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Channel: まちかど逍遥
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常陸太田 クジラの背中をうろつく その2

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常陸太田の続き。

常陸太田の代表的な近代建築のうちの一つ、梅津会館。
この地出身の事業家梅津福次郎の寄付により1936(昭和11)年に太田町役場として
建てられた鉄筋コンクリート造の建物。当時は「県下一の豪華庁舎」と新聞を賑わしたそうだ。
市役所のあとは郷土資料館となっていたが、一昨年修復再生工事を完了し一般公開している。


立派な車寄せ。


中へ入ると1階はすっかり改装され柱と梁のフォルムが古い建物であることを示すのみだが、
2階へ上がる階段は大理石(貼り)の円柱がドカン!高窓から外光が注ぐ。






2階に上って驚いた!現在は使われておらず空き部屋になっているが、1階よりもオリジナルの
雰囲気が残っている。換気口のグリルも装飾的。


塔屋へ上る急な階段。


議壇にある扉は奉安庫だったようだ。


八角形の柱がポイント。塔屋を支える大黒柱だな。

あぁ、入ってよかった。

そうこうしているうちに1時間後の列車の時間が迫ってくる。う~ん、太田第一高校の講堂も観に
行こうと思っているのに・・・そこへ向かって走っているとまたちょいちょいレトロな建物があるし、
もう先を急がずこの町をゆっくり楽しむことに決めた。


こちらも古い醤油屋さん。ヨネビシ醤油。


一高の敷地は広く、目当ての建物が見当たらないのでぐるっと回ってみたのだが、
結局講堂は学校の敷地を270度ぐらい回ったところで姿を現した。反対回りだと近かったのに(苦笑)


ペディメントのある仰々しい擬洋風建築はいかにも明治。一般公開してないのでグラウンド越しで見るのみ。


素朴な看板がいいね!




台湾でよく見かけるようなバロック調の看板建築っぽいのも。


続く

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