内子の続き。
間口が広く立派な町家が多い内子の「八日市護国重要伝統的建造物群保存地区」、その中でも
下芳我家や上芳我家はひときわ目立っているが、やはり本芳我家は格段の豪華さを誇っている。
さすが本家!!
しかしここは非公開。門からわずかに踏み込んでお庭越しに建屋を眺めるのみ。今も住んでおられるのかな?
道路から見える部分の装飾だけでも十分すごい。
通りを歩いているとちょくちょく見られるなまこ壁だが、六角形はここだけ。
二階の戸袋も色鮮やかな漆喰細工で飾られている。
デコラティブな蔵造りは上芳我家でも見られた。
豪商の邸宅、内部はいったいどんなだろう・・・興味しんしん。公開してくれないかなぁ。
そしてこれが旭館。
前回ここに来たのは2011年だからもう5年近く前だ。その時はマップにも載っておらず、忘れ去られ
打ち捨てられたような姿で路地の奥に佇んでいたのだったが、今日見る旭館は、こざっぱりした印象。
しかし決してピカピカにはなっておらず、ほこりが払われ朽ちた材が取り替えられ、もとの姿に戻ったのだ。
1926(大正15)年開館した映画館。1967年に閉館してからは所有者である森文醸造の倉庫として
長らく使われ、老朽化が進み解体の話もあったが、保存活用を望む声があがり保存会が結成された。
そして2013年、半世紀ぶりに映画が上映された。以降数回イベント的に映画上映などが行われているようだ。
この特異でシンボリックな建物を、活用しない手はない。よかった!!
木蝋生産で栄えた内子のまちは裕福であったからだろう、町家はどこも結構しっかりした造りであり、
古いまま残っている率が高い。「本物が多い」質の高いまちなみである。
個々の建物だけでなく、覗き込んだ路地の風景もまた内子のまちの魅力をより高めている。
石垣や建物の基礎、水路など、古い石積み構造物がとても美しいのだ。あぁいいなぁ・・・
そして黄色っぽい特徴的な土の色。これが絶対「伊予鉄カラー」の元になっていると思う。
水路の底面にも石が張られている。
ここでは青石はあまり見られなかったが、やっぱり伊予は石垣が美しいところである。
ゲストハウスになっている中芳我家住宅の裏側の路地。200円払えば庭へ入って見学できるらしいが
すみません、と呼んでも誰も出て来ず諦めた。どうもここは大部分きれいに改装されているようだ。
さてそろそろ移動しよう。
続く。
間口が広く立派な町家が多い内子の「八日市護国重要伝統的建造物群保存地区」、その中でも
下芳我家や上芳我家はひときわ目立っているが、やはり本芳我家は格段の豪華さを誇っている。
さすが本家!!
しかしここは非公開。門からわずかに踏み込んでお庭越しに建屋を眺めるのみ。今も住んでおられるのかな?
道路から見える部分の装飾だけでも十分すごい。
通りを歩いているとちょくちょく見られるなまこ壁だが、六角形はここだけ。
二階の戸袋も色鮮やかな漆喰細工で飾られている。
デコラティブな蔵造りは上芳我家でも見られた。
豪商の邸宅、内部はいったいどんなだろう・・・興味しんしん。公開してくれないかなぁ。
そしてこれが旭館。
前回ここに来たのは2011年だからもう5年近く前だ。その時はマップにも載っておらず、忘れ去られ
打ち捨てられたような姿で路地の奥に佇んでいたのだったが、今日見る旭館は、こざっぱりした印象。
しかし決してピカピカにはなっておらず、ほこりが払われ朽ちた材が取り替えられ、もとの姿に戻ったのだ。
1926(大正15)年開館した映画館。1967年に閉館してからは所有者である森文醸造の倉庫として
長らく使われ、老朽化が進み解体の話もあったが、保存活用を望む声があがり保存会が結成された。
そして2013年、半世紀ぶりに映画が上映された。以降数回イベント的に映画上映などが行われているようだ。
この特異でシンボリックな建物を、活用しない手はない。よかった!!
木蝋生産で栄えた内子のまちは裕福であったからだろう、町家はどこも結構しっかりした造りであり、
古いまま残っている率が高い。「本物が多い」質の高いまちなみである。
個々の建物だけでなく、覗き込んだ路地の風景もまた内子のまちの魅力をより高めている。
石垣や建物の基礎、水路など、古い石積み構造物がとても美しいのだ。あぁいいなぁ・・・
そして黄色っぽい特徴的な土の色。これが絶対「伊予鉄カラー」の元になっていると思う。
水路の底面にも石が張られている。
ここでは青石はあまり見られなかったが、やっぱり伊予は石垣が美しいところである。
ゲストハウスになっている中芳我家住宅の裏側の路地。200円払えば庭へ入って見学できるらしいが
すみません、と呼んでも誰も出て来ず諦めた。どうもここは大部分きれいに改装されているようだ。
さてそろそろ移動しよう。
続く。