台北の続き。
台北ではちょうど今、嘉義の「台湾花磚博物館」による「老花磚的故事」展が、台北故事館で開催されているので、
それを見るのも楽しみの一つだった。
相変わらず青空にくっきりと映える台北故事館。美しい~~
1階と2階に3部屋ずつのこじんまりとした洋館で、今は、この建物についての常設展がある1階の一部屋を除いて
全館が「老花磚的故事」仕様になっていた。
高い天井、暖炉、大きな縦長窓。純洋風のクラシックな空間は美しいマジョリカタイルの展示にぴったりだなぁ!!
2ヶ国語で書かれた解説パネルはゆったりと配置されている。スペースの都合で日本語は省略されたらしく残念。。。
タイルの実物がはめ込まれたパネルは、タイルが落ちないように傾斜がつけられた特製の台に載せられている。
つやつやと光るタイルを間近で眺め、手で触ってその滑らかさを確かめることもできる。
台北市内でも市街地から少し離れた場所にある台北故事館だが、次々とお客がやって来て賑わっていた。
以前も書いたとおり台北故事館では洗面所や暖炉に実際にマジョリカタイルが貼られていて、展示と共に使用例を見る
ことができる。
ただし、台湾のマジョリカタイルは、このような使い方をされているのは例外中の例外と言ってよい。
こんな純洋風の邸宅建築は台湾には数えるほどしかない。だいたい台湾に暖炉など不要だ(笑)
これまでこのブログでも何度も紹介してきたが、台湾ではマジョリカタイルは伝統的民居や商店のファサードや
屋根の棟や軒まわりや室内の壁などに貼られている。
そしてそういった建物は老朽化して近年どんどん取り壊され、急速に失われつつあるのだ。
解体現場からタイルを救い出す、台湾花磚博物館館長の徐さんたちの活動の映像を、若い子たちも食い入るように見ていた。
三合院民居に住んだことのないだろう彼女らにも大きなインパクトを与えたに違いない。
マジョリカタイルがはめ込まれた古い家具の展示とともに、復刻タイルを使った新しい家具の展示もあった。
魅力が十分に伝えられるゆったり贅沢な空間の使い方。
そしてもう1つのお楽しみはショップでのお買い物。ここのショップはセンスがよくてほしくなるものがたくさん!
台湾花磚博物館オリジナルグッズも、嘉義の博物館で1月に見たときに比べても格段にラインナップが増えていた。
パッケージもセンスよくて、日本でも売れるだろうな!
この「台湾花磚竹茶盤」は、中華民国外交部により、2018年の台湾外交礼品に選ばれている。
国際交流の推進において、台湾文化をアピールできる優れたお土産品として推奨されるもの。
あぁ、マジョリカタイル展にぴったりな会場での、素晴らしい展示だった!
嘉義の台湾花磚博物館まで行く余裕がない人でも台北のここなら気軽に行けて美しいタイルを堪能できるね!
→台湾花磚博物館公式サイト
-----------------------------------------------------------------------------------
そして、日本でも・・・
常滑のINAXライブミュージアム「土・どろんこ館」で、11/3(土)から来年4/9(火)まで、
企画展「和製マジョリカタイル-憧れの連鎖」が開催されます!!その一部で、台湾花磚博物館のことも紹介されます!!
11/2(金)には、徐嘉彬館長が来日されオープニング講演会も行われます。先着20名。是非どうぞ!!
→LIXILプレスリリース
台北ではちょうど今、嘉義の「台湾花磚博物館」による「老花磚的故事」展が、台北故事館で開催されているので、
それを見るのも楽しみの一つだった。
相変わらず青空にくっきりと映える台北故事館。美しい~~
1階と2階に3部屋ずつのこじんまりとした洋館で、今は、この建物についての常設展がある1階の一部屋を除いて
全館が「老花磚的故事」仕様になっていた。
高い天井、暖炉、大きな縦長窓。純洋風のクラシックな空間は美しいマジョリカタイルの展示にぴったりだなぁ!!
2ヶ国語で書かれた解説パネルはゆったりと配置されている。スペースの都合で日本語は省略されたらしく残念。。。
タイルの実物がはめ込まれたパネルは、タイルが落ちないように傾斜がつけられた特製の台に載せられている。
つやつやと光るタイルを間近で眺め、手で触ってその滑らかさを確かめることもできる。
台北市内でも市街地から少し離れた場所にある台北故事館だが、次々とお客がやって来て賑わっていた。
以前も書いたとおり台北故事館では洗面所や暖炉に実際にマジョリカタイルが貼られていて、展示と共に使用例を見る
ことができる。
ただし、台湾のマジョリカタイルは、このような使い方をされているのは例外中の例外と言ってよい。
こんな純洋風の邸宅建築は台湾には数えるほどしかない。だいたい台湾に暖炉など不要だ(笑)
これまでこのブログでも何度も紹介してきたが、台湾ではマジョリカタイルは伝統的民居や商店のファサードや
屋根の棟や軒まわりや室内の壁などに貼られている。
そしてそういった建物は老朽化して近年どんどん取り壊され、急速に失われつつあるのだ。
解体現場からタイルを救い出す、台湾花磚博物館館長の徐さんたちの活動の映像を、若い子たちも食い入るように見ていた。
三合院民居に住んだことのないだろう彼女らにも大きなインパクトを与えたに違いない。
マジョリカタイルがはめ込まれた古い家具の展示とともに、復刻タイルを使った新しい家具の展示もあった。
魅力が十分に伝えられるゆったり贅沢な空間の使い方。
そしてもう1つのお楽しみはショップでのお買い物。ここのショップはセンスがよくてほしくなるものがたくさん!
台湾花磚博物館オリジナルグッズも、嘉義の博物館で1月に見たときに比べても格段にラインナップが増えていた。
パッケージもセンスよくて、日本でも売れるだろうな!
この「台湾花磚竹茶盤」は、中華民国外交部により、2018年の台湾外交礼品に選ばれている。
国際交流の推進において、台湾文化をアピールできる優れたお土産品として推奨されるもの。
あぁ、マジョリカタイル展にぴったりな会場での、素晴らしい展示だった!
嘉義の台湾花磚博物館まで行く余裕がない人でも台北のここなら気軽に行けて美しいタイルを堪能できるね!
→台湾花磚博物館公式サイト
-----------------------------------------------------------------------------------
そして、日本でも・・・
常滑のINAXライブミュージアム「土・どろんこ館」で、11/3(土)から来年4/9(火)まで、
企画展「和製マジョリカタイル-憧れの連鎖」が開催されます!!その一部で、台湾花磚博物館のことも紹介されます!!
11/2(金)には、徐嘉彬館長が来日されオープニング講演会も行われます。先着20名。是非どうぞ!!
→LIXILプレスリリース