三朝温泉へカニを食べに行くついでに、鳥取県内の琴浦というところへ行ってきた。
前回岩井温泉に行った時、帰り際鳥取のたくみ割烹でハヤシライスを食べながら、そこにおいてあった本を見ていて、
琴浦町の光(みつ)という集落に鮮やかな鏝絵やなまこ壁があることを知り、観光協会から鏝絵マップを
取り寄せておいたのだった。
駅から2km以上離れているがバスの便は極端に少ないため、最寄の赤碕駅からタクシーで乗りつける。
広がる田んぼの中に現れた集落の入口の駐車場には鏝絵マップが。結構有名なんだな。
マップには鏝絵のある家がナンバリングされていて、順路通りに歩けばもれなく見ることができる。
おお、さっそく二階の壁になまこ壁が。
二階の壁の下の方、一階の屋根の付け根(この部分のことを何と呼ぶのだろうか?)にはボーダー状の
装飾がある。いろんなデザインがあり、かなり派手!
なまこ+αも斬新!
そして玄関の入母屋破風の妻壁部分にも波模様のボーダーが。これは火事除けのまじないだろう。
鬼瓦も色つきで目立っている。
そして見事なのが蔵。こじんまりした大きさで平入りの蔵だが、1階と2階の壁はなまこ壁で、
このなまこ壁が、稲妻状で三階菱のようになっているものや、七宝繋ぎ、ひょうたん繋ぎなど、
のアレンジが豊富!
ちょっと変わったところでは、木材を模した鏝絵が。
入口扉の見返しは幾何学的でシンプルだが、入口の真上の2階の壁には額縁状の鏝絵、そしてひさしで
隠れがちだが、入口のまぐさ部分には横長の凝った鏝絵が入っている。額縁のデザインも多様。
蔵の2階に窓がある場合は扉の見返しに打出の小槌や巾着袋、鶴亀など縁起物をモチーフにした
鏝絵が入る。
オレンジ色の石州瓦だとさらにど派手!!
全て一般の民家なので敷地内には入れず道路から見るだけで、3倍ぐらいしかズームできない私の
カメラではなかなかうまく撮ることができない。。。(苦)
くねくね路地を、鏝絵を探しながらうろうろするのは楽しいな!
マップに載っていないところもあった。
主屋や蔵の妻壁には家紋や丸い鏝絵装飾。立体的なものもあって驚かされる。
家紋入り(?)巾着。
各家で競ったのだろうか、家や蔵のスタイルはだいたい同じなのだが、意匠は同じものはひとつもない。
職人さんの心意気を見た。
続く。
前回岩井温泉に行った時、帰り際鳥取のたくみ割烹でハヤシライスを食べながら、そこにおいてあった本を見ていて、
琴浦町の光(みつ)という集落に鮮やかな鏝絵やなまこ壁があることを知り、観光協会から鏝絵マップを
取り寄せておいたのだった。
駅から2km以上離れているがバスの便は極端に少ないため、最寄の赤碕駅からタクシーで乗りつける。
広がる田んぼの中に現れた集落の入口の駐車場には鏝絵マップが。結構有名なんだな。
マップには鏝絵のある家がナンバリングされていて、順路通りに歩けばもれなく見ることができる。
おお、さっそく二階の壁になまこ壁が。
二階の壁の下の方、一階の屋根の付け根(この部分のことを何と呼ぶのだろうか?)にはボーダー状の
装飾がある。いろんなデザインがあり、かなり派手!
なまこ+αも斬新!
そして玄関の入母屋破風の妻壁部分にも波模様のボーダーが。これは火事除けのまじないだろう。
鬼瓦も色つきで目立っている。
そして見事なのが蔵。こじんまりした大きさで平入りの蔵だが、1階と2階の壁はなまこ壁で、
このなまこ壁が、稲妻状で三階菱のようになっているものや、七宝繋ぎ、ひょうたん繋ぎなど、
のアレンジが豊富!
ちょっと変わったところでは、木材を模した鏝絵が。
入口扉の見返しは幾何学的でシンプルだが、入口の真上の2階の壁には額縁状の鏝絵、そしてひさしで
隠れがちだが、入口のまぐさ部分には横長の凝った鏝絵が入っている。額縁のデザインも多様。
蔵の2階に窓がある場合は扉の見返しに打出の小槌や巾着袋、鶴亀など縁起物をモチーフにした
鏝絵が入る。
オレンジ色の石州瓦だとさらにど派手!!
全て一般の民家なので敷地内には入れず道路から見るだけで、3倍ぐらいしかズームできない私の
カメラではなかなかうまく撮ることができない。。。(苦)
くねくね路地を、鏝絵を探しながらうろうろするのは楽しいな!
マップに載っていないところもあった。
主屋や蔵の妻壁には家紋や丸い鏝絵装飾。立体的なものもあって驚かされる。
家紋入り(?)巾着。
各家で競ったのだろうか、家や蔵のスタイルはだいたい同じなのだが、意匠は同じものはひとつもない。
職人さんの心意気を見た。
続く。