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Channel: まちかど逍遥
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秋田港の貨物風景

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苫小牧港からの続き。

昨夜ひどく揺れた苫小牧発秋田行きフェリーは、朝方再び揺れ続けたので
朝食も食べずギリギリまでゴロゴロ。秋田港に入港してようやく起き上がって身支度し、到着後ただちに下船。


港からは秋田駅行きの連絡バスが出るが、それに乗るつもりはない。というのも、
港の目の前は秋田港貨物駅なのだ!!
下船直前にデッキから見えていた扇型に広がるコンテナヤード。これを横目に素通りできようか!?
ターミナルを出たら早速見に行こう。




うぉ~、いいなぁ。この、船と鉄道が直結している感。


線路はフェリー乗り場の岸壁に平行した道路に付き当たって終わっているが、実際はここから直接
船に積みこんでいるわけではなく、地図を見るとイカの足のように、左右に各1本だけレールが長く
伸びていて、道路を渡り岸壁沿いに埠頭の先まで続いている。ここはいつ通るんだろう。



埠頭の先端まで乗り入れる貨物列車、見てみたいなぁ。

貨物駅をぐるっと半周しながら見て歩く。







ところで、秋田港と言えばうどんの自販機。早朝に到着したフェリー客に重宝されていたといい、
近年はレトロな珍しさで注目されていたようだ。この2ヶ月ほど前に、長らくこの名物自販機の
運営を続けていた商店が廃業することとなり、自販機の行く末が案じられていたが、引き取り手が
見つかり港近くの道の駅で運営継続されることになったというニュースを目にしていた。


お腹は空いていなかったが、ひと目見ておこうと道の駅に行って探してみたが、何と自販機は
建物内に置かれているらしく、建物は10時からしか開かないのだとか。これじゃあフェリー客が
使えないじゃないか~!完全な観光客向け?何かちょっと鼻白んでしまった。。。


秋田港貨物駅に停まっている貨車はコンテナばかりで、私としては興奮度低めだが、作業員が
貨車のチェックをしたりしている。動き出すのだろうか?




この踏切が閉まるのを見たいなぁとしばらく見ていたが動かないので、もう駅へ向かおう。




さて、秋田港の最寄駅の土崎駅までは徒歩15分くらいと近い。それに結構列車の運行頻度も高いので
十分港のアクセス駅として使える。
私は港でも空港でも、バスで直通する主要駅でなく、できる限り最寄のローカル駅を使いたいのだ。
少なくとも一度は。


土崎駅の跨線橋から見下ろすと、貨物駅へと続く線路が左手へそれていくのが見えた。


あっ!ディーゼル機関車に牽かれた貨物列車が来た!!しばらく駅構内に停車したあと、
貨物駅へ向けてゆっくりと進み視界から消えていった。


そのあとやって来た秋田行きの列車もレトロな顔でいいねぇ~


続く。

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