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Channel: まちかど逍遥
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宝塚ホテルのタイルを再現してみた。

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以前洋風建築めぐり講座で見た宝塚ホテルのタイル。


旧館のラウンジ(?)の通路に貼ってあったものだが、この味わい深い色合いと深い陰影に感激し、
思わずうめき声が出てしまうほど。


型押しタイルでもよく似た感じのはあるが、この深い陰影は実際に編んであるんじゃないか、、、と
思ったのだがどうだろうか。


そしてそれをリスペクトして、陶芸教室で作ってみたのがこちらの編み込みタイル。
宝塚ホテルのは二丁掛サイズだったが、小さな正方形にカットした。リボンを作って編んだのだが、
重なる部分に接着剤代わりのノロを塗ったり、別途下地の上に載せるという、結構な手間がかかっている。


並べてみるとなかなかいい感じじゃない!?


織部に乳白を散らしてある。文字通り乳化したような色になるので気に入っている。


こちらはmayumamaさんの通っている陶芸教室におじゃまして作ったもの。
前回は平織り(一本ずつ互い違いに交差)で編んだが、今回は綾織り(網代状)で編んでみたのだが
この小面積では分かりにくかったなぁ(汗)
ここで使っている土は粘りがあって編む作業が比較的しやすかった。


体験コースだったので釉掛けは先生にやってもらったが、いつも行っている教室にはない
なまこ釉と鉄釉(だったっけ?)を指定した。さすがにとても均一できれいに掛かっているな!


なまこ釉は掛かり方によって青色っぽく出るらしい。中央の青っぽいのがそうだが、他のベージュ色のと
同じ釉薬。きれいだなぁ~!!


こちらはまたいつもの教室で、網代感を出すために倍の大きさに作ったもの。


飴釉はたっぷり掛けた方がいい感じだなぁ~。アップルパイみたいで美味しそう!?
4枚できたが、釉掛けの厚さがまちまちになってしまった・・・やっぱり素人(汗)


宝塚ホテルのタイルには到底足元にも及ばないが、手作りとしてはまぁまぁうまく仕上がったかな!
しかし宝塚ホテルのはあれだけの面積の分、手作りで大量生産したのだろうか!?それとも自動で編める
機械があったのか、それとも実は型押しなんだろうか!?


あのとき宝塚ホテルの旧館はもう最後ということで見学したのだったが、今はどうなっているのだろうか。。。


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