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Channel: まちかど逍遥
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台湾 瑞芳をちょろっとうろつく

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台湾続き。

嘉義から台北に帰ってきて駅前の宿にチェックイン。
翌日は2006年にも訪れた平渓線を再訪することに(もう9年も経つのか!!)。
前回の記事は今見たら何ともあっさり終わっているが(苦笑)、この沿線は昔炭坑があったところで
その遺構がいろいろ残っているのである。以前も下車した十分はこの沿線で一番の観光地だが、
実は前回は駅の近くの商店街しか歩いておらず滝も炭坑跡も見ていなかったのだ。これでは十分に
行ったとは言えない(苦笑)。それで今回は炭坑跡を訪れトロッコにも乗ろうという計画である。

台北から乗った列車を瑞芳駅で下車して平渓線に乗り換えるのだが、時間がかなりある。。。
平渓線の一日券を買ったのを幸いと、瑞芳のまちをちょろっと歩いてみることにする。


日本式の旅館、瑞芳旅社。炭鉱が栄えこの瑞芳も乗換駅として賑わった、栄華の時代の名残。
この隣は建物が取り壊され更地になっていたが、日式宿舎があったようだ。
駅前再開発にかかっているのだろうか。。。


駅の北側の商店街は古く、こんなバロック風の商店建築があったり。


美しい石段のアプローチは林家牙科。日本統治時代は駐在所だったらしい。


義方商行は間口の広い商店建築。メダイヨンなど洋風の装飾がついている。


いったん瑞芳駅に戻ってきたが、駅前の案内板を見ると、なに!?軽便鉄道の軌道跡があるって?


それは見ないとあとで後悔するぞ・・・時間は押してきたが、見に行こう。
あれ、さっきのバロック風建築があったすぐそばじゃないか(汗)
この右手の路地を入っていくと・・・・


うわぁ、雰囲気あるなぁ!!
レールはもちろん後から作られた「オブジェ」。だけどこの路地の細さやカーブが
当時のトロッコ道のまんまな感じ。


沿線の建物は古いものもあり、レンガ塀や屋根に生えた雑草などもいい味だしてる。
アートっぽく飾られた街灯もアクセントになっているね。


ずっと追いかけていくと、ある敷地に当たって終わっていた。終点にある小さな祠は・・・?


何と、犬のウンコ処分箱だった(笑)。軽「便」鉄道ってか(爆)


さて、平渓線の列車の時刻が迫ってきた。ヤバイヤバイ!最後は小走りで駅へ戻った。


やってきた列車は派手なラッピング列車でちょっとがっかり(苦笑)
それでも山の中へ向かって走る列車の車窓から渓谷が見えてきたらテンションも上がる!!


三貂嶺駅も降り立ちたい駅のひとつ。帰りに時間あるかなぁ。。。


十分駅のホームにすべりこむ列車の車窓からは、すでに大賑わいの沿線商店街が目に入る。
氷やスイーツを食べたり行灯を飛ばしたり。
運転士さんがタブレットを持っていた。あぁ、平渓線は単線だったな。この駅で列車交換が行われる。


さて、おやつを横目に、目的の炭坑跡へ向かおう。


続く。


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