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Channel: まちかど逍遥
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春風萬里荘のタイル

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春風萬里荘の続き。

土間の奥のお風呂を見に行くと、、、うぉう!?


おぉーっ!!何このタイル!?そして大小2つの丸が重なった浴槽。


竹?半円筒形のタイルは確かに竹だな!両端の斜めの線は、ずらりと並べたときに隣と連続して
まさにシュロ縄で縛って固定した竹垣のように見せている。


うおぉ~~っ、この色!すべてのタイルが異なる色合い。織部の緑色を中心として色の幅はかなり広く、
一枚一枚が作品のように美しい。


腰から上は格子のガラス窓で明るい。
壁の下方と床に使われている長方形のタイルもおとなしいが手作りのものとみられ、ぽってりとしていい感じ。


竹タイルの間に貼られている四角いタイルもまた、微妙なニュアンスカラーが素敵だなぁ~
いや、これはタイルというよりも陶板と呼ぶ方がふさわしいか。櫛目の入っているものも。




大きい方の丸は普通の浴槽。小さい方は蓋を開けると・・・全く同じ!ミニチュアみたいでカワイイ~~
熱いお湯を沸かしておくところかな?それとも水を溜めておくのかな?


魯山人のこだわりは浴槽の足元にも及ぶ。こんな丸みのあるタイル、いいねぇ~~


一人で床にへばりついて写真を撮る至福・・・(笑)
私も自作のタイルをこういう風に使いたいなぁ。


他のお客さんが来たのでお風呂場を譲り、外へ出てみよう。
こちらが正式な玄関と見える。


横へ回ってみると、さっきの色ガラスのステンドグラスが!石と竹にミスマッチで何だか謎めいてる~
石の部分は暖炉だな。


こちらの石の部分は浴室。


いつの間にか雨も上がり日が照ってきた。急に強い日差しが降り注ぎ、草葺屋根から湯気が・・・


睡蓮の咲く池を覗き込みながら庭をのんびり歩いていると、あんまり動き回らなくてもいいや、と
思ってきた。。。




続く。

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