揚輝荘の続き。
聴松閣から北園へやってきた。こちらの方が敷地は広く、複雑な形をした池の周りに建物が点在する。
北園に残る建物のメインとなるのが、この伴華楼。「ばんがろう」と読むのはバンガローの洒落だ。
尾張徳川家から移築した座敷に、聴松閣と同じ鈴木禎次設計の洋室が増築されている。
1階のテラス部分は色とりどりの玉石が張られとっても素敵!!この石は建物の周囲のほか
藤棚の支柱の足元にも使われていて一体感を作り出している。
床や腰壁はタイル張りで、リゾート気分が高まる~
しかしこちらは公開していないという。土曜日が公開日だったんですけどねぇ、と。えっ、そうなの!?
(事前申し込みが必要)
ま、窓や戸は開けてあるので外から覗き込むことはできる。身を乗り出して内部を観察(笑)。
日本家屋のサイズ感だが、木材をふんだんに使用し多彩な洋風装飾を散りばめた濃密な空間。
造りつけの棚に、違い棚や杉戸絵のような和の雰囲気を取り入れてある。
このスケールでこのアーチ型の梁はゴツすぎるんじゃない!?狭い空間だが暖炉もある。
うさぎが餅つきをするレリーフがかわいいね!この場所が月見の名所なので、それにちなんだ
鈴木禎次の遊び心だとか。祐民と鈴木禎次が建築についてあれこれと楽しく語り合っていた
情景が思い浮かぶ。
内部も見どころが多いが、この建物は外観が特筆的に面白い!
カンティレバーにより張り出した2階の外壁を覆うのは、スレート瓦を思わせる木の板。
雲雀丘花屋敷の安田邸も木の板に覆われている部分があったが、こちらは角がカットされていて
まるでうろこのようだ。
そして暖炉の煙突は、タイルとスタッコの斬新な市松模様!
どうやってやったんだろう??タイルを市松状に貼ってから、タイルを養生して吹付け・・・?
それとも、モルタルを吹付けたタイル状のものを作っておいて交互に貼り付けたのか??
どちらにしても、メンドクサソ~!
裏の方へ行くといつの間にか和館につながっている。五色の玉石はそのまま和風にもなじむし
割竹張りの壁もうろこ板張りの壁と同色で違和感がない。お見事。。。
東隣にある豊彦稲荷との間には、また祐民コレクション(?)の瓦がデコレートされた塀が。
いや~ほんとにマニアックでおもしろいなぁ。
続く。
聴松閣から北園へやってきた。こちらの方が敷地は広く、複雑な形をした池の周りに建物が点在する。
北園に残る建物のメインとなるのが、この伴華楼。「ばんがろう」と読むのはバンガローの洒落だ。
尾張徳川家から移築した座敷に、聴松閣と同じ鈴木禎次設計の洋室が増築されている。
1階のテラス部分は色とりどりの玉石が張られとっても素敵!!この石は建物の周囲のほか
藤棚の支柱の足元にも使われていて一体感を作り出している。
床や腰壁はタイル張りで、リゾート気分が高まる~
しかしこちらは公開していないという。土曜日が公開日だったんですけどねぇ、と。えっ、そうなの!?
(事前申し込みが必要)
ま、窓や戸は開けてあるので外から覗き込むことはできる。身を乗り出して内部を観察(笑)。
日本家屋のサイズ感だが、木材をふんだんに使用し多彩な洋風装飾を散りばめた濃密な空間。
造りつけの棚に、違い棚や杉戸絵のような和の雰囲気を取り入れてある。
このスケールでこのアーチ型の梁はゴツすぎるんじゃない!?狭い空間だが暖炉もある。
うさぎが餅つきをするレリーフがかわいいね!この場所が月見の名所なので、それにちなんだ
鈴木禎次の遊び心だとか。祐民と鈴木禎次が建築についてあれこれと楽しく語り合っていた
情景が思い浮かぶ。
内部も見どころが多いが、この建物は外観が特筆的に面白い!
カンティレバーにより張り出した2階の外壁を覆うのは、スレート瓦を思わせる木の板。
雲雀丘花屋敷の安田邸も木の板に覆われている部分があったが、こちらは角がカットされていて
まるでうろこのようだ。
そして暖炉の煙突は、タイルとスタッコの斬新な市松模様!
どうやってやったんだろう??タイルを市松状に貼ってから、タイルを養生して吹付け・・・?
それとも、モルタルを吹付けたタイル状のものを作っておいて交互に貼り付けたのか??
どちらにしても、メンドクサソ~!
裏の方へ行くといつの間にか和館につながっている。五色の玉石はそのまま和風にもなじむし
割竹張りの壁もうろこ板張りの壁と同色で違和感がない。お見事。。。
東隣にある豊彦稲荷との間には、また祐民コレクション(?)の瓦がデコレートされた塀が。
いや~ほんとにマニアックでおもしろいなぁ。
続く。