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Channel: まちかど逍遥
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カッコイイ!鹿島橋

10月末で東京の借上げ社宅を引き払い、いそいそと大阪へ戻ってきたのだが(笑)、加藤郁美さんのレクチャー付前田侯爵邸 見学会に参加するため、11月に入ってすぐまた東京へ行ってきた。 東京に住んでいる間は、LCCも使えないので(成田が遠すぎて・・)仕方なく夜行バスを使っていたら結構慣れて来てそれほど 苦痛でなくなり、選択肢が広がったのはまぁ東京赴任したことによるメリットかもしれない(爆)...

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旧田代家住宅を見学。

鹿島橋のたもとでふと見つけた「筏問屋 旧田代家住宅」という看板。登録有形文化財だというので、 ちょっと寄り道して見に行ってみよう。 集落の中へ少し入ったところに農家のような大きな屋根の古民家が現れた。 まだオープン時間より早かったが人がいてお庭の手入れなどされていたので声をかけたら、開けてくれるという。 えっ、ありがとうございます!...

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秋野不矩美術館

筏問屋田代家を見たあと今回の目的の秋野不矩美術館にやってきた。最寄り駅は天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅。 トコトコ走るかわいい列車にも乗ってみたかったが、行程を考えて今回車はやむなし。 ここは多治見市モザイクタイルミュージアムと同じ、藤森照信氏の設計。有機的な材料を使い独特のフォルムの 藤森建築は見ているだけで楽しい。モザミューの他には大分・長湯温泉のラムネ温泉館、ラ・コリーナ近江八幡、...

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雨の二俣をうろつく。

秋野不矩美術館を出る時には雨は本降りになっていた。あぁ天気予報は正しかったな。。。 夕方まで時間があるし二俣のまちをちょっとうろつこう。最初に本田宗一郎ものづくり伝承館へ。 ホンダの創業者である本田宗一郎は二俣町立二俣尋常高等小学校を卒業している。 この建物は1936(昭和11)年に二俣町役場として建てられたもの。すっかりきれいに改修済みだが、...

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GW、五島列島へ。

去年のGW、長年行きたかった五島列島へ、ついに行くぞ!と友人と計画した。 九州へ上陸してからさらに船で島へ渡らねばならないし、台風の影響も大きく冬は風が強いと聞いていたので、 穏やかな季節に、日数にも余裕を持って行きたい。いろいろ調べてみるが複数の島に点在する教会を巡ろうと思うと 船の時刻や島内交通の面からなかなかハードルが高く、いつものように現地で行き当たりばったりというわけには...

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五島氏庭園&隠殿屋敷

五島旅の続き。 石田城(福江城)の一角にある五島氏庭園は国指定名勝に指定されており、どのガイドマップにも必ず載っている。 「庭園」だけかと思いきや、実は立派な家屋も残っているのだ。 堅固な石垣の間に造られた門がお城の一部であることを物語る。 五島氏隠殿屋敷は、30代当主、盛成公の隠居所として建てられ1861(文久元)年に竣工。...

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現地ツアーで奈留島へ。

五島旅の続き。 奈留島と久賀島は福江島の隣にある島。五島列島の各島間は複数の船会社の定期船が一日に数往復しており、 定期船を乗り継いで渡り歩く島旅はとても魅力的なのだが、、、島内交通のことなどを考えるとやはり 教会めぐりをするにはちょっと高くても現地ツアーに参加する方が効率がいい。それで奈留島と久賀島の2島を めぐるツアー、「五島列島キリシタン物語...

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現地ツアーで久賀島へ。

奈留島からの続き。 海上タクシーで久賀島の旧五輪教会へやって来た。船で直接乗りつけられるほど海のすぐそばに建っている。 ここは「旧」とついている通りすでに現役でない教会の建物なので、中に入って写真も好きなだけ撮ることができる。 外観は下見板張りでとてもシンプルな形。1881(明治14)年に久賀島の「浜脇教会」として建てられた。...

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福江島の教会めぐり その1

五島旅の続き。 福江島は五島列島最大でありメインの島である。人口も多いから当然教会もたくさんある。 歴史的建造物から集会所のような建物まで、津々浦々にあり、キリスト教信仰が草の根のように島内のすみずみまで 行きわたっていることが分かる。 私はキリスト教徒ではないので、キリシタンの歴史に敬意を払いつつ、純粋に建物として楽しむことにしよう。...

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福江島の教会めぐり その2

福江島の教会めぐりの続き 次にやって来たのは水ノ浦教会。高台に建つすっと伸びた白い塔が見えてきた。 風格のある石垣と石段。 この白亜の聖堂は、なんと木造建築だとか!まるでレースのような壁のトレーサリーが美しい。 1938(昭和13)年に鉄川与助が改築を手掛けたということだが、実質は建て替えだろう。 今の姿は1986年の台風被害から大規模補修を経たもので、当初からはだいぶ変わっているかもしれない。...

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福江島の教会めぐり その3

福江島の教会めぐりの続き。 三井楽教会の感動冷めやらぬまま、次にやってきたのは貝津教会。 貝津教会は、1924(大正13)年に建てられた小さな聖堂を、1962(昭和37)年に大規模増改築し 現在の姿になった。塔もこのときつけ加えられたもの。 門から敷地内を見ると・・・おや?何か様子がおかしいな。。ちょっと見に行ってみよう。...

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古民家松ノ下を見学。

去年のGWの五島旅の続き。 レンタカーを丸2日間借りての福江島内の教会めぐり、予定の場所を1日目に前倒しでクリアしたので余裕が出て まち歩きや温泉も楽しんだ。 玉之浦教会を見たあと、玉之浦の集落を少し散策して、「古民家松ノ下」を見に行く。 海から一本内側の、元はメインストリートであったであろう細い道に面して、広い間口の佇まい。...

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竹乃家旅館で立ち寄り湯。

去年のGWの五島旅の続き。 荒川という集落にやって来た。ここには温泉が湧いている。正直、五島に温泉のイメージは全くなかったのだが 江戸時代に発見された歴史ある温泉地なのだとか。 そしてこちらが今回の目的の竹乃家旅館。古い木造旅館で、建物見学を兼ねて立ち寄り湯をする思惑だったのだが・・・ 閉まっている。。。呼んでみたが返事がない。えぇ~~っ(涙)...

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鬼岳の風景

去年のGWの五島旅の続き。 ドライブの最後に鬼岳へ行ってみた。 車窓から見えるはげ山を目指して走るがなかなかたどりつけない。ナビに遠回りさせられ(?)空港を回り込んで ようやく目の前に現れたときは思わず歓声を上げた! なだらかな山肌には高い木がなく草に覆われて奈良の若草山のようだ。鬼岳は鬼岳火山群に属する噴石丘。...

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松崎へなまこ壁を見に行く。

去年伊豆半島の松崎へ行ったときのことを。(このときはまだ東京住まいだった) 一昨年行った下田も遠かったが、松崎は伊豆半島の西側の先端付近にありさらに遠い。 三島から伊豆箱根鉄道駿豆線で修善寺まで行って、バスに乗り換えて1時間半かかる。 東京発でもなかなか遠くてこれまで二の足を踏んでしまっていた。。。関西からだとなおさら遠いので まぁ東京にいる間に思い切って行っておいてよかった。...

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伊豆の長八美術館

松崎の続き。 遅くならないうちに伊豆の長八美術館を見に行く。 伊豆の長八は、本名入江長八。鏝と漆喰の芸術家と言われる、江戸の左官の名人であった。 敷地の一角に建てられたこちらの円柱形の建物は、鏝塚。「うなぎづか」ではない(笑)。「こてづか」。 左官に使う道具である鏝を祀る施設として、伝統的左官技法を駆使して2005(平成17)年に作られた。 ちなみに「鏝塚」の文字は小泉純一郎氏の揮毫だとか。...

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松崎の水辺風景

松崎の続き。 自転車でまちなかをぐるぐる。特にこの運河付近と河口にかけての風景はとても趣があって気に入った。 河口近くに「ヨットによる単独無寄港世界一周達成の港」と書かれた、陶板製の世界地図があった。 プロセーラーの白石康次郎氏が1994(平成6)年、当時26歳で偉業を達成したのを記念したモニュメントだ。 いつか船で世界一周したい、という若者の情熱を、松崎の人々がバックアップしたのだとか。...

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岩科学校を見に行く。

松崎の続き。 前日は雨が残って薄暗かったけれど、翌日は一転青空!宿で自転車を借りて今日はちょっと遠くまで散策にでかけよう。 昨日見た運河風景も空気がクリア。 さて、まずは「室岩堂」へ向かう。伊豆石の採石場だったところで、江戸時代から1954(昭和29)年まで 稼働していたそうだ。石切場好きの私としては是非見てみたい。...

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山口集落のなまこ壁と、タイル流しコレクション

松崎の続き。 岩科学校からの帰り道でもはっとするほど美しい家があっていちいち立ち止まってしまう。 岩科学校でもらったマップで近くにもなまこ壁がたくさん見られる集落があることを知り、立ち寄ってみることに。 「山口のなまこ壁」と書かれていた集落には、本当になまこ壁の家がいっぱい!!細い川沿いの斜面に民家が密集して...

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旧依田邸を見に行く。

松崎の続き。 今度はバスに乗って大沢温泉へ。と言っても温泉に浸かるためではなく、旧依田邸の見学が目的である。 依田家は武田信玄の家来の家来だったと言われ、この地に移ってから400年間土地の名主であり、 木炭生産や廻船経営などを行ってきた。 十一代の佐二平と勉三兄弟のときが最盛期で、兄の佐二平は製糸業を興し衆議院議員も務めている。 弟の勉三は北海道で十勝の開拓に尽くした。 単体で残された表門。...

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