関西からはとても行きづらくなかなか縁の無い北関東。
ふと、スカイマークの神戸~茨城便が使えるんじゃないか?と思いついた。
茨城便は以前ローソンのキャンペーンに見事当選してタダで乗ったことがあるのだが(笑)、
茨城の旅はとても楽しかったし、お気に入りのスカイマークを使って何か楽しいプランができないかと
常々考えていたのだ。
到着後のアクセスの不便さも、空港からレンタカーを借りれば大丈夫。それに鉄道が通っていないところにも
寄り道できる。笠間と、益子、大谷にも寄り道しながらほぼ一直線で日光まで行けるんじゃない?
・・・ということで、日光金谷ホテルを予約したのだった。もちろん安いプランで(笑)
心配していた台風は東へそれ、飛行機は定刻通り茨城空港に着いた。タラップへ出た瞬間、寒っ・・・!!
雨も少しだが降っている。んー、まぁ快方に向かうらしいから何とかなるかな。
岩間あたり(?)で見つけた商店、栗原時計眼鏡店。雨が結構降ってきたなぁ・・・
まず向かうは笠間。窯めぐりもしたいが雨も降っていることだし先に春風萬里荘へ行こう。
この建物はもともと、豪族で大庄屋でもあった伊東家の母屋で、現在の神奈川県厚木市近郊に建っていたのを
北大路魯山人が目をつけ、昭和の初めに北鎌倉に移築し自分好みに改装して住んでいたのだ。
彼の没後1965(昭和40)年にこの地に移築された。
重そうな草葺き屋根の上には中央に妙な穴の空いた破風が現れている。
これは本来入母屋屋根なのだろうが、屋根が肉厚すぎて妻壁が埋まっている感じ(笑)。
屋根の厚みがそのまま裕福さを体現したような、恰幅の良い建物だな。
入口を入ると広い土間で、右手には座敷が3部屋並ぶ。
裏千家の名茶室「又庵」を手本に魯山人が設計した茶室がある。きれいに整えられたお庭も。
しかしやっぱり見どころは左側だ。土間に面したラティス格子の引き違い戸の向こうは、もともと厩だった
ところを魯山人が自分の部屋にした部屋。
木レンガが美しいなぁ!
梁がむき出しの高い天井は広々とし、まるで山小屋のような、または民芸建築のような、居心地よさそう~~な
リビングルームになっている。中央の太い柱に馬をつないでいたといい、天井から下がっている四角い筒は
においを逃がす通気口だったそうだ。へぇ~~
床の木レンガ敷き、石組みの暖炉や棚、ベンチも自作。ちょうな削りの跡が美しいね~
棚も手で削った板。素敵な焼き物の数々が展示されている。あ・・・写真には写ってないけど(汗)
そしてこの部屋の奥には、魯山人が専用で使った男性用のトイレがあるのだが、そこには自作の焼き物の
小便器が、3つも。2つはダミーか!?(笑)
その横には、鮮やかな色ガラスがはめ込まれたドアが!
最初はここだけでなく全部このガラスが入っていた、とおばちゃんが言っていた。
全部というのは、今透明ガラスになっている履きだし窓のことだろうか。全部色ガラスだったらちょっと
濃すぎる空間じゃない・・・!?
さて、土間の奥にあるお風呂を見に行こう。
続く。
ふと、スカイマークの神戸~茨城便が使えるんじゃないか?と思いついた。
茨城便は以前ローソンのキャンペーンに見事当選してタダで乗ったことがあるのだが(笑)、
茨城の旅はとても楽しかったし、お気に入りのスカイマークを使って何か楽しいプランができないかと
常々考えていたのだ。
到着後のアクセスの不便さも、空港からレンタカーを借りれば大丈夫。それに鉄道が通っていないところにも
寄り道できる。笠間と、益子、大谷にも寄り道しながらほぼ一直線で日光まで行けるんじゃない?
・・・ということで、日光金谷ホテルを予約したのだった。もちろん安いプランで(笑)
心配していた台風は東へそれ、飛行機は定刻通り茨城空港に着いた。タラップへ出た瞬間、寒っ・・・!!
雨も少しだが降っている。んー、まぁ快方に向かうらしいから何とかなるかな。
岩間あたり(?)で見つけた商店、栗原時計眼鏡店。雨が結構降ってきたなぁ・・・
まず向かうは笠間。窯めぐりもしたいが雨も降っていることだし先に春風萬里荘へ行こう。
この建物はもともと、豪族で大庄屋でもあった伊東家の母屋で、現在の神奈川県厚木市近郊に建っていたのを
北大路魯山人が目をつけ、昭和の初めに北鎌倉に移築し自分好みに改装して住んでいたのだ。
彼の没後1965(昭和40)年にこの地に移築された。
重そうな草葺き屋根の上には中央に妙な穴の空いた破風が現れている。
これは本来入母屋屋根なのだろうが、屋根が肉厚すぎて妻壁が埋まっている感じ(笑)。
屋根の厚みがそのまま裕福さを体現したような、恰幅の良い建物だな。
入口を入ると広い土間で、右手には座敷が3部屋並ぶ。
裏千家の名茶室「又庵」を手本に魯山人が設計した茶室がある。きれいに整えられたお庭も。
しかしやっぱり見どころは左側だ。土間に面したラティス格子の引き違い戸の向こうは、もともと厩だった
ところを魯山人が自分の部屋にした部屋。
木レンガが美しいなぁ!
梁がむき出しの高い天井は広々とし、まるで山小屋のような、または民芸建築のような、居心地よさそう~~な
リビングルームになっている。中央の太い柱に馬をつないでいたといい、天井から下がっている四角い筒は
においを逃がす通気口だったそうだ。へぇ~~
床の木レンガ敷き、石組みの暖炉や棚、ベンチも自作。ちょうな削りの跡が美しいね~
棚も手で削った板。素敵な焼き物の数々が展示されている。あ・・・写真には写ってないけど(汗)
そしてこの部屋の奥には、魯山人が専用で使った男性用のトイレがあるのだが、そこには自作の焼き物の
小便器が、3つも。2つはダミーか!?(笑)
その横には、鮮やかな色ガラスがはめ込まれたドアが!
最初はここだけでなく全部このガラスが入っていた、とおばちゃんが言っていた。
全部というのは、今透明ガラスになっている履きだし窓のことだろうか。全部色ガラスだったらちょっと
濃すぎる空間じゃない・・・!?
さて、土間の奥にあるお風呂を見に行こう。
続く。