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Channel: まちかど逍遥
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雪の鹿児島 うなぎ湖畔の雪景色

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鰻温泉の続き。

鰻温泉は小さな温泉街で、15分か20分あれば集落をぐるっとまわって戻ってくることができる。


共同浴場もある。こちら区営鰻温泉。
かわいい温泉マーク!!丸い部分がうなぎになってる~~(笑)
ツバメはうなぎ地蔵のところにもあったな。同じ人が作っているのだろうか。


宿の温泉はいつでも入れるから、とりあえず先にここに入っておこう。
外観から分かる通り比較的近年に建て替えされていて、快適なお風呂屋さんと言う感じ。
さすがにお湯は硫黄の香りかぐわしく効き目ありそう~~!近所の人が何人も入っていた。


向かいのゴミ置き場(?)の柵にもツバメがいた。かわいいなぁ~!誰が作っているんだろう。


宿は庶民的な民宿であり特にエンターテインメントもないので、さっそく温泉に入るとするか。
内風呂と露天風呂があり、まずは内風呂へ。
おお~渋い。そして熱い!!


この薄暗さがいいなぁ。薄暗い中でお湯に浸かるというのは、なぜかとても落ち着く。
・・・しかし、熱くて浸かっていられない(汗)。かけ湯かけ湯・・・


露天風呂へ行ってみる。うぉ~~夜の露天、いいじゃないの!
実はここ、一応混浴ということになっている。というのは、浴槽の奥が左側の男湯とつながっているのだ。
もちろん好んで奥の方に行くわけもなく(笑)、手前側でちゃぽんと浸かる。しかしこちらも結構熱い・・・
鰻温泉はスメがあるくらいで源泉が高温なのだ。


汗をかくほど温まったあと宿泊棟へ戻る途中、明るく輝く月が見えた。ほぼ満月だな!
明日大荒れする気配なんて全く感じられない。どうせガセネタだろう。


・・・・とあなどっていたら、これである。
早朝にふと目が覚めて念のため窓の外を確認したら・・・目を疑った!!ええ~~っ、ほんとに降ったの!?
雪見風呂ができるんじゃない!?露天風呂へ行ってみよう~~~♪♪


露天風呂には誰もいない。脱衣所の小さな屋根の下にまで雪がハラハラと舞い込んでくる。
これは最高じゃないの~~!お湯は適温になっており、ゆっくり浸かりながら白銀の世界を眺める。
いやぁ~いいねぇ~~最高!!




朝食後宿の周りをうろついてこのレアな景色を写真に収める。
ほとんど雪の降らない大阪の人間にとっては少しの積雪でも子供のようにテンションが上がるのに
ここは南薩、意外な雪にひとりではしゃぎまくり(笑)




誰も上っていない宿泊棟の屋上は処女雪ふかふか!!


民家の屋根の上も真っ白な雪、その奥に鰻池の水面が見える。そしてその背後の山の斜面に朝の日が
当たって金色に光り輝く。なんて美しいんだろう!


こんな雪景色の中でも、近くの噴気孔からは激しく湯けむりが上がっていた。



美しい景色に見とれ、はしゃいでいたのも朝のうちだけ。チェックアウト直前に、JRが止まっている
ことを知り、バス会社に問合せたところこちらも全面運休だと・・・ええ~~っ!?
とりあえず指宿駅まで宿の車で送ってもらうが、宿のおっちゃんの話では南国鹿児島での突然の大雪で
タイヤチェーンも品切れ続出で皆大慌て、エンドウなどの作物も被害が大きいということだった。

続く。

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