旧粘土工業所を見学 その2
めくるめく旧粘土工業所の続き。 エントランスから続く小部屋のドアが開いていて、奥の壁にタイルタペストリーが見えた。おお~~~っ! 中央には羊の顔の吐水口の跡が。割れてしまったのだろうか、剥がした跡が痛々しいな。。。中央にパイプが仕込んである 所を見ると、ちゃんと水が出る壁泉になっていたのだろう。そうするとこの前にエプロン状の池があったに違いない。...
View Article台北のモザイクタイル廟
少し前に台湾の連載がようやく終わったところだが、9月の連休にもまた台湾に行ってきた(笑)。今回は気負わずふらっと。 金曜の夕方のピーチは出発が3時間も遅れ、、、台北に着いたのはもう夜22時半。関空が復旧した直後だったからと いうわけではなく、単に到着機遅れで・・・おかげで夜歩きがまったくできなかった・・・(悔)...
View Article台北故事館でタイル展を見る
台北の続き。 台北ではちょうど今、嘉義の「台湾花磚博物館」による「老花磚的故事」展が、台北故事館で開催されているので、 それを見るのも楽しみの一つだった。 相変わらず青空にくっきりと映える台北故事館。美しい~~ 1階と2階に3部屋ずつのこじんまりとした洋館で、今は、この建物についての常設展がある1階の一部屋を除いて 全館が「老花磚的故事」仕様になっていた。...
View Article鶯歌をふらふら歩く。
台北の続き。 台北故事館でタイル展を見たあとは友人と別れ、ひとりでふらっと鶯歌へ行ってみる。 鶯歌は焼き物の町で2度ほど行ったことがあるが、まちなかにあまり古い建物はなく、タイルも見当たらなかった記憶がある。 陶瓷博物館も行ったことあったと思うのだが記憶が薄く(汗)、もう一度行ってみようと。 台北から台鉄の列車で30分ほど。停まった貨車や機関車を横目に見ながら駅を出ると、観光客が多い。...
View Article斗六の老街
台湾の続き。 今回は来るとき台北から入ったが帰りは高雄空港からの予定。・・・というのは、連休の最終日、 台北便は少し高く高雄便の方が安かったから。まぁ、数千円の違いなのだが(爆)。 ピーチでオープンジョーのチケットを指定できることを発見して、喜んで取ってみたというのもある(笑)。 高雄で1泊する予定で新幹線で南下。その途中で、前から行きたいと思っていた斗六や西螺に立ち寄って...
View Article斗六のまちなかをめぐる。
斗六の続き。 次に連れて来てもらったのは、斗六行啓紀念館。青々した芝生の広場の奥に鎮座するレンガ色の建物は 駅舎か、学校か、お役所か、などとと思うが、日本統治時代の1923(大正12)年に、裕仁皇太子が台湾各地を 行啓されるときに台湾内で8ヶ所に建てられた記念館のうちの1つ。 集会場や講堂などとして使われた。...
View Article西螺の老街を歩く。
斗六からの続き。 斗六でお昼を食べてから車で20分ほど走り西螺にやってきた。ここも古い街で、延平老街という日本統治時代に作られた まちなみが残る。濁水渓という大きな川が近くを流れ水が豊富にあったことから醤油の醸造が盛んに行われた。 中でも丸荘醤油は台湾でいちばん有名な醤油の老舗醸造元だとか。 延平路の東寄りにある東市場は、現在はもう青果や生鮮品は売っておらず、カフェや雑貨屋などが入っていて...
View Article西螺戯院
西螺の続き。 老街はまだ続く。 楕円や六角形がひときわモダンな雰囲気を醸し出しているこの建物は、1941年頃に建てられたもののよう。 昭和16年だと太平洋戦争に突入するころだが、こんな質の高いタイル貼りの商店建築が建てられていたのだな。 「山玉」、あっ違う、「玉山」か。この建物は珍しく1階がトンネル路地になっていた。元からだろうか!?...
View Article虎尾の役所関連建築3つ
西螺からの続き。 また車で20分ほど走り、虎尾へやってきた。ここは別の目的でいつか来たいと思っていたまちである。 台湾の農業といえばサトウキビ。製糖産業は近代における台湾発展の礎の1つであった。 畑で刈り取られたサトウキビを製糖工場へ運ぶサトウキビ列車は、台湾中南部でかつては網目のように 敷かれていたが、製糖事業の縮小やトラック輸送への切り替えなどによりどんどん廃止され、最後まで残ったのが、...
View Article虎尾駅と虎尾糖廠鉄橋
虎尾の続き。 まちなかから少し移動して来た。この虎尾駅は日本統治時代の1907(明治40)年に五間厝驛という名で 開業し、以降サトウキビ運搬に加え旅客営業路線としても重要な役割を果たしてきた。 1975年に廃止されたあと修復され、現在は旅客中心となっている。 中はベタなお土産屋(笑) 建物を通り抜けた裏には、、、広大なヤードが!駅舎は今も稼働している台湾糖業虎尾糖廠の敷地内にあるのだ。...
View Article高雄の夜散歩
虎尾からの続き。 高鉄で雲林から左営まで移動、台鉄に乗り換えて高雄に着いたらもうとっぷりと日が暮れていた。 長らく続いている台鉄高雄駅の工事はまだ終わらないようだ。跨線橋からホームを俯瞰できるのもこれが最後かと 来るたびに思っていたが、今も地上の状況はあまり変わらない。 ただ前回来た時に見えていたアーチ状の部材は設置し終わったようだな。...
View Articleあぁ、感動の高雄ライトレール
高雄の続き。 高雄発のピーチ便は14:00発なので、高雄での滞在は午前中いっぱいしかないが、去年開通したライトレール (高雄捷運環状軽軌)にどうしても乗りたいと思っていた。1月に嘉義へ行く前に高雄に少し立ち寄った時に 走っているのを目にして開通したことを知ったのだったが、その時は乗る時間もなく横目で見ていただけだった。 早起きして乗りに行くぞ~!...
View Article高雄の朝散歩
高雄の続き。 せっかく終点の籬仔内駅まで来たので、見知らぬ街をちょっとうろついて、朝食を探そう。 少し歩くと市場があった。どこでも市場は活気があって、生の食材が山積みされた光景は人間の生きる たくましさが感じられるから好きだ。 市場の入口脇にあった塩水意麺の屋台で食べることに。席に着くと、おっちゃん、大サービスで扇風機をこちらに...
View Article2018.9.21~24 雲林、高雄の旅 もくじ
ピーチのサイトでオープンジョーのチケットを買えるって知ってた!?私は初めて知った。 これまでは、関空~台北、高雄~関空というチケットを買いたいと思っても、行きと帰りをバラで買うしかないと 思っていて、帰り便は台湾ドル建てとなりセールがも適用されないのか結構高くなってしまうため諦めていたのだった。 買えるとわかって喜んで早速取ってみた。(複数都市うんぬん・・・のボタンから)...
View Article11/3~ INAXライブミュージアムで和製マジョリカタイル展
本次展覽將介紹日本瓷磚製造的歷史,從起源於模仿英國製造的維多利亞瓷磚,到日本製造商的工業歷史, 延伸到日本出口海外國家瓷磚的使用情況等。同時將介紹台灣花磚博物館,徐館長也將來日本演講。我希望台灣朋友來看看。 企画展 「和製マジョリカタイル―憧れの連鎖」 Japan-made Majolica Tiles―Trail of Inspiration...
View Article斗六の老街
台湾の続き。 今回は来るとき台北から入ったが帰りは高雄空港からの予定。・・・というのは、連休の最終日、 台北便は少し高く高雄便の方が安かったから。まぁ、数千円の違いなのだが(爆)。 ピーチでオープンジョーのチケットを指定できることを発見して、喜んで取ってみたというのもある(笑)。 高雄で1泊する予定で新幹線で南下。その途中で、前から行きたいと思っていた斗六や西螺に立ち寄って...
View Article11/3~ INAXライブミュージアムで和製マジョリカタイル展
企画展 「和製マジョリカタイル―憧れの連鎖」 Japan-made Majolica Tiles―Trail of Inspiration 【会期】2018年11月3日(土・祝)~2019年4月9日(火) 【会場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室 【休館日】水曜日(祝日の場合は開館)、2018年12月26日(水)~2019年1月4日(金)...
View Article台湾花磚博物館館長 徐嘉彬氏の講演会
INAXライブミュージアムでのマジョリカタイル展の開幕に先立ち、台湾花磚博物館館長徐嘉彬氏による 講演会が11/2に行われた。平日の17:00~だったため、一般の人の参加は少ないのではと危惧していたが、 私とmayumamaさんも招待して頂き、土・どろんこ館に用意されたスペースはほぼ埋まりほっとした。 通訳がついての講演だったが、徐さんのパワーポイント資料は日本語の解説入りという配慮がうれしい。...
View Article青島に泊まる
飫肥に敷瓦を見にいこうと、土曜午後のピーチで宮崎へ。今回は開き直って飫肥だけのつもりなので 夕方着いたら宿へ直行の予定だが、朝の海を眺められたらと青島に泊まることにしたのだった。 本数がとても少ない日南線の列車に乗り継げるバスの時間がカツカツで、飛行機の到着が少しでも遅れると アウトだったが、うまく時間通りに着いてくれて、飛行機を降りたらダッシュでバス乗り場へ。...
View Article日南線の駅風景
青島からの続き。 さて、飫肥へ向かうのに6:45に青島の宿を出た。 駅へ行く前にちょっと海を見に行こう。日の出は6:20ぐらいで、青島から昇る朝日が見れると聞いていたが、 やっぱりちょっと遅かった(汗) こんな早朝なのにもうサーファーがたくさん波間に浮かんでいる。日南海岸はどこもサーフィンスポットらしく、...
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