水戸からの続き。
水戸泊の翌日は朝から常陸太田へ。地図で見るとそれほど距離はないのだが、水戸から直通の列車が
朝夕しかなく、意外に乗換えが多く時間がかかる。沿線は畑ばかりで駅も簡易なものばかり。
うつらうつらしている間に着いて、おっちゃんに肩をつつかれて慌てて降りた。
観光案内所でレンタサイクルを借りると、電動自転車のみだった。リッチだなぁと思ったが、後で分かった。
常陸太田の古い町の中心部は、「鯨ヶ丘」と呼ばれるとおりポコっと盛り上がった丘の上なんである。
もともとは島だったのか、すごい急勾配の坂道で、普通の自転車ではとてもとても上れない。
電動でも途中で上れなくなってしまったほど(汗)。あとは人力で押すしかない。
クジラの背中に上がってみてびっくり。事前に調べておいた近代建築は2ヶ所のみで、1時間あまり
あれば見れるだろうとたかをくくっていたのだが、、、
きれいな大谷石造りの蔵が現れた。
鯨ヶ丘の一等地であろう十字路に建つ、華道と書かれたビル。サイディングを剥がせば立派な塔屋が
姿を現すに違いない。
メインストリートの鯨ヶ丘商店街にはB級建築や昭和レトロ物件もたくさん。
三階建レンガ蔵。酒造業の稲田屋が1910(明治43)年に建てたものだとか。
レンガを使って軒周りだけ見ると洋風だが、日本の塗り壁の倉のように窓には分厚い扉がある。
現在はオープンギャラリー「倉」として、開かれた場となっている。
建物の間から時折見通せる坂道はいずれもえげつないほどの勾配で、絵としては魅力的だが、
一度降りたらまた上らないとと考えると降りたくない(汗)
おや、煙突が。
「マンゴク」ブランドの立川醤油。この鯨ヶ丘には昔から湧水が多かったらしく、太田七井と呼ばれる
有名な井戸があった。湧き水を利用して醤油も作られたのだろう。
古い木製看板を並べた薬屋、和田薬局。
「塩町館」と書かれたこの建物について検索してみると「明治30年に建てられた旧太田銀行の建物」との
記載を見つけた。しかしだいぶきれいなので復元またはいったん解体して修復したのかも??
円筒形の防火水槽の美品を見つけた!
こちらもかなり古そうな格子と黒壁の町家。老朽化が心配。敷地の奥には石蔵も見える。
続く。
水戸泊の翌日は朝から常陸太田へ。地図で見るとそれほど距離はないのだが、水戸から直通の列車が
朝夕しかなく、意外に乗換えが多く時間がかかる。沿線は畑ばかりで駅も簡易なものばかり。
うつらうつらしている間に着いて、おっちゃんに肩をつつかれて慌てて降りた。
観光案内所でレンタサイクルを借りると、電動自転車のみだった。リッチだなぁと思ったが、後で分かった。
常陸太田の古い町の中心部は、「鯨ヶ丘」と呼ばれるとおりポコっと盛り上がった丘の上なんである。
もともとは島だったのか、すごい急勾配の坂道で、普通の自転車ではとてもとても上れない。
電動でも途中で上れなくなってしまったほど(汗)。あとは人力で押すしかない。
クジラの背中に上がってみてびっくり。事前に調べておいた近代建築は2ヶ所のみで、1時間あまり
あれば見れるだろうとたかをくくっていたのだが、、、
きれいな大谷石造りの蔵が現れた。
鯨ヶ丘の一等地であろう十字路に建つ、華道と書かれたビル。サイディングを剥がせば立派な塔屋が
姿を現すに違いない。
メインストリートの鯨ヶ丘商店街にはB級建築や昭和レトロ物件もたくさん。
三階建レンガ蔵。酒造業の稲田屋が1910(明治43)年に建てたものだとか。
レンガを使って軒周りだけ見ると洋風だが、日本の塗り壁の倉のように窓には分厚い扉がある。
現在はオープンギャラリー「倉」として、開かれた場となっている。
建物の間から時折見通せる坂道はいずれもえげつないほどの勾配で、絵としては魅力的だが、
一度降りたらまた上らないとと考えると降りたくない(汗)
おや、煙突が。
「マンゴク」ブランドの立川醤油。この鯨ヶ丘には昔から湧水が多かったらしく、太田七井と呼ばれる
有名な井戸があった。湧き水を利用して醤油も作られたのだろう。
古い木製看板を並べた薬屋、和田薬局。
「塩町館」と書かれたこの建物について検索してみると「明治30年に建てられた旧太田銀行の建物」との
記載を見つけた。しかしだいぶきれいなので復元またはいったん解体して修復したのかも??
円筒形の防火水槽の美品を見つけた!
こちらもかなり古そうな格子と黒壁の町家。老朽化が心配。敷地の奥には石蔵も見える。
続く。