高雄の続き。
せっかく終点の籬仔内駅まで来たので、見知らぬ街をちょっとうろついて、朝食を探そう。
少し歩くと市場があった。どこでも市場は活気があって、生の食材が山積みされた光景は人間の生きる
たくましさが感じられるから好きだ。
市場の入口脇にあった塩水意麺の屋台で食べることに。席に着くと、おっちゃん、大サービスで扇風機をこちらに
向けて固定してくれたけど・・・寒いからこっそり首振りにしたら、またご丁寧に首振りを止めてくれた(苦笑)
薄いひらひらの麺とあっさりしたスープは朝食にぴったり。
さておなかが落ち着いたらそろそろ移動しよう。
籬仔内駅から乗り込んだトラムはラッピング車両で窓にもシートが貼られていた。あちゃー、ハズレ!!
日本でもローカル線などで時々出くわすこのタイプ、ラッピングの柄が窓だけ抜けることなく全体に貼れて
中からは外の景色も見えるというものだが、無数に開けられた小さな穴越しに、人の目なら外の景色に焦点を
合わせることができるのだが、カメラで風景を撮ることはできない。いつも思うがこれはやめてほしいなぁ~~(汗)
高雄展覧館駅で降り、先に渡船乗り場を見に行こう。展覧館の建つ星光公園の一角に桟橋があるようだ。
運河と貨物線と岸壁に挟まれていたエリアがきれいに整備され、緑豊かな公園に生まれ変わった。
元々貨物線の線路が敷地を斜めに突っ切っていた名残の橋が残っていた。施設はサイクリングロード時代に
整備されたものだろうが、形の分かるこういうオブジェを残しておいてくれるのがうれしいね!
岸壁の奥の方には、多分家を買えるほどの値段であろう高級クルーザーが停泊していた。いや、庶民の家などより
ずっと高いかも。ま、私には縁はない(苦笑)
あぁそしてこれが渡船だな。しかし、、、桟橋は鎖で閉められており管理小屋にも人気がない。
時刻表が貼られている。なになに、13:00、14:00、15:00、16:00。
えーっ、午後だけかぁ!?
渡船はこの新光埠頭の端っこにある桟橋から旗津までを結んでいる。帰りはここから旗津へ渡り、また渡船で
鼓山へ戻ろうと目論んでいたが、無理だな。。。お昼には空港へ向かわないといけないのだ。残念。。。
貨物船が行き来する高雄港の中を旗津までクルーズするのは楽しそう~。次の機会には必ず!
渡船は諦めて、陳中和紀念館へ向かう。10分ほど歩くと見えてきた。あれだな。
テラスがぐるりと回った洋楼が、庶民的な住宅街の真ん中に塀に囲まれて建っていた。
陳中和は、日本統治時代に初めて台湾資本による製糖会社を設立したのをはじめ幅広い事業で成功し、
数々の政治家を輩出する高雄の名家陳一族の基礎を築いた人である。
この洋館は元々陳中和の邸宅として1920年に完成した。現在はすでに住まいでなく、1997年からは
記念館として一般に公開されている。
しかしここも月1回しか公開されていないのか。恨めしげに敷地のまわりをうろつき、柵の隙間から写真を。
立派なペディメントのレリーフや、入口まわりの水色のタイルなどを見ると、内部もこだわりの意匠がありそうな
気がしてつくづく残念。。。しかし入れたとしても内部は写真撮影禁止らしい。
ところで門の横に張り付くように建っているこのレンガ造りの古い民居は、陳中和の付き人の家だったのだろうか?
かなり古そうで、邸宅の敷地の一角を欠いたように建っているので、同時期に建てられたのではと想像する。
入口ドアが開いていたのでちらりと覗くと、祭壇があり今も人が住んでいる雰囲気だが人影はなかった。
※全く関係ないかもしれない。
戻りは国際展覧館駅の次の旅運中心駅まで歩こう。以前はこのあたり新光埠頭の岸壁まで伸びたレールが
残っていたっけ。
ところで、さっき車窓から見た草の生えた土塁のようなものはいったい何だ!?
岸壁からは少し離れたところに、間をあけて並んでいる。海に向かって高くなっており、岸壁側は垂直の壁。
防潮堤ではないだろうし、、、
階段があるので上ってみたら、上はフラットで港の風景がきれいに見渡せる。展望台なのか?
これはどうも倉庫のようだ。災害時の備蓄倉庫だろうか。ちょっと奇妙だが、夜にここに上って港を眺めるのも
ロマンチックだろう。あっ、海上花火大会の観覧席としてもぴったりだな!
さぁ、またトラムに乗って哈瑪星まで戻ってきた。何度も見ているが高雄港駅の展示をさらっと見ていく。
今やライトレールに生まれ変わった臨港貨物線のルート図を見る。この図の通り、将来的には環状鉄道となる計画。
哈瑪星から先、籬仔内から先も工事中で、2019年末には全線開業の予定とか。楽しみ~~!!
あぁ、楽しく充実した朝の散歩だった。
ピーチの高雄便は出発が14時台と早いが、空港が近いのでギリギリまで遊べる。
泊まった美麗島のホテルのチェックアウトが12時なのもGOOD。シャワーを浴びて荷物を整理して
悠々出発。高雄の定宿にしようっと!!
終わり。
せっかく終点の籬仔内駅まで来たので、見知らぬ街をちょっとうろついて、朝食を探そう。
少し歩くと市場があった。どこでも市場は活気があって、生の食材が山積みされた光景は人間の生きる
たくましさが感じられるから好きだ。
市場の入口脇にあった塩水意麺の屋台で食べることに。席に着くと、おっちゃん、大サービスで扇風機をこちらに
向けて固定してくれたけど・・・寒いからこっそり首振りにしたら、またご丁寧に首振りを止めてくれた(苦笑)
薄いひらひらの麺とあっさりしたスープは朝食にぴったり。
さておなかが落ち着いたらそろそろ移動しよう。
籬仔内駅から乗り込んだトラムはラッピング車両で窓にもシートが貼られていた。あちゃー、ハズレ!!
日本でもローカル線などで時々出くわすこのタイプ、ラッピングの柄が窓だけ抜けることなく全体に貼れて
中からは外の景色も見えるというものだが、無数に開けられた小さな穴越しに、人の目なら外の景色に焦点を
合わせることができるのだが、カメラで風景を撮ることはできない。いつも思うがこれはやめてほしいなぁ~~(汗)
高雄展覧館駅で降り、先に渡船乗り場を見に行こう。展覧館の建つ星光公園の一角に桟橋があるようだ。
運河と貨物線と岸壁に挟まれていたエリアがきれいに整備され、緑豊かな公園に生まれ変わった。
元々貨物線の線路が敷地を斜めに突っ切っていた名残の橋が残っていた。施設はサイクリングロード時代に
整備されたものだろうが、形の分かるこういうオブジェを残しておいてくれるのがうれしいね!
岸壁の奥の方には、多分家を買えるほどの値段であろう高級クルーザーが停泊していた。いや、庶民の家などより
ずっと高いかも。ま、私には縁はない(苦笑)
あぁそしてこれが渡船だな。しかし、、、桟橋は鎖で閉められており管理小屋にも人気がない。
時刻表が貼られている。なになに、13:00、14:00、15:00、16:00。
えーっ、午後だけかぁ!?
渡船はこの新光埠頭の端っこにある桟橋から旗津までを結んでいる。帰りはここから旗津へ渡り、また渡船で
鼓山へ戻ろうと目論んでいたが、無理だな。。。お昼には空港へ向かわないといけないのだ。残念。。。
貨物船が行き来する高雄港の中を旗津までクルーズするのは楽しそう~。次の機会には必ず!
渡船は諦めて、陳中和紀念館へ向かう。10分ほど歩くと見えてきた。あれだな。
テラスがぐるりと回った洋楼が、庶民的な住宅街の真ん中に塀に囲まれて建っていた。
陳中和は、日本統治時代に初めて台湾資本による製糖会社を設立したのをはじめ幅広い事業で成功し、
数々の政治家を輩出する高雄の名家陳一族の基礎を築いた人である。
この洋館は元々陳中和の邸宅として1920年に完成した。現在はすでに住まいでなく、1997年からは
記念館として一般に公開されている。
しかしここも月1回しか公開されていないのか。恨めしげに敷地のまわりをうろつき、柵の隙間から写真を。
立派なペディメントのレリーフや、入口まわりの水色のタイルなどを見ると、内部もこだわりの意匠がありそうな
気がしてつくづく残念。。。しかし入れたとしても内部は写真撮影禁止らしい。
ところで門の横に張り付くように建っているこのレンガ造りの古い民居は、陳中和の付き人の家だったのだろうか?
かなり古そうで、邸宅の敷地の一角を欠いたように建っているので、同時期に建てられたのではと想像する。
入口ドアが開いていたのでちらりと覗くと、祭壇があり今も人が住んでいる雰囲気だが人影はなかった。
※全く関係ないかもしれない。
戻りは国際展覧館駅の次の旅運中心駅まで歩こう。以前はこのあたり新光埠頭の岸壁まで伸びたレールが
残っていたっけ。
ところで、さっき車窓から見た草の生えた土塁のようなものはいったい何だ!?
岸壁からは少し離れたところに、間をあけて並んでいる。海に向かって高くなっており、岸壁側は垂直の壁。
防潮堤ではないだろうし、、、
階段があるので上ってみたら、上はフラットで港の風景がきれいに見渡せる。展望台なのか?
これはどうも倉庫のようだ。災害時の備蓄倉庫だろうか。ちょっと奇妙だが、夜にここに上って港を眺めるのも
ロマンチックだろう。あっ、海上花火大会の観覧席としてもぴったりだな!
さぁ、またトラムに乗って哈瑪星まで戻ってきた。何度も見ているが高雄港駅の展示をさらっと見ていく。
今やライトレールに生まれ変わった臨港貨物線のルート図を見る。この図の通り、将来的には環状鉄道となる計画。
哈瑪星から先、籬仔内から先も工事中で、2019年末には全線開業の予定とか。楽しみ~~!!
あぁ、楽しく充実した朝の散歩だった。
ピーチの高雄便は出発が14時台と早いが、空港が近いのでギリギリまで遊べる。
泊まった美麗島のホテルのチェックアウトが12時なのもGOOD。シャワーを浴びて荷物を整理して
悠々出発。高雄の定宿にしようっと!!
終わり。