2回目の札幌出張。
昼前に着いてひと仕事ふた仕事したあと、休憩時間を利用して北大植物園へ。
前回夜ごはんを食べてからホテルへ戻る前に近くをうろついていて、入りたいなぁと思っていた。
中に古い建築群があるのだ。16時半に閉まってしまうので、アフターファイブでは見れない。
北海道大学農学部植物園・博物館は重要文化財。
博物館の方が先で1877(明治10)年、植物園は1886(明治19)年に設置されたようだ。
ゲートの脇に、植物園門衛所。1911(明治44)年竣工。新山平四郎設計。
森を抜けると、数棟の建物が見えてくる。その中でひときわ目を引く立派なのが、博物館本館。
1882(明治15)年竣工。ベートマン(アメリカ)原設計、開拓史工業局営繕課実施設計。
ここは中の展示も見れる。内部は比較的きれいに改修されている。
その横に、バチェラー記念館。1898(明治31)年竣工、1962(昭和37)年移築。
これは登録有形文化財。
その横に、博物館事務所。1901(明治34)年竣工。中條精一郎設計。
見ていると中から工事の作業員さんが出てきた。事務所として使っているようだ。
博物館事務所付属博物館便所。1903(明治36)年竣工、1918(大正7)年移築。
明治時代の便所がそのまま残っているとはすごい。窓ガラスにスモークフィルムを貼ってあるのか
中はよく見えなかった。
その奥に、博物館倉庫。倉庫という用途ゆえだろうか、他の建物と違ってペンキは塗られていないが、
マンサード屋根にドーマーウインドウなどインパクトのある建物である。
1885(明治18)年竣工、1900(明治33)年移築。
園外から移築してきたものを除けば一番古い建物なのだな!
その横の建物もまた面白い。博物館事務所付属博物館鳥舎。1924(大正13)年竣工。
孔雀を飼うために建てられたものだというから驚き。こんなおしゃれな建具のはまった鳥舎とは!
前の鉄柱が立っているスペースにはおりがあったのだろう。
園内は広く花も多い時期で、植物もゆっくり見て回りたかったのだが、、、そういうわけにもいかず、
急ぎ足で出口方面へ向かう。
その途中にあとひとつあるのが、宮部金吾記念館。
1901(明治34)年竣工、1942(昭和17)年移築。中條精一郎の設計と考えられているようだ。
こちらは登録文化財。
ベランダのある形を見ると住宅のように思われるが、札幌農学校の植物学教室を移築して園長室、園事務所
として使われていた建物だという。
ここも内部に入れるようだったが、時間がないのでやむなくパス。
さて、仕事仕事、植物園を出て札幌市役所へ向かう。途中にある札幌グランドホテル、
ここが今日の宿だ。
ここも前回来た時にタイルのファサードに惹かれて、今度来るときにはここにしようと思っていたのだ。
2階から上がせり出した造形や六角形使いはいかにも昭和3〜40年代っぽい、と思ったら
やっぱり、1966(昭和41)年にこの本館が当時の「新館」として建てられたということだ。
→札幌グランドホテルの歴史
鉄製の重厚な格子だが、ちょうちょがとまったようなデザインがかわいい〜
札幌の仕事は大変でストレスが大きいが、ちょっと息抜きしながらがんばろう。。。
昼前に着いてひと仕事ふた仕事したあと、休憩時間を利用して北大植物園へ。
前回夜ごはんを食べてからホテルへ戻る前に近くをうろついていて、入りたいなぁと思っていた。
中に古い建築群があるのだ。16時半に閉まってしまうので、アフターファイブでは見れない。
北海道大学農学部植物園・博物館は重要文化財。
博物館の方が先で1877(明治10)年、植物園は1886(明治19)年に設置されたようだ。
ゲートの脇に、植物園門衛所。1911(明治44)年竣工。新山平四郎設計。
森を抜けると、数棟の建物が見えてくる。その中でひときわ目を引く立派なのが、博物館本館。
1882(明治15)年竣工。ベートマン(アメリカ)原設計、開拓史工業局営繕課実施設計。
ここは中の展示も見れる。内部は比較的きれいに改修されている。
その横に、バチェラー記念館。1898(明治31)年竣工、1962(昭和37)年移築。
これは登録有形文化財。
その横に、博物館事務所。1901(明治34)年竣工。中條精一郎設計。
見ていると中から工事の作業員さんが出てきた。事務所として使っているようだ。
博物館事務所付属博物館便所。1903(明治36)年竣工、1918(大正7)年移築。
明治時代の便所がそのまま残っているとはすごい。窓ガラスにスモークフィルムを貼ってあるのか
中はよく見えなかった。
その奥に、博物館倉庫。倉庫という用途ゆえだろうか、他の建物と違ってペンキは塗られていないが、
マンサード屋根にドーマーウインドウなどインパクトのある建物である。
1885(明治18)年竣工、1900(明治33)年移築。
園外から移築してきたものを除けば一番古い建物なのだな!
その横の建物もまた面白い。博物館事務所付属博物館鳥舎。1924(大正13)年竣工。
孔雀を飼うために建てられたものだというから驚き。こんなおしゃれな建具のはまった鳥舎とは!
前の鉄柱が立っているスペースにはおりがあったのだろう。
園内は広く花も多い時期で、植物もゆっくり見て回りたかったのだが、、、そういうわけにもいかず、
急ぎ足で出口方面へ向かう。
その途中にあとひとつあるのが、宮部金吾記念館。
1901(明治34)年竣工、1942(昭和17)年移築。中條精一郎の設計と考えられているようだ。
こちらは登録文化財。
ベランダのある形を見ると住宅のように思われるが、札幌農学校の植物学教室を移築して園長室、園事務所
として使われていた建物だという。
ここも内部に入れるようだったが、時間がないのでやむなくパス。
さて、仕事仕事、植物園を出て札幌市役所へ向かう。途中にある札幌グランドホテル、
ここが今日の宿だ。
ここも前回来た時にタイルのファサードに惹かれて、今度来るときにはここにしようと思っていたのだ。
2階から上がせり出した造形や六角形使いはいかにも昭和3〜40年代っぽい、と思ったら
やっぱり、1966(昭和41)年にこの本館が当時の「新館」として建てられたということだ。
→札幌グランドホテルの歴史
鉄製の重厚な格子だが、ちょうちょがとまったようなデザインがかわいい〜
札幌の仕事は大変でストレスが大きいが、ちょっと息抜きしながらがんばろう。。。