３月の台湾の旅の続き。
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迪化街から少し外れたところでたまたま見つけた、ボレロという洋食店。その３軒隣にほとんど同じに見える看板を
掲げた店があった。名前も同じ、ボレロ、なのだが、こちらは「本店」と書いてある。
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どう見ても同じ店だろうに、どういう使い分け？？こちらは真っ赤な看板がちょっと中国っぽい雰囲気だな。
出す料理が違うのか？こっちの方が高級店？それとも宴会専用？店の前でしばし佇んで考えてしまった。
入口のドアはスモークガラスで中の様子は窺えず。ガラスの色はこちらの方が濃く「会員制クラブ感」が強い（笑）。
そもそも店は本当にやってるんだろうか？中の電気は点いている？スモークガラスに少し近寄って見てみると、
おや、あの壁はなんだ！？うっすらと見えた店内、これは素通りするわけにはいかないぞ！！
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衝動的に自動ドアの前に踏み出し、店内へ！おぉ、、、こちらもまた渋い雰囲気。
ウェイターの兄ちゃんにおずおずと「あの～、この辺の写真を撮りたいんですけど～」と頼んでみる。
ＯＫ、と。まじで～！ありがとう～～！！
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外からうっすら見えた壁は、プリミティブな人型（？）の模様が描かれていた。
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えっ、何これ！？さっきの店と同じストライプ状に貼られた細いモザイクタイルの上に、何か丸いものが・・・
これ急須のフタじゃないの！？なんじゃこりゃ～～～っ！（爆）。
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これもモザイクの一種と言っていいのだろうか。しかし同じ模様のフタがよくこれだけあったものだな！
デッドストック品の再利用だと思われるが、、、この急須の本体がどうなったのか非常に気になる（笑）。
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反対側の壁はまた、那智黒のような黒い小石をたくさん貼り付けて渦巻きのようなデザインになっている！大胆！！
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これもまた大小の石を使ったモザイクと言えるだろう。素晴らしい作品だな！
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こんな壁もあった。こちらはチャートだろうか、こぶし大の玉石をぎっしりと等間隔に貼り詰めてある。
そしてテーブルの位置に合わせてミラーがはめ込まれているのだが、ここにもさっきのボレロと同じ、女性の顔の
形にカットしたアクリル板の装飾が。
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そして顔の部分を青い光でライトアップ。素敵だなぁ！！
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いや～～面白い。外観は中国料理屋っぽいのかと思ったがそうではなく、こちらは全体的にバーのような雰囲気。
店の中央にあるカウンターや奥のスペースは割と新しく改装されているようでレトロ度はさっきの店の方が高いかな。
ストレートの階段があり、上にも客席があるというので案内してもらう。
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上ってみると内装は割と新しいようだ。客席の先に大きな窓があり、裏庭（中庭？）が見える。２階から見おろすと
どんな感じかな、と窓辺に近づいてみると、、、ギャア～～～～～っ！！何これ！！！
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隣との境の高い壁に、巨大なモザイク壁画がある！！
１階から３階まで、高さ１０ｍ近くある壁いちめんに描かれた太陽のモザイク壁画は、器やタイルや何かの焼き物を
砕いたさまざまなカケラが材料として使われている。これはまさにフェニックスモザイクだ！！
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興奮して、２階へ案内してくれたお姉さんに、ちょ、ちょっと、これを中庭から見せてもらえないでしょうか、と頼むと
ボス？であるさっきのお兄さんに聞いてくれて、どうぞ、と１階の奥のドアから中庭に通してくれた。謝謝！！
うわぁ～～これはすごいな！下から見上げるとさらに迫力がある。
まさか今井兼次作なんてことはないだろうが、、、すごい大作が、このレトロな店の裏庭に隠されていたものだ！
これを知っている人が一体どれだけいるか？？？
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一部には漆喰がコテで張りつけられ、ビー玉も使われている。
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このモザイクについて詳しく聞きたかったが、私の語学力では聞くことができず（悔）
ただ、狂ったように写真を撮っている私を放置してくれたので、心置きなく堪能できた。
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足元には金魚池（笑）
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しかしもう夕暮れのため暗くてシャッタースピードが遅すぎる。。。ズームも効かないし、あまりいい写真が撮れて
いなかったのはほんと残念。。。
お姉さんによると、ここと３軒隣のボレロはもともと兄弟でやっていたが、今はもう関係がなくなっているのだとか。
先代が息子たちにひとつずつ店を与えたのだろうと想像する。
こちらでも実際に食事してみたかったが、一人で食べるのはちょっと寂しい（苦笑）。次回誰かと食べるときに
利用したいな！
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あぁ、ボレロとボレロ本店、それぞれに素晴らしいお店だった。勇気を出して踏み込んでよかった！
ディナータイムにはまだ少し早い時間帯もよかった。お客が大勢いたらゆっくり見せてもらえなかっただろう。
タイミングもよかったなぁ。
特にボレロ本店の中庭のモザイクをたまたま発見したのは感激だった。これはまさに台北の知られざる名所。
皆さん、食事とモザイク壁画見学に行ってみて～～！
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続く。
迪化街から少し外れたところでたまたま見つけた、ボレロという洋食店。その３軒隣にほとんど同じに見える看板を
掲げた店があった。名前も同じ、ボレロ、なのだが、こちらは「本店」と書いてある。
どう見ても同じ店だろうに、どういう使い分け？？こちらは真っ赤な看板がちょっと中国っぽい雰囲気だな。
出す料理が違うのか？こっちの方が高級店？それとも宴会専用？店の前でしばし佇んで考えてしまった。
入口のドアはスモークガラスで中の様子は窺えず。ガラスの色はこちらの方が濃く「会員制クラブ感」が強い（笑）。
そもそも店は本当にやってるんだろうか？中の電気は点いている？スモークガラスに少し近寄って見てみると、
おや、あの壁はなんだ！？うっすらと見えた店内、これは素通りするわけにはいかないぞ！！
衝動的に自動ドアの前に踏み出し、店内へ！おぉ、、、こちらもまた渋い雰囲気。
ウェイターの兄ちゃんにおずおずと「あの～、この辺の写真を撮りたいんですけど～」と頼んでみる。
ＯＫ、と。まじで～！ありがとう～～！！
外からうっすら見えた壁は、プリミティブな人型（？）の模様が描かれていた。
えっ、何これ！？さっきの店と同じストライプ状に貼られた細いモザイクタイルの上に、何か丸いものが・・・
これ急須のフタじゃないの！？なんじゃこりゃ～～～っ！（爆）。
これもモザイクの一種と言っていいのだろうか。しかし同じ模様のフタがよくこれだけあったものだな！
デッドストック品の再利用だと思われるが、、、この急須の本体がどうなったのか非常に気になる（笑）。
反対側の壁はまた、那智黒のような黒い小石をたくさん貼り付けて渦巻きのようなデザインになっている！大胆！！
これもまた大小の石を使ったモザイクと言えるだろう。素晴らしい作品だな！
こんな壁もあった。こちらはチャートだろうか、こぶし大の玉石をぎっしりと等間隔に貼り詰めてある。
そしてテーブルの位置に合わせてミラーがはめ込まれているのだが、ここにもさっきのボレロと同じ、女性の顔の
形にカットしたアクリル板の装飾が。
そして顔の部分を青い光でライトアップ。素敵だなぁ！！
いや～～面白い。外観は中国料理屋っぽいのかと思ったがそうではなく、こちらは全体的にバーのような雰囲気。
店の中央にあるカウンターや奥のスペースは割と新しく改装されているようでレトロ度はさっきの店の方が高いかな。
ストレートの階段があり、上にも客席があるというので案内してもらう。
上ってみると内装は割と新しいようだ。客席の先に大きな窓があり、裏庭（中庭？）が見える。２階から見おろすと
どんな感じかな、と窓辺に近づいてみると、、、ギャア～～～～～っ！！何これ！！！
隣との境の高い壁に、巨大なモザイク壁画がある！！
１階から３階まで、高さ１０ｍ近くある壁いちめんに描かれた太陽のモザイク壁画は、器やタイルや何かの焼き物を
砕いたさまざまなカケラが材料として使われている。これはまさにフェニックスモザイクだ！！
興奮して、２階へ案内してくれたお姉さんに、ちょ、ちょっと、これを中庭から見せてもらえないでしょうか、と頼むと
ボス？であるさっきのお兄さんに聞いてくれて、どうぞ、と１階の奥のドアから中庭に通してくれた。謝謝！！
うわぁ～～これはすごいな！下から見上げるとさらに迫力がある。
まさか今井兼次作なんてことはないだろうが、、、すごい大作が、このレトロな店の裏庭に隠されていたものだ！
これを知っている人が一体どれだけいるか？？？
一部には漆喰がコテで張りつけられ、ビー玉も使われている。
このモザイクについて詳しく聞きたかったが、私の語学力では聞くことができず（悔）
ただ、狂ったように写真を撮っている私を放置してくれたので、心置きなく堪能できた。
足元には金魚池（笑）
しかしもう夕暮れのため暗くてシャッタースピードが遅すぎる。。。ズームも効かないし、あまりいい写真が撮れて
いなかったのはほんと残念。。。
お姉さんによると、ここと３軒隣のボレロはもともと兄弟でやっていたが、今はもう関係がなくなっているのだとか。
先代が息子たちにひとつずつ店を与えたのだろうと想像する。
こちらでも実際に食事してみたかったが、一人で食べるのはちょっと寂しい（苦笑）。次回誰かと食べるときに
利用したいな！
あぁ、ボレロとボレロ本店、それぞれに素晴らしいお店だった。勇気を出して踏み込んでよかった！
ディナータイムにはまだ少し早い時間帯もよかった。お客が大勢いたらゆっくり見せてもらえなかっただろう。
タイミングもよかったなぁ。
特にボレロ本店の中庭のモザイクをたまたま発見したのは感激だった。これはまさに台北の知られざる名所。
皆さん、食事とモザイク壁画見学に行ってみて～～！
続く。