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Channel: まちかど逍遥
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日田・別府の旅 豆田町のまちなみ

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豆田町の続き。

※これは2016年夏の旅です。

こちら薫長酒蔵資料館。てっぺんに小さな越屋根がついた本瓦葺きの寄棟屋根がインパクトあるなぁ!
道路に面して縦長窓が並び軒下にも洋風意匠が見られる。


水の豊富な日田では昔から酒造りが盛んだったといい、このクンチョウ酒造は江戸期に酒造を行っていた
豪商千原家から酒蔵を受け継ぎ昭和7年に創業。1702(元禄15)年から1918(大正7)年に
建てられた酒蔵5棟がそのまま残っている。正面の寄棟の建物も大正期のものらしい。


中庭にはレンガの煙突が高々とそびえている。


観光バスが乗りつける人気観光スポットであるが、実際今もここでお酒の製造が行われている「本物」で
あることが貴重だ。
しかし実はこの建物は昨日皿山からの帰りに見たので閉店間際で内部見学はできていない(悔)


まちなかをうろうろすれば、あっちにもこっちにも、土壁の蔵やアーチ窓のある町家や洋風意匠の
ある商店や、古い建物のリノベーション店舗・・・ほんとに町じゅうがそんな建物だらけ。すごい!


2階の窓がひさし付なのも変わっているが、土塗りのスライド式建具も珍しいな!


こちらはおしゃれなハーフティンバー風の二戸一住宅。


2階の小さな窓の上のしっくい壁が、わずかに盛り上がっているのは水切りのためなのだろうか。


船津歯科は2階がモルタル塗りで洋風外観の建物。きれいに改修され歴史交流館となっている。


窓の桟が繊細。


咸宜園を開いた儒学者広瀬淡窓の生家。なまこ壁でなく平瓦がそのまま腰張りにされている。
時間がないのでここも入場できていない・・・(汗)


あっ!!この泥だんご壁、同じものを見たことある!!土を丸めた団子と瓦を組み合わせて貼り付けた壁は
杵築で見たのと全く同じで、丸い窓があるのも同じ。まぁ、こちらの方がだんごがちょっと扁平だが。
古いものではなさそうなので、同じ系列の店なんだろうか!?


せっかく日田に来たから買いたいなぁと思っていた小鹿田焼の器、売る店はちょくちょくあるけど、
このお店は品数が多く素敵な商品が見栄えよくディスプレーされており、物欲が刺激される(笑)


しかし時間がなく選びきれなかった。具体的に大きさや用途をちゃんと決めておかないとダメだな・・・


いつものごとくギリギリに駅まで戻ってきた。ゼイゼイ・・・(汗)
ここからJRで由布院まで移動する。次の目的地は別府の明礬温泉だ。


ところで日田から明礬へ行くには、日田から九大本線で大分へ出てから別府へ、別府からは亀ノ井バス、と
何となく思っていたが、調べてみるとこれがとんでもなく時間がかかる。日田から由布院間が
1日数本しかなく、由布院~大分間も距離に比べてびっくりするほど時間がかかるのだ。
普通電車で大分まで乗り継ぎ含め3時間弱、鉄輪まで行くともう半日仕事。特急もコスパ面からみて
イマイチ(苦笑)。同一県内のひと山ふた山向こうの温泉へ行くのになんで4時間近くもかかるのか、、、


何とか日が暮れる前に着きたいと、ショートカットする方法を考え、由布院からバスで鉄輪へ向かう
ことにした。その方が若干到着が早い。バスは時間通りに来るかどうか不安で、万一乗り換えに失敗したら
路傍で途方に暮れることになるが・・・そっちに賭けよう。


日田~由布院の九大本線も広々として爽やかな田園風景を楽しめる。
滝だ!このあたりも途中下車してゆっくり散策したいところ。


豊後森の扇形車庫もまだ見に行けていないしなぁ。。。また今度フェリーで大分まで来るか~


続く。

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