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Channel: まちかど逍遥
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濁流の、湯の峰温泉

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湯の峰温泉の続き。

温泉までの山道が心配で、前日に龍神バスに電話して尋ねた。大雨の予報ですがバスは走るでしょうか?
大丈夫ですよ、との心強い返答で旅の決行を決めたのだった。バスの運転手さんも慣れている様子。
午後から降り出した風雨も夜には止んでしまったが、山の降水量は結構あったようで、
温泉街を流れる湯の峰川はこの通り。すごい濁流が渦巻いている!!


あれは、、、湯筒か。卵をぶら下げて温泉卵を作る池が河原にあるのだが、今はもう濁流にのまれて
近寄ることもできない。川の水が入り込んで温度も下がっているだろう。


じゃあ壺湯は??あれも河原にあったはず、、、
有名な壺湯は河原(と言っても渓谷状)の岩をくり抜いて浴槽とし、小屋をかけたもの。
青っぽく白濁したお湯が岩の隙間から湧き出す「壺」に浸かるのを楽しみにして来たのだ。

うわっ!濁流が滝のように流れ落ちるその横に、壺湯の小屋が心もとなげに建っている。


板戸は開け放たれ、川の水がわがもの顏で壺湯の中を通り抜けていくのが見えた。うゎちゃ~~!!
ダメじゃないの。よく見ると浴槽の中にまで濁流が流れ込んでいる。あぁ(嘆)



しかしこんな状態を見るのはある意味レアな経験だな。

仕方ないので、共同浴場のくすり湯に入ることに。壺湯の支払いと整理券の配布もここで行われており、
管理室にはちゃんと壺湯を写したモニターが備わっていた。ドバドバと川の水に蹂躙される壺湯・・・(涙)


共同浴場の内湯は2つあって、くすり湯の方が源泉100%で効能が高いと。
入るとタイミングよく貸切状態!すべすべ気持ちいいお湯で温度もちょうどいい~。極楽だ!




そしてこれが通常時の湯の谷川。翌朝にはすっかり水量が元に戻り、透明な清流に(笑)




湯筒も復活!さっそく温泉卵を作ろう♪


あっ、壺湯もやってる!!朝一から入れたのかぁ~、宿でゆっくりしてたので出遅れた。。。
もうすでに何組か順番待ちしている。料金を払ってから番号札をもらわなければならないことを途中で
気づき、もらいに行ったけど最後に回され・・・結局2時間近く待たされた(涙)


ようやく順番が回ってきた。
小さな水たまりとあなどるなかれ、結構深いのだ。ほんとに壷にすっぽりとおさまるような入り心地♪


待ちくたびれたけど、入れてよかったぁ!


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