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Channel: まちかど逍遥
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多度津のまちめぐり 多度津駅給水塔

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多度津の続き。

多度津には昭和レトロな建築もある。こちらは1964(昭和39)年竣工の多度津信用金庫。
調べてみると、多度津信用金庫は1978(昭和53)年に丸亀信用金庫及び琴平信用金庫と共に合併して
さぬき信用金庫になったあと、2004(平成16)年に高松信用金庫に合併され今に至る。


三角形の穴あきブロックを積み上げたスクリーン状の壁は、この頃の年代の建物によく見られる。
囲われた部分は非常階段や通用口だろうか。


ここはもう営業しておらず、現在はなんと、tetugakuya(哲学屋)というアンティーク雑貨屋兼カフェに
なっていた。斬新!


最初通りかかったときに内部が気になって覗かせてもらったが、散策の終盤に戻ってきてここでお茶を飲んだ。
中は柱もない大空間にアンティークな品々がディスプレーされ、独特の雰囲気を醸している。奥には金庫室が。


メイドのようないでたちのクールなお姉さんがこだわりのコーヒーを入れてくれ、マカロンと共に頂いた。
あ、私は紅茶を。


こちらは廃業した喫茶店、GOLD。建物がとてもかわいいなぁ~


ここの壁いちめんに貼られた、ぽってりしたヒビ入りの白小口タイルも多度津で気に入ったタイルのひとつ。


こちらは木造の高畠医院。1921(大正10)年築らしい。2階がつし2階のように低いので古く見えるな。


赤いランプが健在だが、さすがにもうここではやっていないだろう。


但し今もお住まいのようで建物はきれいに保たれていた。



駅へ戻る途中で気になっていた住宅群を見に行く。
同タイプの家がたくさん並んだ団地は、新居浜の鉱山住宅や綾部のグンゼ社宅を思い起こさせる。国鉄の社宅だったのだろうか。


もうほとんど人は住んでいないようだ(もしかしたら一部住んでおられるのかもしれないが)。




2階の壁にかわいい鏝絵(?)装飾のついた家。打出の小槌かな。




多度津駅に戻ってきた。多度津駅は土讃線・予讃線の延伸に伴い、港のそばから現在の場所に移設された。
駅舎は新しくなったと見えるが、大きな古いレンガの給水塔が残る。


横の跨線橋に上れば迫力あるだろうと思って近づくと、何と!2ヶ月ほど前に閉鎖されてしまったらしい。。。


自然な表面の花崗岩が一部に使われているのが素敵だなぁ。


多度津駅構内には転車台もあったようで、もう少しゆっくり見る時間を残しておけばよかったなぁ。。。
またの機会に引込み線と併せて見に来ることにしよう。


あぁ、充実した2日間だった。多度津のまちじゅう顔パスで(笑)あちこち見学できるよう計らって下さった
合田邸ファンクラブの泉川さんにはほんとに感謝。ありがとうございました!

終わり。

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