2018.5.26~27 太平洋フェリーきたかみ もくじ 兼エピローグ
太平洋フェリーに乗りたい。かつ、仕事を休まず土日のみで行ける旅を。という2つの要求を満たす ミニマムなプランを思いついたので実行してきた(笑) 土曜朝イチのピーチで仙台IN、日曜最終のピーチで新千歳OUT。そして宿泊を兼ねて仙台から苫小牧まで 太平洋フェリーに乗るという、効率のよいプラン。仙台でも北海道でも結構遊べたし満足した~~ 但し、旅の前日は早く寝るべし・・・(汗) ・太平洋フェリーの旅...
View Article鶴岡 新茶屋1F
以前兵庫県立考古博物館を訪問したときに、淡陶製の形象タイルが使われていると深井さんから教えてもらった、 山形県鶴岡市の料亭、新茶屋。山形は関西からだとなかなか遠くてハードルが高いが、梅雨と台風シーズンに入る前に 行きたいと、数人の建築・タイル好き仲間を誘って、6月初めに行ってきた。 ここしばらくぐずついていたお天気も週末にはすっかり回復し、これ以上ないぐらいの爽やかな青空!...
View Article鶴岡 新茶屋 めくるめくトイレのタイル
6月の鶴岡の続き。 ※便器の写真あり。食事中の方などご注意を(笑) 玄関からの廊下の途中で分岐した細い廊下を進むと・・・・うひゃ~~っ!!ここだここだ!!深井さんの写真で見たのは。 男子トイレの壁、床、いちめんタイルだらけ!!キャイ~ン!! こちらの壁には銅版転写の青い本業タイルが四半張りに!奥の個室前の段はモザイクタイル貼り~~ 床は人研ぎとマジョリカタイルのコラボ~~!...
View Article鶴岡 新茶屋 もうひとつのトイレ
6月の新茶屋の続き。 トイレはもう1ヶ所あった。こちらも男子トイレだが前回書いたものより少し小さい。あちらほどではないが こちらも意匠は十分凝っている。 天井を見上げると、おぉ、半分の傘天井だな!天井板の押さえに丸木が使われていて数寄屋風。 足元にはモルタルで作った踏み石(?)。天然石をスライスしたような意匠になっている。 そして床は六角形タイル。...
View Article鶴岡 新茶屋 1階大広間の奇妙な意匠
6月の新茶屋の続き。 池に面した1階の大広間は実に135畳、250名の大宴会が可能。 そこにはギョッとするような意匠も。 お庭に面した広縁と広間の間の欄間には、まるでクッキー型で抜いたような穴がどかっと開いている!? なんだこれは!こんな大胆な欄間見たことない。 こちらは松の形の、穴!?う~ん、奇妙~~~ よく見たら下地窓風に凝っているが・・・穴(笑)...
View Article鶴岡 新茶屋 2階大広間の意匠
6月の新茶屋の続き。 2階の大広間も1階と同じく130畳ぐらいはあると思われる。 こちらもこだわりの意匠が満載! 書院の繊細な格子はちょっと抜けが目立つが、扇型にかかる雲まで表現されている。その上の欄間は険しい岩山に生える 松の透かし彫り。松のモチーフがいろんなところで使われているが、どんなゆかりがあるのか聞けばよかったな。。 その上には三日月!!こういうのも何かストーリーがあるのだろうなぁ。...
View Article2018.6.2~3 鶴岡新茶屋 もくじ
鶴岡のタイルスポット新茶屋での食事&見学会を企画。関西から3名、関東から2名のメンバーが現地集合。 関西から庄内行きの飛行機はなく、また山形空港だとなぜか高いので、伊丹から秋田空港IN、OUT。 レンタカーで鶴岡へ向かうことにした。秋田から2時間かかるけど、途中寄り道もできるし~ ・・・しかし結果的には寄り道などしてる時間は全くなく、ケチらず山形空港IN、OUTにしておけばよかったかな(汗)...
View Article合田邸へ行ってきた。その1
前々から行きたかった多度津の合田邸へ、5月に行って来た。 多度津の港は、丸亀と並び金毘羅参詣者が上陸する四国の玄関口として江戸時代より賑わったところ。 北前船も寄港し、北国からの物産の流通拠点としても栄えた。 明治に入ると讃岐鉄道の多度津駅が港のすぐそばに作られ、1906(明治39)年に鉄道が国有化された後 多度津を起点として四国内の鉄道網が整備されていき、多度津は四国の近代産業発祥の地となる。...
View Article合田邸へ行ってきた。その2
5月の合田邸の続き。 主屋の座敷に隣接する食堂を見た時は、鳥肌が立った!!うわぁ・・・・ 寄棟形の天井がまず目を引く。部屋は薄暗いが、ステンドグラス、木部の彫刻、寄せ木の床、壁の腰板、、、 天井の折り上がった部分にはあかり取りのガラスがはまっており、その桟は円弧と直線によるデザイン。 すべてがこだわって作られた濃密な空間だ。 六角形のシェードは和風でも洋風でも使えそう。壁にはブラケット照明も。...
View Article合田邸へ行ってきた。その3
5月の合田邸の続き。 そしてこれ!!中庭に面して洋館が建っている。洋館の中は現在非公開だが、外観だけでもかなり見ごたえがある。 この洋館の入口にタイルが乱張りされたポーチというかテラスがあるのだ!これを見たかった! 入口ドアの上にはアールデコデザインのグリルがはまっている。ドアまわりには下駄歯のような装飾、 軒下もレリーフが。...
View Article四谷シモン人形館(淡翁荘)
合田邸のことを先に書いたが、今回の多度津行きにあたっては、ついでに周辺の市もめぐろうと考え、前日から 泊まりで行くことにした。JRの新快速を乗り継いでまず坂出へ行くことにした。 18きっぷのシーズンでもないのだけれど、高松行きや丸亀行きのバスを使うよりも若干早く着くので。 思えば四国は愛媛ばかり行ってその他はほとんど行っていなかった。昔高松の方を少し歩いたのと、屋島ケーブル跡や...
View Article坂出の商店街をうろつく
5月の坂出の続き。 先に坂出入りしていた友人と商店街で遭遇。なんでも、水尾メリヤスのおっちゃんと話していたら中へ入れてくれる ことになったという。ラッキーな機会に便乗させてもらう♪ この店は衣料品店で、木造モルタル塗りのファサードに蛇腹状の装飾やちょっとおしゃれなアーチ窓があったりするが なんと店舗の上が吹き抜けになっている!まるで銀行か旅館のエントランスホールみたい。珍しい造りだなぁ~...
View Article坂出のまちなかをうろつく。
坂出の続き。 まちなかをうろうろしてタイルを探したり、気になる建物を気ままに見ていく。 四谷シモン人形館の近くには、旧家常産婦人科の建物がある。 今はすでに営業はされていないようだが、玄関周りには今も健在の素敵なタイルが見えた。 壁の腰張りにはふっくら結晶タイル。床には無釉のモザイクタイル。庇の見付け部分には正方形のモザイクタイルも。 オカダ理容さんの入口周りにも素敵なタイルを発見。...
View Article坂出の近代建築も見る。
坂出の続き。 坂出を見たあとは宇多津に移動しようと思っていたのだが、坂出のまちが広くて散策が楽しいので結局 他はあきらめてタイムリミットまで坂出にいることにした。 香風園は明治41年~43年に鎌田家の別荘として作られた、池泉回遊式の庭園。鎌田家から坂出市が買い取り、 公園として整備し一般に開放している。大きな池には太った鯉が悠々と泳いでいた。...
View Article坂出人工土地とやなぎ湯
坂出の続き。 坂出人口土地なるものがあると聞き、駅からすぐ近くのようなので坂出散策の最後にさらっと見に行くことにした。 「人工土地」ってなに!?埋立地のこと??丘陵地の造成とは違うのか??それにしても街のど真ん中じゃないか。 よく理解しないまま、グーグルマップで示された場所へ行ってみると・・・あれか? 一見よくある低層部に商店が入った複合施設だが、その上がちょっと普通の建物とは様相が異なっている。...
View Article丸亀をちょろっとうろつく。
坂出からの続き。 夕方丸亀へ移動して友人と合流、駅前の宿にチェックインしてから、駆け足で駅前の建物を見て歩いた。 これは丸亀でいちばん代表的な近代建築だろう。1933(昭和8)年築の商店建築、堀家時計店。 左右対称の整った形。 1階の壁の腰張りには横溝スクラッチ風の型押し二丁掛タイルが使われていた。 駅のロータリーに面した黒ふっくらタイル貼りの重元果物店。...
View Article多度津のまちめぐり 清水温泉、香露軒
丸亀のホテルから多度津へ移動して、めくるめく合田邸を見たあと、合田邸ファンクラブの泉川さんに多度津のまちも案内してもらった。 合田邸のある本町通りは今は人通りも少ないがかつては金毘羅街道として賑わい、間口の広い町家や商家が軒を連ねた 古いまちなみが残る。この清水温泉も趣を添える建物のひとつ。...
View Article多度津のまちめぐり 旧楽天堂医院、山本医院
多度津の続き。 古い町家を活かしたお店があちこちでできている。 こちらはデザインオフィスが手がけたe・COCOCHIというギャラリーカフェ。ここもちょっと見学させてもらった。 裏庭を望める座敷と土間にテーブル席があって、古いものがセンスよく飾られた、居心地よさげな空間。 「大」の字に丸のマークがモザイクタイルでできていた建物。...
View Article多度津のまちめぐり 多度津駅給水塔
多度津の続き。 多度津には昭和レトロな建築もある。こちらは1964(昭和39)年竣工の多度津信用金庫。 調べてみると、多度津信用金庫は1978(昭和53)年に丸亀信用金庫及び琴平信用金庫と共に合併して さぬき信用金庫になったあと、2004(平成16)年に高松信用金庫に合併され今に至る。 三角形の穴あきブロックを積み上げたスクリーン状の壁は、この頃の年代の建物によく見られる。...
View Article2018.5.19~20 多度津・坂出 もくじ
ずっと見に行きたかった、多度津の合田邸を数人で見学できる機会に恵まれた。 香川もこれまでちゃんと歩いたことがなかったので、この機会に周辺のまちも見て回ることにした。 行きはJRの新快速を乗り継いで坂出まで、帰りは友人と一緒に丸亀から高速バスで大阪まで。 ・合田邸へ行ってきた。その1 ・合田邸へ行ってきた。その2 ・合田邸へ行ってきた。その3 ・四谷シモン人形館(淡翁荘) ・坂出の商店街をうろつく。...
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