近でサイトを...
View Article台北賓館のビクトリアンタイル2
3月の台湾の旅の続き。 台北賓館の暖炉のタイルを見ていく。 マントルピースも木製だったり、大理石でできていたり、デザインも様々。同じものはどれひとつとしてない。 これはもうほとんど家具。凝った形の棚が一体になっている。 ひとつひとつデザインして職人さんに作らせ、タイルも指定したのだろうか。今なら既製品をはめ込んだり...
View Article台北賓館 テラスと裏庭
3月の台湾の旅の続き。 台北賓館の室内をひと通り見て回り、紹介映像を見たあと裏庭へ出る。 回廊の床は赤いクオリータイル貼り。八角形と組み合わされる小さな正方形のタイルは象嵌入りでイギリスっぽいな! 回廊の曲がりに合わせて端のボーダーも曲がりくねっていて、じゅうたんのよう。。 この建物は裏から見るとまた印象がガラリと変わる。テラス部分のアーチがずらりと並んで壮観!...
View Article台湾総統府と土地銀行展示館
3月の台湾の旅の続き。 台北賓館を見学したあと、昨日空振りとなった総統府へ。今日は人が大勢来ている。よかった~ さすがに現役の総統府、セキュリティチェックは厳重で、空港のような手荷物検査を通ってから入場を許される。 今日は正面玄関からの入場。もう何年も前に一度普通の日に見学したことがあるが、そのときは裏口から入り...
View Article2019.03.21~24 台湾 台中&台北 もくじ
3月の3連休を利用して、またまたピーチで台湾へ。実はセールで衝動的にポチってしまったのだったが、 ずっと見たかった台北賓館の公開日にうまく合わせることができてラッキー!美しいビクトリアンタイルを堪能した。 台中は去年の12月にも行ったのだが、見残したところがあったので再訪。mayumamaさんと現地合流して 2日間同行。徐さんとも再会、鹿港あたりを案内してもらった。 ・台中、再び。...
View Article台湾の記事一覧(随時更新)
これまでに何度も行っている台湾の旅のもくじをまとめました。書いていない旅もありますが・・・(汗) 何回行っても飽きるどころか、ますますまた行きたくなる! ・ ・2006.7.28~31 台湾 三峡、大渓、平渓 もくじ ・2008.12.20~23 台湾 鹿港・内湾線・深坑 もくじ ・2009.8.22~28 台湾 澎湖島、高雄 もくじ ・2011.8.5~10 台湾 母親と高雄・小琉球 もくじ...
View Article鞆の浦 太田家住宅の本業タイル
6月末に尾道で開催された、台湾の日式建築に関するトークイベントに行ってきた。 せっかく山陽方面に行くので、行き帰りにタイル友の会メンバー情報によるタイルスポットを訪れようと計画していたのだが、 土日ともほぼ100%雨の予報。雨の中うろうろして靴の中まビショビショになることを思うと気分が萎える、、、...
View Article鞆の浦 太田家住宅の土間
鞆の浦の続き。 太田家住宅の気になる市松模様の土間。無地だがこれも敷瓦だ。黒い部分が屋根瓦と同じような材質の瓦で 白い部分は漆喰っぽい。 そう言えば飛騨金山で見た旭湯の壁もここと同じような白黒の市松模様だったが、あちらは白がタイルで、黒が漆喰だった。 しかし聞けばこの床は復元したものらしい。あっ、そうか、確かにきれいすぎる。約6年がかりの修復工事で...
View Article鞆の路地をうろつく
鞆の浦の続き。 鞆の浦はJR福山駅からバスで30分の距離にあり、ここから今日のトークショー会場がある尾道へ行こうとすると またバスで30分かけて福山へ戻り、鉄道に乗り換えて行くということになる。不毛・・・ 古代より潮待ちの港として知られた鞆の浦は、瀬戸内海を介して沿岸のまちと直接つながっていた。...
View Article鞆の浦でタイル拾い
鞆の浦の続き。 海沿いの道をまちはずれまで歩いて来たのは、このあたりの浜辺でタイルを拾えるらしいという友人からのLINEで、 私もずいぶん前に鞆の浦の浜辺で本業タイルの完品を拾った人のブログを見てうらやましく思っていたのを思い出したから。 このへんかなー、タイルは落ちているかなー、なーんて無邪気に浜辺に下りてみたら、、、臭い(苦笑)...
View Article松翠園大広間
鞆の浦からの続き。 18:00からのトークイベントに間に合うよう鞆の浦から尾道へ移動。駅前の旅館にチェックインして荷物を置き、 ドロドロのタイルを水道で洗ってから(笑)、会場である「松翠園大広間」へ向かう。それは元旅館の建物で、 Googleマップで見ると尾道駅の目の前らしいのだが、そんな大広間のある建物などどこにあるのだ!?...
View Article雨の尾道、駅前渡船
尾道の続き。 尾道で泊まった駅前の旅館では、翌朝8時までに出てほしいと言われていた。なんでも、その日から旅行に出かけるとのことで(笑) 私よりあとに予約しようとしたお客は断ったのだという。そりゃプライベートは大切(笑)、もとより長居するつもりもなかったので 8時前に宿を出た。さすがに今日は雨が降っている。昨日はうまい具合に雨を避けられたが、元々大雨予報なのだからしとしと雨...
View Articleむかし下津井回船問屋の本業タイル
尾道からの続き。 尾道のトークイベントついでに鞆の浦ともう1ヶ所、狙っていたタイルスポットのある下津井へ向かう。 こちらもタイル友の会の精鋭調査部員からの情報による。感謝! 児島駅前からバスに揺られ、ぐんぐん山を上り、再び降りていく。お目当ての「むかし下津井回船問屋」はバス停の目の前にあった。...
View Article下津井のまちなみ
下津井の続き。 むかし下津井回船問屋を出て下津井のまちをうろつこう。昔ながらの佇まいの町家が細い道に面して建ち並ぶ。 目地のないなまこ壁、これは目地が取れたのか、もとからこういうスタイルなのか? 離れて見るととても大きな屋根。ここが高松屋の本家なのかな?(不明) 崖下に井戸があった。石組みの井戸枠はかなり古そう。...
View Article下津井のまちなみ2
下津井の続き。 さらにうろつく。吹上漁港のあたりに来ると、谷沿いに集落が伸びている。なまこ壁の蔵などは少なくなり 漁師町っぽい雰囲気となってきた。下津井は今も漁業がさかんで、特にタコが名産だ。 瀬戸大橋がすぐそこ。歩いていると音戸の瀬戸でコンクリート船を見に行った途中の景色とイメージがかぶるな。。。 覗き込む路地はどこも魅力的だ。なぜ路地はこんなに美しいのか。。。 松皮菱のなまこ壁。...
View Article2019.6.29~30 尾道、山陽行 もくじ
「台湾×尾道クロストーク 日式建築リノベーション最前線」を聞きに尾道へ行ってきた。 どストライクの内容の濃いトークを楽しみ、その行き帰りに鞆の浦と下津井に寄り道して素晴らしいタイルとまちなみも堪能! ・鞆の浦 太田家住宅の本業タイル ・鞆の浦 太田家住宅の土間 ・鞆の路地をうろつく ・鞆の浦でタイル拾い ・松翠園大広間 ・雨の尾道、駅前渡船 ・むかし下津井回船問屋の本業タイル ・下津井のまちなみ...
View Article西念寺のタイル
2年ほど前に仲間から写真を見せてもらっていた可児の西念寺、尾張戸神社のついでに行ってきた。 瀬戸から電車だとかなり大変だが車だと結構近い。 事前に電話して聞いたら、外にあるのでどうぞ見て下さい、と。 道沿いにいくつか並んでいるお寺のうちでもそれほど大きくもなく、特段変わった様子もない普通のお寺である。 しかし、本堂の脇にある庫裏の入口に・・・ おおっ!鮮やか!...
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