秋田からの続き。
秋田駅から大曲まで移動し、そこから角館行きバスに乗る。鉄道の本数が少ない上に連絡が
よくなく、何とか早く角館に着くために考えた合わせ技。
角館は武家屋敷のまちなみが有名なので、歩けば他にもいい建物や風景があるかもしれない。
駅前の案内所にバッグを預けてとりあえずお昼にしよう。特にチェックしていなかったが
西宮家という武家屋敷の蔵を改装したレストランに入ってみることにした。
西宮家は角館の2つの武家屋敷のうち駅に近い田町武家屋敷通りに面し、他の武家屋敷と同様
広い敷地内に母屋と蔵が建っていて、建物の見学もできる。
母屋はカフェとしても使われているようだ。ちょっと中を見せてもらった。
これは文庫蔵。1894(明治27)年に建てられた、5つのうちでもっとも古い蔵。
七宝つなぎのナマコ壁が美しい。現在は展示室になっている。他に4つの蔵がある。
こちらがランチしに入った北蔵のレストラン。とても素敵な雰囲気!但し私が案内されたのは
その蔵に接続して増築された席。まぁ、続々お客がやって来る人気店で一人客ではワガママは
言えない。平日限定の880円のランチの最後の1人分を頂くことができただけでもラッキーだ。
しかしそのあとが悪い。
お勘定をしようと思ったら、持っている財布には200円ぐらいしか入っておらず、冷や汗!
残りのお金は預けてきたバッグに入れたままだった。旅先で・・・恥ずかしい~
事情を説明してすぐさま駅まで取りに戻ったが時間をかなりロスしてしまったので
今さらながらレンタサイクルを借りることにした。大急ぎで戻りお金を払ってから(汗)
自転車でまちなかをジグザグ走り回る。
すぐ近くの武家屋敷の門構えの中に洋館を見つけた!玄関だけが和風になっているな。
ハーフティンバーの木部は薄いピンク色、1F部分の下見板はパステルグリーンに塗られていて
メルヘンチックな雰囲気。
下見板張りに越屋根のある工場建築。
水平連続窓。
手前が洗車場になってしまっているけど。。。
案内所で書いてくれた推奨ルート以外の筋も通ってみるとこんなのを見つけた。「皆様の店イオヤ」。
うわぁ~!これはすごい。特徴ある石造りのファサード。押し出しが強いと言うのかアクの強い、
強烈なインパクトのある建物だ。正面の看板には「伊保商店」の文字と、丸に「イ」のマーク。
これは観光マップには全く載ってないけど、こういうのを見つけると楽しいんだよ。
味噌・醤油醸造の安藤商店のレンガ積造蔵座敷。1882(明治15)年に大火にあい
建物を消失したあと順次復興し、1891(明治24)年にこの蔵座敷が完成。
軒のあたりが変わってるなぁ。
窓まわりには漆喰で家紋や装飾が。
こちらはカネダイ薬局の蔵。暗めのトーンのレンガを積んであるが、基壇部と建物の角に石を
使ってあり、端正で落ち着いた雰囲気。素敵だなぁ!
写真を撮ろうと近寄ったら、タイミングの悪いことに1台の車がこの蔵の前にぴったりとつけて
駐車してしまった。おいおい!
基壇部に積まれているのはきれいな長方形に整形された柔らかい石で、馬踏み目地にしてある。
よく見るとこの石の表面がふっくら仕上げになっている。タイルで言うとクッションエッジだ。
いいなぁ、渋いなぁ。
続く。
秋田駅から大曲まで移動し、そこから角館行きバスに乗る。鉄道の本数が少ない上に連絡が
よくなく、何とか早く角館に着くために考えた合わせ技。
角館は武家屋敷のまちなみが有名なので、歩けば他にもいい建物や風景があるかもしれない。
駅前の案内所にバッグを預けてとりあえずお昼にしよう。特にチェックしていなかったが
西宮家という武家屋敷の蔵を改装したレストランに入ってみることにした。
西宮家は角館の2つの武家屋敷のうち駅に近い田町武家屋敷通りに面し、他の武家屋敷と同様
広い敷地内に母屋と蔵が建っていて、建物の見学もできる。
母屋はカフェとしても使われているようだ。ちょっと中を見せてもらった。
これは文庫蔵。1894(明治27)年に建てられた、5つのうちでもっとも古い蔵。
七宝つなぎのナマコ壁が美しい。現在は展示室になっている。他に4つの蔵がある。
こちらがランチしに入った北蔵のレストラン。とても素敵な雰囲気!但し私が案内されたのは
その蔵に接続して増築された席。まぁ、続々お客がやって来る人気店で一人客ではワガママは
言えない。平日限定の880円のランチの最後の1人分を頂くことができただけでもラッキーだ。
しかしそのあとが悪い。
お勘定をしようと思ったら、持っている財布には200円ぐらいしか入っておらず、冷や汗!
残りのお金は預けてきたバッグに入れたままだった。旅先で・・・恥ずかしい~
事情を説明してすぐさま駅まで取りに戻ったが時間をかなりロスしてしまったので
今さらながらレンタサイクルを借りることにした。大急ぎで戻りお金を払ってから(汗)
自転車でまちなかをジグザグ走り回る。
すぐ近くの武家屋敷の門構えの中に洋館を見つけた!玄関だけが和風になっているな。
ハーフティンバーの木部は薄いピンク色、1F部分の下見板はパステルグリーンに塗られていて
メルヘンチックな雰囲気。
下見板張りに越屋根のある工場建築。
水平連続窓。
手前が洗車場になってしまっているけど。。。
案内所で書いてくれた推奨ルート以外の筋も通ってみるとこんなのを見つけた。「皆様の店イオヤ」。
うわぁ~!これはすごい。特徴ある石造りのファサード。押し出しが強いと言うのかアクの強い、
強烈なインパクトのある建物だ。正面の看板には「伊保商店」の文字と、丸に「イ」のマーク。
これは観光マップには全く載ってないけど、こういうのを見つけると楽しいんだよ。
味噌・醤油醸造の安藤商店のレンガ積造蔵座敷。1882(明治15)年に大火にあい
建物を消失したあと順次復興し、1891(明治24)年にこの蔵座敷が完成。
軒のあたりが変わってるなぁ。
窓まわりには漆喰で家紋や装飾が。
こちらはカネダイ薬局の蔵。暗めのトーンのレンガを積んであるが、基壇部と建物の角に石を
使ってあり、端正で落ち着いた雰囲気。素敵だなぁ!
写真を撮ろうと近寄ったら、タイミングの悪いことに1台の車がこの蔵の前にぴったりとつけて
駐車してしまった。おいおい!
基壇部に積まれているのはきれいな長方形に整形された柔らかい石で、馬踏み目地にしてある。
よく見るとこの石の表面がふっくら仕上げになっている。タイルで言うとクッションエッジだ。
いいなぁ、渋いなぁ。
続く。