出張のいいところは残業がないこと(笑)。誰に気兼ねなく定時で終われる。
こんな明るいうちに開放されるなんてこと大阪にいるとなかなかないからなぁ〜。
今年の1月に寝台特急日本海を利用する旅の中で札幌に行って、夜更けの札幌のまちなかを歩き回って
建築探訪したときに、中心部にある有名どころの近代建築は一通り見たが、携帯でさくっと検索すると
大通りより北、創成川より東のエリアにも近代建築が集まっているようだ。
まずは創成川沿いに瀟洒な姿を見せる、日本基督教団札幌教会。1904(明治37)年竣工。
基壇部に「札幌美以教会堂」の文字が見られ、もとはメソジスト系の教会として建てられたとか。
(キリスト教の宗派等については全然わからないのだが・・・)
石造の建物は教会のホームページによると「当時北海道庁土木課技師で札幌教会員の間山千代勝」に
よる設計だという。札幌軟石の色合いがいい。原色の鉄板葺きの屋根も雪国ならではの魅力。
人々の心のよりどころとして100年以上の年月を経てきた建物は、優しさにあふれている。
まちなかにはまだ石造りやレンガ造の倉庫がぽつぽつ残っていて、うまくお店として活用されている
ところもある。「青果輸出入問屋」と書かれたこの倉庫は、1月に来たとき苗穂から中心部へ帰るときに
乗ったバスの窓から見て目を引かれていたもの。おしゃれなコーヒーショップ「石乃蔵」になっている。
文字は石を彫り出してある!すごいな。
こちらはカトリック北1条教会。さっきの日本基督教団の教会に比べ圧倒的に華やかな印象。
聖堂のファサードは近年増築されたようで一見新しく見えるが、この聖堂は1916(大正5)年の築。
この横にある札幌軟石の外壁をもつ司祭館カテドラルホールの方が古く1898(明治31)年の築である。
幼稚園も併設しているようで、裏がこんなにかわいい。
その北側の公園内にあるのは、旧永山武四郎邸。屯田兵生みの親と言われる永山武四郎が明治10年代前半に
私邸として建てた和洋折衷の住宅だ。北3条通りには開拓使工業局の施設や各種工場などが建ち並び、
このエリアは北海道開拓の拠点であったという。
後年、昭和12年ごろに三菱工業セメント株式会社により付設された二階建洋館部分。同社の札幌寮として
使用されていたとか。永山邸の庭園とともに美しい姿で残されている。
こちらは観光地として超有名なサッポロファクトリーレンガ館。旧開拓使麦酒醸造所として
1892(明治25)年に建てられた工場建築であるが、北3条通りに面したファサードは趣向が凝らされ
やはりこの通りが表玄関だったことがよくわかる。
札幌のまちのシンボルのひとつであろうこの煙突、真下から見上げるとすごい迫力!
まちなかの古いレンガ建築もおしゃれなカフェに。
ごはんをどこで食べようか・・・と考えながら、さっきの石乃蔵の前にやってきたら、日が暮れて
さらにいい感じ!写真を撮っていたらお店の方が偶然出てこられて、誘われるままに、お店に入る。
これが大正解。「茶房」石乃蔵、という名ながら、食事も絶品!しかもリーズナブル。
「バー」とか「ビストロ」でなく「茶房」、一人で入っても気兼ねしない気安い雰囲気がうれしい。
和牛のローストビーフ、ピザトースト、ビーフシチュー(ハーフ)にコーヒーをサービスしてくれて、
なんと2000円!?ローストビーフのやわらかいこと、ビーフシチューの深い味わい。
そしてこのボリューム!!おなかいっぱい〜
一人の食事ではもったいない店だ。
石乃蔵から歩いて5分くらいのお風呂屋、七福湯で体をじっくり温めよう。ふぅ〜〜
1時間半ほど温まったのに、ホテルまで帰る10分くらいの道のりで湯冷め寸前!
あぁ北海道の気候はほんとにあなどれない。。。
こんな明るいうちに開放されるなんてこと大阪にいるとなかなかないからなぁ〜。
今年の1月に寝台特急日本海を利用する旅の中で札幌に行って、夜更けの札幌のまちなかを歩き回って
建築探訪したときに、中心部にある有名どころの近代建築は一通り見たが、携帯でさくっと検索すると
大通りより北、創成川より東のエリアにも近代建築が集まっているようだ。
まずは創成川沿いに瀟洒な姿を見せる、日本基督教団札幌教会。1904(明治37)年竣工。
基壇部に「札幌美以教会堂」の文字が見られ、もとはメソジスト系の教会として建てられたとか。
(キリスト教の宗派等については全然わからないのだが・・・)
石造の建物は教会のホームページによると「当時北海道庁土木課技師で札幌教会員の間山千代勝」に
よる設計だという。札幌軟石の色合いがいい。原色の鉄板葺きの屋根も雪国ならではの魅力。
人々の心のよりどころとして100年以上の年月を経てきた建物は、優しさにあふれている。
まちなかにはまだ石造りやレンガ造の倉庫がぽつぽつ残っていて、うまくお店として活用されている
ところもある。「青果輸出入問屋」と書かれたこの倉庫は、1月に来たとき苗穂から中心部へ帰るときに
乗ったバスの窓から見て目を引かれていたもの。おしゃれなコーヒーショップ「石乃蔵」になっている。
文字は石を彫り出してある!すごいな。
こちらはカトリック北1条教会。さっきの日本基督教団の教会に比べ圧倒的に華やかな印象。
聖堂のファサードは近年増築されたようで一見新しく見えるが、この聖堂は1916(大正5)年の築。
この横にある札幌軟石の外壁をもつ司祭館カテドラルホールの方が古く1898(明治31)年の築である。
幼稚園も併設しているようで、裏がこんなにかわいい。
その北側の公園内にあるのは、旧永山武四郎邸。屯田兵生みの親と言われる永山武四郎が明治10年代前半に
私邸として建てた和洋折衷の住宅だ。北3条通りには開拓使工業局の施設や各種工場などが建ち並び、
このエリアは北海道開拓の拠点であったという。
後年、昭和12年ごろに三菱工業セメント株式会社により付設された二階建洋館部分。同社の札幌寮として
使用されていたとか。永山邸の庭園とともに美しい姿で残されている。
こちらは観光地として超有名なサッポロファクトリーレンガ館。旧開拓使麦酒醸造所として
1892(明治25)年に建てられた工場建築であるが、北3条通りに面したファサードは趣向が凝らされ
やはりこの通りが表玄関だったことがよくわかる。
札幌のまちのシンボルのひとつであろうこの煙突、真下から見上げるとすごい迫力!
まちなかの古いレンガ建築もおしゃれなカフェに。
ごはんをどこで食べようか・・・と考えながら、さっきの石乃蔵の前にやってきたら、日が暮れて
さらにいい感じ!写真を撮っていたらお店の方が偶然出てこられて、誘われるままに、お店に入る。
これが大正解。「茶房」石乃蔵、という名ながら、食事も絶品!しかもリーズナブル。
「バー」とか「ビストロ」でなく「茶房」、一人で入っても気兼ねしない気安い雰囲気がうれしい。
和牛のローストビーフ、ピザトースト、ビーフシチュー(ハーフ)にコーヒーをサービスしてくれて、
なんと2000円!?ローストビーフのやわらかいこと、ビーフシチューの深い味わい。
そしてこのボリューム!!おなかいっぱい〜
一人の食事ではもったいない店だ。
石乃蔵から歩いて5分くらいのお風呂屋、七福湯で体をじっくり温めよう。ふぅ〜〜
1時間半ほど温まったのに、ホテルまで帰る10分くらいの道のりで湯冷め寸前!
あぁ北海道の気候はほんとにあなどれない。。。