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Channel: まちかど逍遥
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別所温泉 旅館花屋

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別所温泉の続き。

さてようやく旅館花屋へ。クラシカルなロビーでチェックインしたら気分も高まる~


私たちの部屋は離れや特別室ではないものの十分上質な和室で、お庭に面した広縁にテーブルセットも。


そして、いつも楽しみなウェルカムスイーツは・・・キャ~!!みすず飴がどっさり!

花屋は、養蚕業を営む南条吉左衛門やみすず飴の飯島新三郎ら地元の有志が共同出資して
1916(大正5)年に別所新温泉株式会社を設立し、小さな旅館しかなかった温泉地にゆっくり
くつろげる宿を作ろうと建築された。今年で実に100年!宮大工の手による館内随所の優れた細工は
現在まで美しく維持されている。

お風呂に入りに行きがてら、館内を散策。


広い敷地にいくつもの棟が配置され、離れの客室も点在するので、お庭の間を通って廊下があちこちに
延びている。→館内の配置図






軒先にはデザイン違いの吊灯籠がいくつも吊られていて、とっても素敵。


前回来た時はちょうど紅葉真っ盛りで、中庭の紅葉が真っ赤に染まったのベストシーズンだった。
今回は紅葉はないが、落ち着いたお庭を見ながらゆっくり歩き回れる幸せ・・・明日まで好きなだけ
うろうろできるのだ(笑)。


温泉は前回入った若草風呂と、男女入れ替え制の広さが異なるローマ風呂と、露天風呂も全部入った。
お気に入りは露天風呂。すべてのお風呂で源泉掛け流しということだが、この露天風呂が一番お湯が
いい気がした。


若草風呂は、浴室一面に伊豆石(伊豆若草石)と呼ばれる緑色の石が使われているのがその名の由来。
その名の通り緑色をした凝灰岩で、大谷石よりもさらに青いかもしれない。水に濡れると、もしかして
着色しているんじゃないかと疑うほどの鮮やかさ。

サンルームのように明るく気持ちいい。

大理石風呂はステンドグラスがたくさんはめ込まれていて目の保養も。しかしちょっと熱かったな・・・






この日はかなり混んでいるようで夕食は少し待たされたが、センスよく盛られおいしいごはんに満足!

翌朝チェックアウト済みの離れのお部屋を少し見せてもらったりして楽しんだ。

さて、上田電鉄で上田へ移動。

続く。



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